見出し画像

医療脱毛してきました

ついに、2年ごしの願望から、実行に移しました。なんとなく半袖からのぞく腕が気になるのと、いつも話すママさんが駅前のエステに通っているという話を聞いたからだ。今までと違うネットワークに属すると、脱毛の話題って出てくるもんですね!

私が選択したのはエステ(非医療)じゃなくて、医療脱毛で、エステよりも威力が強く、少ない回数で効果が出ると聞いた。場所は腕全体、足全体、脇で一回15600円である。5回、とか固定回数前提で契約するのが大半な脱毛業界においては珍しく、一回ずつ、都度払いができる点が気に入った。

当日、スタッフから脱毛についての説明を受ける。医療脱毛でもエステでも、永久脱毛、というのはなくて、永久減毛になります、という。将来的に産毛ちゃんと一緒に生きていくことになるらしい。
スタッフからの説明の後、院長である医師から施術説明を受けた。白衣を着た軽快なおじさんはどこまでも饒舌で、「脱毛は全く初めてだ」、と伝えると、「そうなの?それはもうめちゃくちゃ効果ある!でもめちゃくちゃ痛いよ!」と話して去っていった。

え?痛いの?しかもめちゃくちゃ?

施術の個室に案内されて入ると、急に緊張してきた。でもあとにはひけない。キャンセル料が100%かかるし、もうすでに簡易ガウンで巨大なてるてる坊主になってベッドに座っている。

すぐに施術の看護師がカーテン越しに、「ご準備よろしかったでしょうか」と声をかけてくる。このへんの言葉尻すら緊張に拍車をかけるのは何故だろう。つられてこちらも「よろしいです」と変な答えになる。こうなったらまな板の鯉に徹するしかない。

温められたジェルを施術部位に塗られ、試しにすね部分にレーザーを照射された。モデルガンのような機械が肌の上を走行した。なんだ痛くないじゃないの。
看護師は、「毛が細いので、通常よりも一段回強いモードで照射しますが、熱かったり痛かったらいってください」といい、手際よく照射していく。

一般的に毛が濃く、太いところ、関節など骨があり皮膚が薄いところにはレーザーがよく反応して痛くなったり熱くなったりするらしい。あと地黒の人も。なのでヒゲやvioが痛くなりがち。今日の施術部位としては、ワキが一番痛くなる可能性ありとのことだった。

すねから照射されて、特に何も感じなかったのでリラックスしていたら、太ももの内側に照射されて、ピリッっと熱かった。びっくりして身をよじってしまった。なぜ内側‥?一気に目がさめた。やっぱり痛いじゃないのー‥。
そのあとも肘から下も熱さを感じたため、照射の強さを下げてもらった。そうすれば痛くなかった。対話が重要だが、全部対応は事後になる。

隣の部屋で、男性の声がして、どうやらヒゲを脱毛しにきているようだった。「あ、一番強いのでいいですよ」「え?本当ですか?」という会話が聞こえた。(え、一番強いの?)事前に聞いた情報だとヒゲは男性部位最も痛い箇所であるはず。
その後ピッという機械音の後に、「うっ」という男性の声が聞こえた。想像するだけで痛い。なぜそこまで強さにこだわったのかい。

医療脱毛は、照射後、日焼けと乾燥がダメだというのが難しい。この暑い時期にひたすら長袖を着たり、半袖にアームカバーをつけたりしている。でもおじさん院長の言ったとおり、効果はあったらしい。かわいい産毛を見ながら毎日すごしている。1回でこの効果。割と満足している。5回が標準推奨回数らしいけど、3回もしなくてもいい結果を出せそうな予感すらしている。

いやーでも太ももは痛かったわ。あれをもう一回するのは結構覚悟がいる。知らない痛みを受け止めるより、知っている痛みを思い出す方が怖い。なんであんな太ももが痛かったのか、気になってネットで検索してみた。答えは検索の一番上にあった。「脂肪が多い部分は痛みを感じやすいです」。まさにこれ。あと3週間強で2回目の施術推奨期間になるので、「うっ」となってもいいので痩せたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?