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「今度いつ行けるの!?」から考える〜1人1人と集団〜

スクールを9月から開校するにあたり、体験会をさせていだきました。ご参加いただいた方々、ありがとうございました。

参加してくれた子どもたちは、「楽しかった!また行きたい!」と言ってくれました。嬉しい限りです。ありがとうございます。


その中で、「今度いつ行けるの!?」という言葉がありました。


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この言葉をいただいた時に、自分の目指す「指導者」スクールの「方向性」子どもとの「関わり方」を、もう一度改めて考えました。


私は、子どもに関わる指導者として、大切にしていることが3つあります。

一緒に喜ぶこと。承認すること。1人1人と集団を観ること。


普段考えていることを文字にしてみました。最後まで読んでいただけると、嬉しいです。



①一緒に喜ぶ〜成長したいと思っている〜


人はたいていのことは、できずに生まれてきます。

歩く。走る。話す。字を書く。人の気持ちを考える。

誰かに教えてもらい、手伝ってもらい、誰かのやっていることを観て学び、できるようになっていきます。

人は、成長していきたいと本能的に感じていることが多いので、できるようになれば喜びに繋がっていると思っています。

「今までできなかったことが、できるようになる。」嬉しいと感じることの1つですし、また頑張って取り組んでみようと思う理由にもなります。


できないことが、まだまだ多くある子どもたちは、

「できるようになりたい!」

「教えてほしい!」

「もっとやりたい!」

「成長したい!伸びたい!」

と思っています。


言葉にして気持ちを伝える子どももいれば、態度で示す子もいます。表現の仕方はいろいろありますが、心の中では成長したい。と子どもたちは思ってる。私はそう思います。


できるように、「認めて」あげること。

できるように、「声かけ」をすること。

できた時に、「ほめる」こと。

できた時に、一緒に「喜ぶ」こと。


いつも心がけていることです。子どもたちそれぞれ育ってきた環境が違ったり、感じ方が違ったりします。具体的な「声かけ」や「ほめる」言葉は変わりますが、内容は同じです。

繰り返していくうちに、子どもたちの表情や姿勢は変わります。子どもたちとの信頼関係も自然と強くなります。

どの子どもたちと接する時でも、忘れないように心に持っています。


人が成長していく手助けをするのなら、大切な過程だと私は思っています。





②暖かさ〜ありのままを受け入れる〜


そのことが正当または事実であると認めること。よしてして、認め許すこと。聞き入れること。

「承認」



子どもと接する時は、いつも心に置いている言葉です。


「できひん。」「それ、いやだ。」「ルールわからん。」「パスが悪かったから、シュートが打てなかった。」

何を言っても、どんなことをしても、まずは一度受け入れます。


「できなかったんだね。」「それ、いやだったんだね。」「パスが悪かったから、シュートが打てなかったんだね。」

もちろん、子どもの実態や状況、声をかけるタイミングによっては、毎回言葉による承認は行わないこともあります。

ただ、大事なことは、「あなたの言っていることを私は受け入れています。」と子どもたちに伝わること。



子どもたちの言うことを受け入れないと、こちらの言うことも受け入れてくれません。そう思っています。

素晴らしい理論を説明しても、どれだけ熱心に伝えても、子どもたちの発する言葉を受け入れなければ、届かないことがある。そうも思っています。



自分のことを、ありのまま受け入れてくれる。なんか暖かい。

親と子ども。先生と児童。コーチと選手。

暖かさが感じる関係って、素敵だと思います。





③1人1人と集団〜環境が人を作る〜


「自分の考えや価値観は、普段よく接している5人の平均。」

よく聞く言葉です。

人は環境に大きく左右されがちです。集団の力は大きく、集団が成長することで、個人も成長していくことがあります。


互いに認め合って、伸びていこうとする集団は、必ず個人も伸びていきますし、互いに刺激し合っているものです。

自分を成長させてくれる集団、環境に身を置くことは、とても大事だと思います。


環境を作るのは、まずは指導者が中心となるはずです。指導者が方向性を示し、行動を見せて、背中で語ります。

子どもに広がり、習慣となり、文化となります。


指導者の発信が子どもに伝わり、子どもたち一人一人の頑張りが集団の力となります。



集団が個人を支え、一人一人が集団を作ります。



指導者は、集団を作っていく作業と、一人一人のことを受け入れて、寄り添っていく作業の両輪が大事になります。


集団だけを伸ばそう思っていても、一人一人には伝わっていなくて、結局上手く進んでいないことは、よくあります。

一人一人のことを考えれない人は、集団のことも考えることはできないと思っています。




〜終わりに〜

子どもの発言や行動から、指導者が学ぶ。いつも答えは子どもたちが教えてくれている。そう思っています。

声かけは届いているのか。その子に合ったアプローチだったのか。目指す方向は合っているのか。

日々子どもたちと関わりながら、問い続けて行きたいと思います。



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