SaYaKaの閻魔帳

二児の母/メーカー人事/エッセイ/三度の飯より仕事が好き、いや、それは嘘w

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最近の記事

出社を選んだ自分

気がついた時には、 「できるだけ、毎日、会社に出社します」 と上司に伝えていた。 出社すると通勤と通園に片道90分かかる。 テレワークを使えば片道20分で済む。 どう考えてもテレワークが便利だ。 しかも、上司は出社もテレワークもメリデメあるからどっち派でも構わないし、上手にハイブリッドで使い分けてくれたらいい、と説明してくれた。 それなのに、私は「できるだけ毎日、出社します」と言っていた。 その深層心理を解明したい。 背景 ①復職日の翌日から次女に熱が出て、急遽

    • 復職して味わったパパの苦悩と屈辱の疑似体験

      復職して1週間。 モヤモヤイライラしてました。 4年近く育休を取得し、 復職して与えられた仕事はサポート業務。 繁忙期で手が回っていないメンバーの雑用を代行してやってあげることが当面の私の仕事です。 チームに貢献したければ、まずは下積み。 結局、下積みをきちんとした人間が一番強いと知っているので、雑用でも何でも前向きに取り組んでいます。 ただ、今の私は思うように雑用すらできないのです。 私のブランクが原因ですが、 それだけじゃないと思うんです。 それがなんとなくパパ

      • 想定内の育児復職

        家庭の状況 復職日当日、まさかの次女が40度の高熱。 夫が急遽、仕事を休んでくれた。 ただし、翌日以降も次女の熱は簡単には下がらない。 夫は仕事に行き、その後二日連続で私がテレワークをする事に。(子連れで会社にパソコンを取りに行ったり、即テレワークを認めてもらったり、上司には感謝) 3歳と1歳が家中で暴れ散らかす間、テレワークで仕事をしていく。 なんとストレス負荷の高いことか。 まぁ、私は育休中も子連れMBA®️コミュニティで論文書いていたし、まぁ似たようなもんかとか思っ

        • 私はもうギャルじゃなくなったらしい

          会社に育児復職するよりも一足早く、この4月から趣味のダンススクールに復帰しました。 母親であり、会社員である。 所謂、ワーママ。 これだけでは満足できない私は、もともとやっていたダンスを再開させることにしました。(了承してくれた夫には感謝しかない) 第一子の妊娠は5年前。 その後も第二子を立て続けに出産したので、かなりのブランク。 勘当されても仕方のないくらい低いレベルに下がってしまいましたが、先生は受け入れてくれました。 そんな超久々のレッスンで開口一番、 先生から

        出社を選んだ自分

          断腸の思いの断乳

          全然、断乳するつもりじゃなかったのに、 予告もなく、 ある日突然、断乳せざる得ないことになりました。 経緯 もともと次女には、卒乳(本人の意思で授乳をやめる)のつもりでいました。 だから、保育園の入園前面談でも確認し、「授乳はやめる必要、全くありません~」と言ってもらい安心していました。 しかし、入園させて4日目。 給食をほとんど食べないことを理由に、慣らし保育の延長と断乳を打診されました。 私の復職日が4月下旬である為、給食を食べないことを理由に慣らし保育を延長された

          断腸の思いの断乳

          育児復職内示前の心境

          3月最終週の金曜日の午後。 長女は転園前の最終登園日。 次女はお昼寝。 私は柔らかい太陽の光と心地いい風に春の訪れを感じている。 リビングを見渡すと、 それなりに片付いた空間と、 娘たちの写真とおもちゃと制作物。 手放すことと、 手に入れることを繰り返して、 自分が心地よくいられるものだけを残して、 今、私は、ここにいる。 来週の月曜日になったら、 おそらく内示の電話がかかってくる。 同時に、長女と次女の新しい保育園でのならし保育が始まる。 嵐の前の静けさだ。 次女

          育児復職内示前の心境

          『きみのお金は誰のため』を読んで

          最近、良本に出会いまくっている。 中でも感想を言語化しておきたいと思ったので、noteに書き留めておく。 ※要約ではない。 お金の本質を分かった気にさせてくれたこの本は、読了後、すこぶる気持ちが良かった。 働くとは、誰かの役に立つこと働くとは、お金を稼ぐことじゃない。 働くとは、誰かの役に立つこと。 こういう綺麗事を丁寧に解説してくれたから、この本を好きになったんだと思う。 お金は、ただの交換チケット。 お金は、お金が使える時しか意味がない。 「お金で解決できるなら、

          『きみのお金は誰のため』を読んで

          母親の就労スタイルが与える子のキャリア観への影響

          私調べの為、「それってあなたの感想ですよね?」と言われればそれまでですが、このnoteでは私の感想を書く場所であり、そういう事を求められている場所でもあると思っているので、心置きなく書いてみます。 自分の母親の就労スタイルは、私のキャリア観に確実に影響を与えていると思います。 だから、いつか、きっと、私の就労スタイルが私の娘たちのキャリア観にも影響を与えると思います。 私の母親の就労スタイル私は物心ついた頃から、母が働いていました。祖母と同居していた為、基本的に幼稚園の送

          母親の就労スタイルが与える子のキャリア観への影響

          次長との育休復職面談

          去年、育休復職面談が書面化されており、なんだかなーとぼやいてましたが、復職直前に次長と面談する事になりました。 去年のくだりはコレ 私だけではなく、おそらく同じ立場のこの春の育休復職予定者は全員実施されており、春の人事異動の最終配置調整を行っているのだと思います。 私が人事担当をしていた4年前は、育児復職者が次長と面談する機会はなかったので、今では①書面の申請書と②人事マネージャー面談という2回の機会を持ち、復職者の配置調整をしているみたいなので、手厚くなったという意味

          次長との育休復職面談

          ママ友のしんどさ〜保活の情報戦と心理戦〜

          保育園が決まり、保活が無事、終わりました。 次に待っているのは、ママ友への報告。 これがまたしんどい。 これが終われば、真実の春が来る。 だから、頑張らねばならないのです。 ママ友への報告私がコミ症なのかも知れませんが、 相手の合否が分からない中、 自分から「転園が決まりました」と報告するのも気が引けるし、 自分の内定を隠し持ち、「結果はいかがでしたか?」と聞くのも、相手が落選していた時、どんな言葉を返せばいいか分からない。 だから、なかなか言えずにいました。 大学受

          ママ友のしんどさ〜保活の情報戦と心理戦〜

          高齢者の方々に整えてもらった認知の歪み

          育休中、積極的に色んな活動に参加する事で自分の考え方や価値観をアップデートさせてきた。 しかし、受け身にも自分の認知が整えられてきた感覚があり、そこにも感謝しているので、育休が終わる今のタイミングで書き留めておく。 高齢者の方々の赤ちゃんへの眼差し育休中、昼間からスーパーや病院に赤ちゃん連れで出入りするようになった。 はじめは、変な気分だった。 いつも仕事をしている時間帯に、のんびり買い物や用事を済ませる事ができる罪悪感があったからだ。 そんな時、知り合いでもなんでもな

          高齢者の方々に整えてもらった認知の歪み

          廃園による転園保活、成功!

          年初から振り回されていた長女の保育園の廃園問題。 ついに完結です。 経緯 年初、突然、園の縮小と延長保育不可を打ち出され、同時に市からも転園勧奨を受け、まさかの廃園予告に大パニック。 園の保育士不足が理由と言われても、全く納得できませんでした。 春入所の一次選考が終わった後、 年少クラスの空きなんかあるわけもなく、 特別加点や特別枠を少しばかり設けてもらいましたが、60人以上の園児が被害対象のため、全く安心なんてできず、 市役所に噛み付いたり、 ママ友と傷を舐め合ったり

          廃園による転園保活、成功!

          春服に向けて

          断捨離したこともあり、クローゼットは比較的スカスカ。 春に向けて、衣替えの季節は、断捨離&新調のチャンス! 今日は午前中からゴソゴソと、手持ちの服を久々に試着して春のスタメンの服をどうするか考えていました。 試着して分かったことここ4年間、妊娠と育休の繰り返しで、外出用のキレイめの服は着ていませんでした。 「過去1年着なかった服を捨てましょう」という断捨離のお決まりのセリフも、育休中は対象外だと都合よく解釈し、残しておいたのです。 この春、復職予定の為、 会社にも着ていけ

          春服に向けて

          全てを手に入れるという事

          大企業に就職したくて、 結婚したくて、 子どもが欲しくて、 それが全て叶った私は、 全てを手に入れたという事だろうか? いや、違う。 じゃあ次は何が欲しい? さらなる出世?転職?地位?お金?家? 美容?整形?寿命? 子どもの学力? 孫? いや、違う。 そういう事じゃない。 世の中には、 何がなくとも、 全てが手に入ったかのように、 自分の人生に満足して、 イキイキ、ワクワク、ドキドキ、 毎日を幸せに過ごしている人もいる。 だとしたら、 全てを手に入れるという事は、

          全てを手に入れるという事

          恩師からの人生で最初で最後の年賀状

          2024年1月1日。 初めて恩師から年賀状が届きました。 恩師からの年賀状に喜ぶのも束の間、 そこには、「闘病中のため、年賀状での挨拶は今年で最後とさせていただきます。」と書かれてありました。 ここ数年、透析を受けているのは知っていました。 鈍感な私でさえ、不吉な気持ちに気が付いて、即座に恩師にメールし、最短でいつ会えるかアポイントメントの約束を取り付けました。東京と大阪間、時間もお金もかかりますが、即決で動きました。 恩師とは?恩師とは、大学時代のゼミの教授です。 「

          恩師からの人生で最初で最後の年賀状

          二歳差ワンオペが辛い

          タイトル通り、感情に素直に申し上げます。 1歳3ヶ月と3歳5ヶ月の2人の子どもを丸一日ワンオペするのが、めちゃくちゃきついです。 これが月に平均で2回あるんですが、マジできついです。 次女が生まれる前までは、まだマシでした。 次女が生まれてからというもの、1人で2人を一日中みるのは正直、無理です。 私の夫は、月に2回土曜日か祝日出勤があります。出張とか特別な事情で休日出勤しているわけではなく、もともとそういう会社のカレンダーで、基本的に隔週で週6勤務してるんです。 その分

          二歳差ワンオペが辛い