コンテンツの力を思い知る出来事がありました。
自分にとっては、衝撃が強い出来事もあって、書き殴りになりそうです。すいません。

私の会社の関連会社で、ちょっと残念な商品がありました。
自社で作ると言い出したら、全身全霊で止めにかかるような製品です。
案の定、発売後2年くらいほとんど売れず、大赤字の結果。
そりゃそうだろうと思っていました。

ただ、先月、2年で数本しか売れなかった製品が、半年たらずで数千本売れたと今日聞きました。そこまで爆発的なヒットとは言えませんが、元を考えたら信じられない話で、何が変わったのか？
と聞いてみると、
プロモーションを変えたとのこと。

プロモーション？といっても様々ですが、シンプルにネット販売のコンテンツを専門家？に任せただけ。別に派手な広告を打っているわけでもなく、画像や文章を変えただけという。

マジで？

むしろ掲載媒体は予算が減ったことで減り、特にSEOで上位にもでていません。

文章の力？

読んでみて、少しだけ理解しました。
ターゲット層が明確で、その人たちが困ることや悩むことを解決するために絞り込んだコンテンツに仕上がっていました。
それだけで、ここまで変わるか？

って、思ったところで、自分の考えが間違っていると思いました。
それだけ、ではなく、それが一番大切なのだと。
ニーズのある人に、ニーズのある内容を届ける。そこから始めて、その製品に意味を成します。いいもの作った、ではエゴに過ぎません。

欲しいと思う人に届けて、初めて製品もサービスも意味を成します。
コンテンツは、そのためのツールに過ぎませんが、そこを目的に、読む人のための文章なら、それは力を発揮します。
残念なのは、その製品ではなく、私の思い込みの方でした。

コンテンツの力とは、ユーザビリティに尽きるのかもしれません。読み手のため、届けたい人のためのコンテンツであること。

反省して、再度、私のビジネスの目的を思い返してみたいと思います。