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『  オレンジ  』


昨日書いてる途中で寝落ちた書きかけの文章に少し手を加えた。

君が悩む時は僕も同じくらい悩む。
否が応でもそうなる運命を"共"有している。



嫌な胸騒ぎがする。

紫か、青か、
過去に縋り付きたい程揺らいでいるのか。

自分の色を見失っているのか。
自分自身を見失っているのか。

君らしさとは。その色を選んだ意味とは。

揺らいでいる今の自分を見られたいのか。



日食は太陽が主役の輪舞曲。
太陽が居なくなれば、ただの月の独り善がり。

君が放つ橙色の熱と光で、
あの塔を焼き落としてよ。

ダイヤモンドリング、亡くさないで。

僕のオレンジの片割れ。
オレンジ色以外の甘橙は甘橙と呼べるのか。


言葉が少ない分、僕は足りない所を自分の妄想で暴走してしまう。自身の思考の波に流されて行き着く先は_____。

早く思考の息の根を止めてくれ。

嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ

色褪せないで、橙色。
焦らないで、君色。

僕の言葉を燃料にして。
消えそうでも必死に何かにしがみ付いて。
無差別に火の粉振り撒いて燃え広がっていて。

足りないならそう言って。
いくらでも注ぐよ、火に油。


僕は君が偶像辞めたら、誰の幻影も追わずに綺麗に去る覚悟が決まっている。

君が壇上に居ないなら留まる意味はない。

それくらい君は僕にとって何者にも代え難い存在。

パフォーマンス力ってやつはどう頑張っても主観が入るし、その時点で完璧な数値化は出来ないのだから劣等感抱くまで周りと比べるだけ無意味だ。

技術力なんて練習すれば後からいくらでも付いてくる。それよりも君の声でしか、歌い方でしか響かない曲が、歌詞があることを誇りに思って欲しい。もっと強い武器にして欲しい。

同じ色でも皆んな同じ顔、表情、形、声、動きをする。大事なのは君を君たらしめる「個性」。

僕一人の言葉は、太陽の子を満足させるには軽過ぎるかもしれないけど、例え一人でも二人でも、君の力で他者の心を動かすことが出来たのならそれだけで「個性」があることの証明となる。

僕自身が君が君として立派に生きた証になる。何度も消えかけた光だけど、君のおかげでその度に輝きを増して蘇ったんだ。

永久歯ぶっ壊す程の生存美を噛み締めてやる。

「唯一無二」の称号が欲しいなら、僕が君にくれてやる。君しか僕の存在理由になれない。君の存在が他の追随を許さない。僕を離さない。

君はこれからも、ずっと僕の唯一無二だ。

だから君も僕の太陽、
オレンジの片割れで居ることを辞めないで。

辛い地獄も君となら楽園なんだ。

揺らめく地獄の業火は何色だ。

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