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「やりたいことを探がす」の罪深さ!


やりたいことを探しすぎていませんか?

"やりたいことを探そう"、これはキャリア教育でよく耳にするメッセージです。しかし、この言葉が逆に若者たちにプレッシャーをかけている場合があります。特に就職活動の中で、「やりたいことが見つからない」と悩む人は多いのです。

なぜか。それはSNSの影響も大きいです。SNSでは他の人の輝かしい姿が頻繁に見られ、自分が何もしていないように感じさせられます。若い世代はSNSを通じて自分をアピールし、他人に認められたいという気持ちが強い傾向にあります。

また、過去には「好きなことで生きていこう」というアイデアが広がり、自分のスタイルで生きることが価値あるとされました。しかし、現実は複雑で、多くの人は「好きなことが見つからない」という焦りを感じています。

やりたいことは実体験から見つかるケースがほとんど

「やりたいこと」は突然現れるものではありません。原体験から生まれることが多いです。さまざまな経験を積むことが、将来のキャリアにつながります。

しかし、多くの人にとって、そのような経験の機会が不足しています。原体験を持たないまま、「やりたいこと」を見つけるプレッシャーを感じてしまうのです。

今選べる道が、数年後には存在しないかもしれません

最後に、若い世代に伝えたいのは、今ある選択肢は将来にはなくなるかもしれないということです。テクノロジーの進化や社会の変化により、新しい職種やビジネスが生まれ、一方で古い仕事が消えていく現実があります。

したがって、今の時点で完璧なキャリアプランを持つことは難しいです。柔軟性を持ち、変化に適応できるスキルやマインドセットを養うことが大切です。

まとめ

これらのポイントを踏まえて、人々にキャリアについてのプレッシャーを和らげ、自分のペースで進むことの重要性を伝えたいと思います。キャリアは一生の旅路であり、焦る必要はありません。じっくりと自分を知り、経験を積みながら進んでいきましょう。


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