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出産記録 Ⅱ 〜出産が終わるまで〜


23時頃
病院の受付で夫と別れ
看護師さんに付き添われて分娩室に移動。
(移動中も陣痛はくるので
 痛い間は止まって耐えていた)

分娩室に着いたら出産着に着替え
飲み物など陣痛中に必要な物を
手が届くところにセットして分娩台へ。

分娩台に乗ると看護師さんが来て
今晩は体力温存のために
寝れる時は寝てくださいねと言って
NSTのような機械をつけられ
(NSTを受けずに陣痛がきたので
 どんな機械かわからない)
別室で様子をみられる。

わたしは心の中で
今日中に生みたい!
陣痛がきてるのに寝れるかい!
と思いながら
時々くる陣痛に耐えていました。


1時頃
3〜5分間隔で陣痛がきて
声が出るほど痛くなってきた。
その時の子宮口は3cm程。

吐く呼吸に集中して
イキみ逃ししてください
と言われたけど無理!
どうしても力が入ってしまう。


3時頃
本格的に陣痛がきたので
出産に向けて看護師さん達も
準備し始める。
子宮口も8cm程まで開く。

助産師さんも加わり
陣痛に合わせてイキんでもいいことに!

やっと生める!と思ったけど
少しずつしか頭が下りてこない。


4時頃
産科の先生や小児科の先生も加わり
本格的に出産が始まる。

産科の先生が男性で
陣痛に合わせて会陰部を
思いっきり広げられるのが
信じられないぐらい痛かった。


5時頃
産科の先生と助産師さんが
何か相談しているなと思ったら
「吸引しよか」と先生。

「陣痛に合わせて吸引するから
 いけるタイミングで教えて」
と先生に言われ
わたしは息を整え
「いきます!」と言い
最後の力を振り絞りました。

生んだ瞬間は
下半身がどっかいった?!
と思うぐらい力が抜けました。

2021年10月28日 午前5時20分
2880g 47.0cm 女の子を出産。

ドラマなどで見ていた
生まれた瞬間「オギャー!」という
鳴き声は聞こえなかったので
心配していたのですが
ふにゃふにゃと鳴き声が聞こえて
「赤ちゃん、元気ですよ」と言われ
安心して全身の力が抜けました。


その後胎盤を取り出し
会陰裂傷を縫い合わせるのに約1時間。
この時間が苦痛でした...

吸引分娩だったので
ベビーは一旦GCUに連れて行かれ
少し経ってから分娩室まで
連れてきてくれたので
少しの間だけ会えました。

諸々の処置後すぐに夫に連絡。
仕事に向かっていた夫は
病院まで引き返してきてくれ
GCUでベビーに会えました。

最後まで普通分娩だった場合は
分娩室で3人で会えたのに
吸引分娩になって
ベビーがGCUに行ってしまったので
3人で会うことは叶わずでした...
わたしと夫も会えずでした...残念。


出産後は半日分娩室で様子をみることに。
朝ごはんも食べたけど
あちこち痛すぎて思うように食べれず。
病室に行ったのはお昼ご飯前でした。



これからは育児記録に続きます


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