見出し画像

私はもうギャルじゃなくなったらしい

会社に育児復職するよりも一足早く、この4月から趣味のダンススクールに復帰しました。

母親であり、会社員である。
所謂、ワーママ

これだけでは満足できない私は、もともとやっていたダンスを再開させることにしました。(了承してくれた夫には感謝しかない)

第一子の妊娠は5年前。
その後も第二子を立て続けに出産したので、かなりのブランク。
勘当されても仕方のないくらい低いレベルに下がってしまいましたが、先生は受け入れてくれました。

そんな超久々のレッスンで開口一番、
先生から言われた一言は、衝撃。


「SaYaKaちゃん、ギャルじゃなくなったな~笑

ガーーーーーン!!!!!

衝撃的な理由

①ギャルの反対語はおばさん?!
若々しさがなくなっておばちゃんになってしまったのかーというショック。
確かに、ちょっと太ったし、シミも増えて顔も老けてしまったし、服装も無地で無難な感じ。
育休中、自宅2キロ圏内をスッピン眼鏡で生活していて、大阪のド真ん中でダンスのレッスンがあるというのに、それだけのためにコンタクトと化粧ができなかった私はマインドもおばさん確定か。トホホ。。。
「ギャルじゃない=おばさん」だと感じてショックでした。

②つーか、昔、私ってギャルだったんだ?!
もう一つは、ちょっとポジティブなショックなんですが、今思えば、私は5年前、ギャルだったんだ~と思うとなんか変な気分で嬉しい。笑
私は、ギャルと言えば、金髪にキティちゃんのスリッパ、ルーズソックスにミニスカ、まつ毛バサバサにカラコン…
こういうことを想像してしまうし、私は過去、一度もそんな恰好したことなかったので、ギャルじゃなくなったと言われても、「いやいや、私はもともとギャルじゃなかったので~」と思ったり。笑

でも、先生が過去の私をギャルだと思っていたということは、私にとって、結構大きな気付きでもありました。

ギャルマインドという考え方

見た目はさておき、私はギャルマインドを持っていて、ギャルだとみなされていた可能性は高い。

誰になんと言われても自分を曲げずに自己を表現して生きる女の子。

例えば、これがギャルマインドだとしたら、
私は過去、ギャルだったのかもしれないし、
今、また、私はギャルになろうとしているのかもしれない。

ダンスを始めたきっかけだってそう。
私は不器用で、しゃべれば人を不快にさせるし、
自分の意を伝えられる手段は多くない。
ダンスで「舞う、魅せる」という手段は、
数少ない自分を表現できる一つの手段だった。

育休中は、「誰になんと言われても自分を曲げずに自己を表現して生きる女の子」ではなく、そのもので、私はそのサポーターに回り、自分のギャルマインドは一時、封印するしかなかった。
その結果、見た目もそうだが、すっかりギャルから遠ざかってしまったのかもしれない。

もう一度ギャルになるためには?


答えは簡単だ。

自分の着たい服を着て、
自分の気の済むまで化粧して、
好きな人と好きなことをすればいい。

ふとダンス仲間を見ると、
みんな、私より年上だが、好きなようにしている。
結婚や子どもの有無はそんなに関係ない。

セーラームーンのTシャツを着て、
クレヨンしんちゃんの靴下を履いているメンバーもいれば、
アラフォーでもタイトでセクシーなワンピースを着こなしているメンバーもいる。

あるメンバーは、会社の上司に頼んで転勤させてもらったけど、着任した1か月後、その上司と一緒に仕事を辞めたと笑いながら話している。

めちゃくちゃの常識外れの集まりだ
でも、お互いをディスリあうことは決してない。(だから私の産後の復帰も認めてもらえたんだと思う)

その刺激空気を求めて、私はダンス復帰したといっても過言ではない。


誤解を恐れずに言うと、
もともと私はそんな子じゃない

常識にがんじがらめにされたような人間だ。

でも、やっぱり、無意識のうちにこの5年間、さらに守りに入ってしまっていた気がする。

なにも常識を逸脱して、
反社会的に生きようとしているわけでは決してない。

ただ、自分を抑圧して、得をしてうまく生きようとしすぎていた気がするのだ。

おそらく、先生はそれを見抜いてなのか、
第六感なのか、
私にギャルじゃなくなったと言ったのだと思う。

自分を解放して、
清々しいくらい気前よく生きたいし、
やっぱり、好きなことに情熱を注ぎたい。

子育て仕事をして余るエネルギーが少しでもあるなら、
そのエネルギーはダンスに流し込もうと思います。(ダンスはかなり下手ですが)


もうすぐ34歳の春。
まだまだ攻めます。笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?