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問題児力士の責任逃避について感じたこと

大相撲の人気力士でもある阿炎関が、場所中のタニマチとのキャバクラで休場、厳罰についての話題が優勝力士の話題よりも続いていましたが(それもどうかと思いますが)、結果三場所謹慎休場と減給処分の結論が出たようです。

ここまでの経緯では、阿炎が引退届を出したが受理されず、今回の結果になりました。泥酔親方の件、人気力士だから、温情とかさまざまな話が出てはいますが、
一つ言えることは、やめることは責任をとったことにはならないことです。

コロナ時期に制限をしているとはいえ観客を入れただけでも、相応のパッシングを受けながら、各力士が1場所中止後の取り組みに臨んでいる最中のやらかしは、正直笑い事ではありませんでした。

親方は、阿炎は中身が子供だから更生させるためにも継続した指導を続けることを明言はしていますが、今回が初めてではないため次でアウト。何より本人が本当に反省しているかは疑問符が残る結果にもなっています。

仕事をしていく中でも、自分が責任をとるとか軽く口にするイキリ型の上司がいたりします。もちろん、上司の仕事は責任をとることですが、責任をとるとは、発生した問題をどうにかすることになります。辞めれば済む話ではない。 そういった意味では、親方は今回の件、正直厳しく難しく、更に面倒な案件を背負いましたが対応としては責任をとろうとしているのだと思います。本当はやめて欲しいのが本音かもしれませんが、責任をとる羽目になったと言わざるを得ません。
ただ、阿炎関の引退届は完全に逃げだと思われても仕方ない話です。

私たちも仕事でお金を稼ぐ以上はプロです。新人もベテランも関係はありません。全員にそれぞれ責任が課せられた中で働いています。その責任の意味を履き違えないようにしなければならないと感じました。

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