先日、屋久島に父と二人で行った。父がずっと前から、屋久島に行きたがっていたので、私はその付き添いで行った。

大阪の梅田で一泊して、11時伊丹空港発の飛行機にのる。JALに乗るのは、ほとんど初めてだ。

屋久島の空港は、田舎のバスターミナルみたいで、預けた荷物はベルトコンベアーで流れてくるのではなく、スタッフの人が台に運んでくれる。

まつばんだレンタカーの看板は、文字が消えかかっている。そこで車を借りて、島を一周することにした。

信号がほとんどなく、車はぐんぐん進む。

安房の屋久どんでうどんを食べた。（700円くらいだった）うどんの味よりも、店内にある屋久スギの椅子が印象的だった。芸能人の写真とサインがたくさんある。あばれる君と中川大志のもあった。

千尋の滝をみに行く。げじべえの里とよばれる、お土産販売所がある。千尋の滝は少し遠くて、印象は薄かった。その後に見た大川の滝の迫力がすごすぎて、上書きされてしまったようだ。

大川の滝を過ぎると、急に山道が狭くなり、猿や鹿がでてくる。全然逃げないから、気づかずに思わず轢いてしまいそうになったこともあった。途中まで、前方には初心者マークを付けた車が走っていたが、スピードが遅いので、途中で譲ってくれた。父の運転する車の助手席に乗りながら、もし免許を取りたてだったら、こんな狭い道は難しいだろうなと、免許のない私は呑気に思った。

宮之浦につく。田代別館という宿に泊まった。本館があるのか気になる。昔、修学旅行で来たような旅館で、なんだか懐かしい。周りはほとんど建物がなく、そばを流れる川が綺麗だ。夕飯を食べる店を探しにいくことにする。（つづく）