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世界一小さい国に行ってみたい!バチカン市国の歴史

今日は『海外の日』だそうです。

「遠(10)くへ行く(19)」の語呂合わせから海外旅行について楽しみながら考える日なんだそうです。

そんな今日は!遠くに行きましょう!私が生きてる内に絶対行くと決めている国『バチカン市国』について書こうと思います。

『バチカン市国』とは?

イタリア・ローマ市内にあり、面積0.44㎢、人口825人(2019年)の世界最小の国です。その狭い領土の中にサン・ピエトロ大聖堂、バチカン宮殿、バチカン美術館、サン・ピエトロ広場など有名な建物がたくさんあります。

0.44㎢ってどのくらいの大きさかわかりますか?

東京ディズニーシーが、0.49㎢だといわれているのでそれよりも小さい国なのです。

そんな『バチカン市国』はローマ教皇庁のあるキリスト教の聖地であり、カトリック教会の中枢です。

いまでは神々しく穏やかな雰囲気に包まれているイメージですが、ドロドロとした歴史や疫病による人口激減、教会が家畜小屋になったこともあるようです。今日はそんな『バチカン市国』の歴史を紹介します。

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『バチカン市国』の始まり

14世紀に当時のローマ皇帝がサンピエトロ大聖堂をイエスキリストの弟子ペテロの墓の上に建立したのがはじまりと言われています。

しかし、14世紀に政治の中心がアヴィニョン(フランス南部)に移されると豪族たちの紛争が起こったのです。また、疫病であるペストが大流行し人口は減り続けました。

4世紀中頃にはローマとアヴィニョンによるカトリック教会の大分離が起こります。盗賊がはびこり教会は家畜小屋というありさまになっていたのです。

そんな『バチカン市国』を立て直したのは15世紀、当時のローマ皇帝で、サン・ピエトロ聖堂などの改築を行いました。バチカン図書館を充実させシスティーナ礼拝堂も建立しています。

16世紀頃には建設から1000年を迎えた『バチカン市国』全体の修復が行われ、システィーナ礼拝堂の天井画を彫刻家のミケランジェロが描きました。

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その後は領地の問題で長らく断絶状態が続きますが、1929年にラテラノ条約(バチカンの独立を認めた条約)を締結し正式にイタリアから独立した。

そうして独立した『バチカン市国』はこの後、国全体が世界遺産になったのです。

まとめ

今日は世界一小さい国、『バチカン市国』について紹介してきました。

神聖な場所だが、毎日観光客にあふれている素敵な国です。

機会があれば、ぜひ行ってみてください。

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