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なめんな!私は仕事が欲しいわけじゃない!

復職後、大して仕事も与えられず、サポート業務ばっかりです。
でも、まぁ、これも、想定内。

対策は考えてある。

私は仕事が欲しいわけでは決してない。
やりがいそれに似合った以上の報酬が欲しい。
それだけなのだ。

上司が多忙中、「仕事クレクレ」とクレクレ星人になっても無駄だ。
そういう時に、仕事を増やして欲しいと相談して、変に雑用をかき集めて丸投げされても困る
私のキャリアにプラスになりそうな案件を与えてもらい、そこで役に立ち、やりがいを感じることに意味がある。

もう若くない。

やみくもに、手を出して仕事を増やして捌いて成長するフェーズではない。

まだ、復職して、1か月以内。
まだ待てる。
毎日のように出張ばかりしている今のタイミングでは、上司を気分よく対話の土俵にのせることもできない。

上司だって、私の出方を見ている。

焦らず、
じっくり、
もらった時間は、
私の好きに使わせてもらう。

そして、
時が来たら、
対話に持ち込む。

その時というのは、
目標設定面談とキャリア面談だ。

オフィシャルにやらなければならない面談が会社で規定されているので、5月中に必ず、面談に呼ばれる。
そこで、私の傾聴を炸裂だ。

と思っていたら、
今日たまたま上司が目の前に座った。
今がチャンス。
先手必勝。

自分から目標設定面談をお願いしにいった。
しかし、まさかの反応で、
「え?もうするの?」
という感じで、

いやいや、復職して2週間泳がせてもらって、そろそろ自分の仕事の目標くらい持ちたいわ、と拍子抜けした。

上司は自分の事で精一杯だった。
立て続けに出張があって、
何やら弁護士も巻き込んだ物々しい雰囲気の労務問題も抱えているようで打ち合わせも多い。
上司に悪気はなく、
本当に毎日が一瞬で、
復職者への目標設定は急ぐ案件でもなく、頭にもなかったみたいだ。

一応、「あぁ、担当業務が欲しいのね」と気が付いた様子だが、雑用をかき集めてパッケージにして担当業務として私に渡そうとする可能性が高い。

いやいや、私が欲しいのは、中身が雑用でパッケージが仕事の担当業務ではなく、やりがいを見出せる仕事だ。

結果的に、どんな雑用でも花形仕事にしていくつもりではある。

ただ、黒子になってやる今のサポート業務は、裁量が全くなく、頭を使わず手しか使えない。
この懲役作業はさすがにキツい。
子育て罰とはこのことか、とか悪態つきたくなる。
自分らしく工夫改良していきたいが、
主担当である相手のストーリーが読めないまま、部分的に投げられた雑用しかできないので、フラストレーションが半端ない。

この状況は、どうにかしてくれ。

業務アサインは、上司にしかできない仕事なんだよー!

対策

とはいえ、真面目な私は毎日、サボっているわけでも、手をこまねいているわけではない。
頼まれたサポート内容と出社して受けた問い合わせをリストにして、分析している。

業務効率化の糸口も見つけたし、
それをやりたいと思っている同僚も見つけた。
これを仕事にできそうな予感もある。

そして、サポート相手にも、相談のアポイントメントをとった。

ポイントは3点。
多忙で不慣れな人(あなた)が無知な人(私)にサポートを頼む構造に問題がある。
あなたが悪いわけでも、
私が悪いわけでもない。
説明コストが丸投げ効果に見合ってない。
見直しませんか?

親切やリーダーシップを仕事にしてはいけないと私は思う。
あなたがメインの仕事に集中するために、誰でもできる雑用を私に頼んでくれるのは大歓迎。
ただ、その雑用が私のメインの仕事というのは受け入れ難い。道徳的にみて、おかしいと感じないか?

③多忙で仕事が回らないなら、その仕事を手放す気持ちはあるのか確認したい。
もし、手放したいなら、そのままその仕事を私が担当してもいい。(そこまでやりたいわけではないが)
手放したくないなら、②の観点からもあなたのメインの仕事を私にも少しでもいいのでやらせてもらえないか、根回ししたい。

サクセスストーリー

いったん、サポート業務という名の懲役はやりたくない。それをなくせたら、成功だ。
やりがいのある仕事をもらうのはまだ先でも構わない。

サポート業務がなくなり、今以上、仕事が減ったら私はもっと暇になる。苦笑

それでも、これはしがみついてはいけない仕事なのだ。

そりゃあ仕事がなくなるのは、怖い。

でも、面倒な仕事を丸投げされて、
一切の裁量がなく、
ただただやれと言われた事をやるのは、受け子と同じ。危険行為。
これは下積みではない。
思考とやる気を奪われるだけだ。

人事チーム内で非効率なワークを続けながら、人事として社内に生産性向上を求めて謳うのは、私の信条に合わない。

それくらいなら、フル復帰は諦める。
最大限の時短勤務を受け入れて、ゆとりある時間を楽しむ。

さほど役に立たない無駄な仕事を引き受けて、
働いたふりをして、
1日をなんなく忙しく過ごしても虚しいだけだろう。


一方でやっぱり悩む

これでも、自分は間違った事を言ってるかもしれないと常に感じて不安だし自信が持てない。

本当に育休を取らせてもらって感謝しているなら、そんな言葉出てこないだろ、と言われたらそこまでだ。

勇気を出して踏み出して、声をあげても、そのうち子どもが熱を出し、思うように働けなくなり、「ほれ見たことか、二度と大口叩くな」と言われる日が怖い。

そして、何より誰も悪意を持って、私を苦しめようとしていないのだ。

増員として復職し、
仕事がないのは、しょうがないのだ。

苦し紛れにサポート業務を持たせてくれたのは、ある意味、優しさで、もしかしたら、皆、非効率だけど何も仕事がないのは可哀想だから様子を見守ってくれているのかもしれない。
会社とは、実はそういう所であるということを私が忘れていただけだっけ?(ここまでくると、かなり私も弱ってるな…)

それに、やりがいを持って働きたいだなんて、育休明けのボケだろうか?
やりがいを持って働いている人なんて、そもそも会社の中にほとんどいないのかもしれないし、私が多くの事を求めすぎているのかもしれない。

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