女なのにお風呂が面倒くさい。

鯖女です。

※事前に言っておきますが、かなりどうでもいい内容です。

私は女なのにとてもお風呂が面倒くさい作業だと思っている。正確には、ここ3年くらいで面倒だと思うようになってしまった。そもそも入浴を作業ととらえている時点で他の女子と差がついている気がする。

残念ながら解散してしまった超絶かわいいハロプロアイドル、°C-uteの名曲にある一節

「恋する乙女はお風呂に入って綺麗になれと願う」
(作詞:つんく)

ここにもあるように、女子=お風呂で美を磨く 的なイメージあるよね。私もあった。実際、20歳くらいまでは冗談抜きで入浴に1時間半くらいかけていた

「半身浴でデトックスしなきゃ♡」と思っていた時期だ。
ロングヘアだったから、ネットで買った良いトリートメントを髪に塗りたくり、蒸しタオルで丁寧に覆い、10分程度放置したりもしていた。その間にムダ毛の処理もしていた。まさに「綺麗になれ」と願う時間であったように思う。


しかしその後社会人になり、なかなかハードな会社に就職してしまった私は帰宅時間が深夜1時半くらいになってしまっていた。
それでも心に宿る女子力トゥインクルスターは輝き続けていて、半分閉めた浴槽のふたにノートパソコンと夕食を置き、半身浴をしながら映画をみつつ夕食を食べるという時短ワザで入浴時間を確保していた。

そんな生活を続ける事2年、朝の通勤電車で突然涙が止まらなくなり、全く知らない千葉の田舎の駅まで電車で運ばれてしまったことをきっかけに会社を辞めた。詳しいことはまた別のノートに書こうと思うけど、幸い実家暮らしだった私はそこから半年間ニートになり、ほぼひきこもりな生活を過ごすことになった。

このあたりから「デトックス?ムダ毛?美容?お風呂とかどうでもよくね?」と思うようになった気がする。

空調の整った部屋でぐうたら寝ていただけなので平均3日に1回、長いと1週間お風呂に入っていなかった。20歳から現在まで付き合っている彼氏もいたのだけれど、その当時は遠距離だったため会う機会もなく、体臭を部屋中に撒き散らしながらラブラブ電話をして愛を育んでいた。



話がそれたが、そんな時期を過ごしたせいかライフワークだったお風呂で美を磨く行為が、すっかり「数日に1回の面倒くさい作業」へと化してしまった。
社会復帰した現在は毎日入っているけど、本当は面倒くさすぎて入りたくない。しんどい。人に臭いとか、清潔感がないとか思われたくない一心で仕方なく入っている。
入浴時間は平均15分になった。湯船には今年1回しか入っていない。

先週髪をばっさり20cm切ったのだが、それも髪を乾かすのが面倒くさい一心でだった。面倒くささのために髪を捨てられるようになった私は、また一つ違うステージに進んだような気がしている。
(ちなみにムダ毛は何十万もかけて首から下を全身脱毛した。ちょっとだけ抜き漏れがあるが面倒くさいので気にしていない。)

こうして心のおばさん化が進んでいくのかと、日々実感している今日この頃。
次は何を削ろうか。


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