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不調を自分で治す 3 ナイアシン

ナイアシンやナイアシンアミドは飲んだり増量したりするのに
コツがいると言うか段階を踏んでいく必要があるサプリだ。

ナイアシンアミドで最初吐き気を覚える人もいるし、ナイアシンの方は激しいナイアシンフラッシュという一時的な副作用がでることがある。

雑な性格の私であるが、ナイアシンに関しては色々調べ慎重に量を増やした。ナイアシンアミドで吐き気を感じたので、まずは寝る前に500mを1錠だけ→吐き気がしてもそのまま眠ってしまえばいい感じであった。1週間ほどして吐き気を感じなくなったら+夕飯後さらに+昼食後、とゆっくり増やした。
ナイアシンアミドからナイアシンに移行するときには、さらに慎重に100mg錠のものを買って、ゆっくり1錠ずつ増やしていった。
かなりの時間をかけ一度に5錠を抵抗なく飲めるようになった時に500mg錠に変更したが、しばらくは体調に合わせて飲もうと100mg錠も手元においていた。

ナイアシンフラッシュを恐れていたものの、少用量からはじめたのが良かったのか、なかなか起こらなかった。初めて経験したのは、昼食後に3錠(300mg)を飲み、自転車ででかけた時「なんか頭がちくちくヒリヒリする???」という違和感。ふと腕をみると蕁麻疹のように赤い点が散っていた。「あぁこれかぁ」と納得したことを覚えている。

ナイアシンを抵抗なく飲めるようになった頃、慢性的な不安感や、
色々な過去のどうしようもないことを思い悩んで眠れなくなることが
なくなってきた。もしくは思い悩む間もなく寝付けるようになったのかもしれない

そして、もう一つの効果が、飲酒欲求が格段に減ったことだ。
私は妊娠していたごく短い間にも「あぁ。お酒飲んでもう何も考えず酩酊して眠りたい」と思うほどで、アルコール依存症の扉を開けていたような状態だ。いつか必ず書きたいと思うが酒の失敗は数えられないほど多く、そこで無事でいたことで人生のかなりの運を使ってしまった気がするほどだ。

500mgを一日6錠軽く飲めるようになってしばらくしたあとに
飲酒欲求は減り3年目を迎える今は、一人では飲まないようになった。それどころか夫が飲んでいるときも旅行中でも不要な場合は飲まないでいられるのだ。これは経済的にも精神的にも健康的にも大きな変化だ。

でも無趣味な女なので、正直少しつまらなくも感じる。シャワーを浴びて、いつ寝てもいいようにしてから録画したものを見ながら好きなつまみで好きなお酒飲むのは楽しかったなぁ。
でもこの気持ちも「旅行、すごく楽しかったな」程度であり生活を乱すものではない。だから良かったと思う。



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