すぐる

世界の誰の邪魔もしません 静かにしてます

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最近の記事

でも涙が出るのはなんでかなあ

悲しみを隠さずにそのまま他人の前でさらけだしてしまうのはすごくみっともない、と思っていて、いやでも時々我慢できずに「こんなにつらくて可哀想な私に寄り添ってよ!」と世界中に言いたくなってみっともなさ5億点みたいな自我を撒き散らすつぶやきを深夜にSNSに投稿したりもする未熟で矛盾した人生なんだけども、とにかく私は「人前で、自分の感情に任せて無防備に泣くのはみっともない」という価値観をずっと抱えて生きている。 この「自分の感情」というのは、ほんとうに個人的な体験からの悲しみであって

    • わたしが生まれた朝に

      わたしの父親はどうかしてる人間だったので、「もし誤って落としてしまったら、俺もそのまま一緒に飛び込もう」と思って、東尋坊の崖っぷちで一歳のわたしを『高い高いキャッチ』したそうです。あの時父親がミスってたらいまのわたしは居ないんだなと、ふとした時に思ってはゾッとしたりホッとしたりなんとも言えない気持ちになります。 妹のお腹に子供がいたとき、押したら風船みたいに破れるんじゃないかと心配で「さわっていい?」って自分から聞いてみた癖に、さわるのを躊躇った。でも結局好奇心に負けておっ

      • 【日記】8/20インテの振り返りとお礼

        サークル参加だから屋内にしかほぼいないので楽勝ですわ~オホホと思ってたのに6号館が驚きの暑さで息してるだけで死にかけました。 来年は絶対に油断せずに凍らせたペットボトルとハンディ扇風機を持ってくるんやと誓いました。油断せずに行こう。イマジナリー大石もそう言ってる。 イベント参加するのももう何回目か分からないくらいに回数を重ねている筈なのに全く学びがないなあと我ながら呆れました。 お手伝いしてくれた友人がいなければ設営もあたふたして時間通りにいかなかったような気がします。 【

        • 僕が僕でいられるように

          (あすかみみさんの『awake』という演目の感想文です) 衣装制作の過程をSNSでチラ見せしてくれてたとき「ハート」が見えたので「ひらひらふりふりの可愛い系の演目かな?アイドルとかそっち系?」とわくわくして待っていた今回。 またいい意味で裏切られました。 今回の新作はピエロ! オタクはサーカスとかピエロとか大好きなので「賑やかで楽しい演目なのかな~」と思って劇場へ。 そしたらこれもまたいい意味で裏切られることに。 開演とともに現れたのは、暗闇の中で手にライトを持って踊るピ

        でも涙が出るのはなんでかなあ

          小説同人誌の表紙メイキング

          《前置き》 何から手を付けていいか分からんという文字書きさん向けです!!! フォロワーさんから要望があったので、ド素人が分からん、、、分からん、、、と泣きながら独学で制作している過程を恥を忍んでシェアします。 表紙を自作したいけどデザイン何から手を付けていいか分からんのやという文字書きの皆さんの同人活動の一助になれば幸いです。 ※「そんな当たり前のことを???」と詳しい人には呆れられるようなことばかり書いてあります。デザインとか同人誌表紙づくりに詳しい人は読まないで下さい

          小説同人誌の表紙メイキング

          わたしこの街が好き

          街は好きな人に似てる。 この前は西成区で暮らしてた。 北向きの部屋で薄暗かった。でも窓を開けるとかすかに路面電車の走る音が聞こえてくるのが好きだった。 さびれた商店街の中に突然現れるチンチン電車の線路は神秘的で、散歩中に見かける度どこか異国に来たみたいな気持ちになった。 お気に入りの喫茶店も見つけたし、桜の綺麗な公園も、帰宅時によくすれ違う可愛い犬もいた。たった一年ほどしか住んでいなかったのに、こんないいところはないな、と思ってた。 もう、ここ以上に素晴らしい場所なんてない、

          わたしこの街が好き

          syoujiki

          父親の話。 私の父はもうどうしようもない酒カスでした。酔って大声で怒鳴るだけならマシで、母はあばら骨を折られたり鎖骨を折られたりしたことがあるそうです。朝起きたら居間が台風でも通過したみたいになってて、散らばったビール瓶や灰皿や書類の真ん中で、父が「これ、おれがやったんか」と申し訳なさそうにへたり込んでいるのはよくある光景。 「最初のころはちゃんと片付けてたけどな、あいつ起きたら忘れて、おれそんなんしてへんとか言うねん。腹立つから証拠残してんねん」母はそう言いながら、父が出

          病んでた

          もうやめてもいいんじゃない? やめちゃいたい!と思うくらいでした。やめるとは? 生きることを、です。 私はけっこう意地汚い方だから、どんなにつらいことがあっても「死にたい」とは思わないです。「あー死んじゃいたい」とは言うけどそれはティッシュペーパーくらいの軽さで、鼻かんだら忘れます。今日のコーデみたいなもんです。ハッシュタグつけて消費しようね。 ただ、昨日くらいからキてて、久々に今朝『やめたい』と思いました。こんなに苦しいのはもうやめたい。今までは仕事に不満を抱えてだらだら生

          病んでた

          二次小説書きたいけど書けない人向け【書き物術】

          前置き小学生からずーっと文章を書くのが好きだった私ですが、実は昔はオタクの端くれとしてイラストを描いたりしていました。 と言っても殆どが模写。描いてる間は無心になれるし、自分の絵は時間をかけた分だけ可愛くて、下手くそでも楽しかった。 しかし中学生になって壁にぶち当たります。 それは、めちゃくちゃ絵の上手い同級生でした。 とは言え同級生も中学生。学校内では神童扱いだったが、かと言って人の域を超えてはいなかった。 そこに第二の壁。 インターネットです。同世代の人ならまだいい。次々

          二次小説書きたいけど書けない人向け【書き物術】

          「私の書く文章を嫌いで嫌いででも嫌いになりきれないと手紙をくれた名もなき誰かさんへ」

          こんにちは。先日はお手紙ありがとうございました。すごく驚きました。 あなたの【復讐】は大成功だと思います。 私、昨夜は動悸息切れで気分が悪くなって、友人に話を聞いてもらって、それでも治まらない吐き気に襲われながら、睡眠薬を飲んでようやく眠りにつきました。 こわかったです。 私って、もしかして結構他人への影響力みたいなのあるのかなって思ったら恐ろしくて、こわくて、震えて眠りました。 あなたが〝実在する〟という当たり前のことを、私よく分かってなかったみたいです。 お題箱やマ

          「私の書く文章を嫌いで嫌いででも嫌いになりきれないと手紙をくれた名もなき誰かさんへ」

          ブログみたいな感覚で始めてみました 粗相があったらすみません

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