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移動平均線の交差について考えてみようよ


こんにちは、FXトレーダーのNaOHです。

今回は移動平均線の交差についての記事を書こうとしています。

皆さんは移動平均線を使っていますか?

どんなトレーダーでも必ず一度は目にしたこともあるだろうし、使ったこともあるだろうと思います。

有名なインジケーターの一つである移動平均線は、シンプルながらもその活用方法は多岐にわたります。

でも、移動平均線の交差というのは思っている以上に多くの種類があるため、それらの交差の種類について知らなければFXトレードを優位に進めることが難しくなります。

ただ移動平均線が交差するというだけではなく、その公差がどのような意味を持つのかについて、今回は記事を書いていきたいと思います。

MAの交差にはこんなにたくさんの種類があるんだよ、ということを今回の記事で学んでもらえれば幸いです。




①同一方向交差


同一方向交差1
同一方向交差2

まず最初にご紹介したいのは、長期足と短期足が同じ方向に交差している状況です。

この状況では、短期足にとっても上昇トレンドであり、中期足にとっても上昇トレンドとなっているため、常に長いトレンドが形成されていることがわかります。

したがって、この交差の状態ならば比較的長くトレンドを捉えることができるため、利益を大きく伸ばすことができます。

主にFXトレードで利益を出すために必要な移動平均線の手法といえば、この部分でのトレードが多いです。
さらに、長期足の移動平均線の方向と同じ方向になるならば、さらに確実なトレードをすることができるでしょう。

②異方向交差

異方向交差1
異方向交差2


続いてご紹介するのが違う方向での交差です。

移動平均線が同チャート上で別々のトレンドを示すというのは、実際少ないため、長期足の方向が中立な状態を指しています。

短期と長期が別方向のこの状態では、短期では上昇トレンドを形成していますが、中期的にはまだ転換の真っ最中であるため、これらのトレンドがまだ長期トレンドの押し目であるという可能性を残した状態でのトレードとなります。

そのため、しっかりとプライスアクションを意識したトレードをせねばならず、勝率的にも同一方向でのトレードとは違って、勝率は比較的低くなり、短期足が中期足の移動平均線の方向に引っ張られてしまうなどのこともよくあります。移動平均線での交差をトレードするうえで、避けるべき場所なのかもしれません。レンジになる可能性が高く、優位性も低く、長期では利益をとりにくいので、短期でスパッととるような運用になると思います。

③拡散

拡散1
拡散2

移動平均線のと短期と長期のクロスがどんどん差が広がっていく状態のことを拡散と呼びます。

このような拡散の状況では、長期の移動平均線の傾きが大きくなるよりも早く、短期の移動平均線のトレンドが強くなっていくので、非常に強いトレンドの状態を表します。

一般的に理想的なトレードであり、移動平均線がどんどん広がっていく相場というのはトレーダーにとってもチャンスの相場であると思います。

もちろん、このような拡散の相場だけを狙って取引をすることはできないのですが、少しでも拡散が見込まれる場所でトレードをして利益を獲得できるようにするのが大切だと思います。そこから先はトレーダーの運でしょうね。

④収束

収束1
収束2

移動平均線のクロスがどんどん閉じていく状態のことを収束と言います。このような収束の状態になってくると、ローソク足のトレンドの方向もどんどん伸び悩んで高値を更新できなくなり、移動平均線の短期が水平になっていき、いずれ長期と交わるようになります。

これが移動平均線の一応のトレンドの終わりを示しており、ここから先、移動平均線が反発してまた上方向に伸びるのか、それとも下方向に伸びるのかは相場の気分次第と言えるでしょう。

したがって、とりあえず利確の目標の1つとして、移動平均線がクロスするというのは1つの賢い判断かもしれません。

しかし、そこまで利確をお染めてしまうとその分利益も少なくなってしまったり、収束まで時間がかかってしまったりするので、早目の判断で利確を検討する方が精神衛生的にも、時間効率的にも適任だったりするでしょう

⑤絡み合い


絡み合い1
絡み合い2

移動平均線の長期足と短期足が交差して絡まってしまっている状態のことを絡み合いと呼んでいます。
このような絡み合いの状態での相場はレンジ相場となっていて、相場の上の方向も下の方向もどっちつかずの状態です。

この状態は初心者にはトレードをお勧めできない状況であり、この状態になったらしまった時ではFXトレードを避けることが賢明です。

また、エントリーした後に移動平均線が絡まってしまった相場になってしまった場合は、利益を微益だったとしても終わるか、もしくは多少の損をしてでも損切りをして、もう一度入り直すというような戦略を行うのも一つの手です。

もちろん、ポジションを持ち続けるということも一つの選択肢ではありますが、相場がこの方向性が安定していないため、資金の増減量がどっちつかずになり、無駄に気がそわそわしてしまうような状態にもなってしまいがちです。

早めに決済してもっと良い場所や通貨でエントリーする方が資金効率的にも良いと思います。

まとめ

移動平均線というのは、交差だけでなく、傾きだったり乖離によってFX相場を多角的に見ることができるインジケーターの一つです。

ただ、交差をしたからエントリーするというような安直な考えではなくどのように交差したのかにはなかなかスポットライトがあてられにくいです。

移動平均線の交差の一つ一つを取ってみても、いろんな相場の情報を得られると思います。

どんな相場に対しても有効に機能するインジケーターはありません。そのため、移動平均線はレンジ相場ではほとんど機能することはなく、トレンド相場でのみトレンドフォローの手助けをしてくれる指標でしかありません。

このように、自分のトレードを行うべき相場と行われてはいけない相場を分けるようにするのが、移動平均線をうまく使える方法の一つだと思います。

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