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孫子の兵法と格闘ゲーム

最近、「超訳 孫子の兵法」という本を読んだ。

仕事で生かせるといいなと思い、この本を手に取ったのだが
私が普段遊んでいる格闘ゲームに生かせそうな部分がいくつかあったので
今回は、格闘ゲーム観点でまとめていく。


目標とする人を設定する

キャラによるところもあると思うが
同じキャラでも、攻めまくっている人や守りが強い人等
人によって戦い方が異なる。

まずは、自分が理想とするプレイングをしている人を
誰か1人、目標として設定する。

戦い方がぼんやりとしていると
だんだん勝つのが難しくなってくるし、成長にも時間がかかってしまう。

自分よりも上手い人を参考にすることで
短い時間で成長することができる。

設定対象としては、自分よりも少し上のランク帯の人がいいと思う。
プロの人等、実力差がありすぎる人をいきなり目標にしても大変なので。

そして、その人と自分を比較する。
コンボルートや対空精度、リーサル判断等、
自分に足りていない部分を見つけて伸ばしていく。

あきらめない人が最後には勝つ

このキャラのこの技がどうしようもない、強すぎる。
格闘ゲームをやっていると、こういう場面はよくある。
ここであきらめずに、対策を調べていく。
(トレモで調べたり、上手い人に対策を聞いたり、対策動画を見たり等)

どんな状況でも柔軟に対応する。
そうやってあきらめなかった人が、
最終的には強いプレイヤーになっていく。

戦いのバリエーションを増やす

戦いのバリエーションが少ないと
自分ができる攻めが通る相手には勝てるが、通らない相手には勝てない。

自キャラの攻め方や、様々なセットプレイを覚えることで
強くなることができる。

また、使える技が3〜5つだけでも
それらを打つタイミング等を組み合わせることで
様々なバリエーションを生み出すことができる。

本書では、野球の投手で例えている。
プロ野球の投手でも、ストレートとカーブ、フォークぐらいの球種しか持っていない人が多いが、緩急や内角・外角への投げ分けで勝ち星を上げている。

どんな場面にも対応できるように、戦いのバリエーションを増やしていく。

負けパターンも考える

格闘ゲームでは、勝つことばかり考えがちだが
逆に自分が何をされたら負けるかを考えることも大事。

リプレイを見て、この場面でこの技を良く受けているなとか
自分の体力が少ないのに、無理に攻めてしまったせいで
相手のリーサル始動技を食らったりしていないかを確認する。

負けパターンを把握することで、不利な状況でも冷静に立ち回ることができる。

短期集中。無理を重ねると不利になる

時間を決めずにダラダラと長時間対戦していると、集中力がなくなってきてプレイが雑になることが多い。

それよりも、対空やコンボ等の練習をトレモでしっかりと行い
身につけたことを、短時間の対戦で一気に放出した方が
勢いよく力を発揮することができる。

また、体調がすぐれないときに無理に対戦するのもよくない。
無理に対戦すると、結果が出ないし体調の回復も遅くなってしまう。
そんな時は、おとなしく対戦せずに休んだほうが良い。

おわりに

仕事に役立つかと思って本を買ったが、格闘ゲームの意識改善をするきっかけにもなった。

私は、現在ストリートファイター6で遊んでいて
CルークでMR1500~1600代をうろうろしているレベルだが
これをきっかけに、MRをもっと高めていけたらいいと思う。

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