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㉖今だからこそ考えてみたい。ジャッキー・チェンがハリウッドで成功したわけを。

前回の記事は「シャンハイ・ナイト」での日本での扱い、日本、アメリカそれぞれの評価などでした。

今回は次の作品を紹介する前に書いておきたい人物がいます。
その方の記事になります。

プロデューサー、脚本家であるベイ・ローガン

香港映画、特にカンフー映画をご存知の方なら知っていてもおかしくはない方だと思います。
あまり経歴などを詳しく載せているサイトがほとんどない💦

一応IMDbにはあります。公的な場だとここが一番詳しそう


作家であり、タレントとしても活動をしている飯星景子さんのブログ。
こちらが一番詳しい情報を書かれているようです。
しかし掲載先のブログでドニーさん作品をこれでもかと語っていらっしゃるw(熱量すごい)

イギリスのスタンフォードに生を受け、幼い頃から空手に親しんだりカンフー映画に魅せられる。そして94年辺りから香港へ在住してると。

ところでこの方、香港映画(ってか、特にカンフー映画)への貢献度が凄いんですよね。

カンフー映画のドキュメンタリー映画制作に携わる

良く知られていると思うのは
「Bruce Lee in G.O.D 死亡的遊戯」

この作品の前に、ベイ・ローガンが破棄寸前だった「死亡遊戯」の未公開フィルムを発掘&保管していたという話があって

文化の違いなどもあるのでしょうが、香港では本編で使用されないフィルムは保管する事なく破棄される運命にあったようです。日本の感覚からすると、当時の貴重な資料やオフショットなど、宝の山がそこにあるような感じですけども。

で、「Bruce Lee in G.O.D 死亡的遊戯」はその未使用フィルム部分と関係者インタビューや再現シーンを追加、編集して公開したもの。
ベイ・ローガンは資料を提供しているようです。


ジャッキーのドキュメンタリー映画にも
「ジャッキー・チェン:マイ・スタント」「ジャッキー・チェン:マイ・ストーリー」

ベイ・ローガンは脚本家として参加。

ドキュメント映画だけではなく、数々のアクション映画制作にも

「ソード・オブ・デスティニー」
ミシェル・ヨー、ドニー・イェンが出演しています。
ベイ・ローガンはプロデューサー兼脚本家として参加。


ジャッキー、ドニー・イェンとの関係は


マイスタント、マイストーリー以降だとこちら

「ドラゴン・キングダム」では、コンサルティング・プロデューサーとして参加。ハリウッドと香港とのやり方の違いの架け橋的な存在だったんでしょうか?心強い人物である事には違いない。


ドニーさんとはドラマ「精武門」や「幻影拳 ザ・マジック・カンフー」でやられ役で出演ののち、脚本やプロデューサーを任されるように。
他にもドニーさん作品の北米版ソフトでオーディオコメンタリーなども受け持っているようです。
本来はジャッキーとの関わりのみで書くところなんですが、なかなかに注目すべき部分だなと思ったので。ドニーさんとの事も書いてみました。
そんでベイ・ローガンがドニーさん好きすぎw

「ツインズ・エフェクト」ではアソシエイト・プロデューサーのほか吸血鬼の1人を演じています。
ジャッキーの中でも結構ターニングポイントとなっているような作品に思えてきますね。
香港映画界に完全復帰を果たす前夜祭的な流れを持つ作品。

当時ベイ・ローガンがメディア・アジア・エンターテインメント・グループや英皇電影のプロデューサーとして作品制作に関わったのが良い流れを作ってくれたのかも知れないですね。

そんなベイ・ローガンが脚本家として参加しているジャッキー主演の作品がこちら

「メダリオン」

間違いなくジャッキー史上最強のキャラですw
「シャンハイ・ナイト」のあとに制作された
英皇電影による香港・アメリカ合作の作品としても大注目ですね(^^)
次回はスタッフや出演者のご紹介など~


最後まで読んで頂き、ありがとうございます(^^)

私はジャッキー・チェンを良く知らない、最近知ったばかりの方へ向けて記事を書いていきたいな~と思います。 メリケンコさんのYouTubeで訳詞を提供しております。そちらもどうぞ https://www.youtube.com/c/moriatomerikenko/videos