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FacebookのザッカーバーグやGoogleのラリー・ペイジなど何故 GAFAMの創業者にユダヤ系が多いのか?

私たちの生活に大きく関わっている身近なアイテムもユダヤ系の人達が深く関わっているって知ってました?イスラエルやユダヤ人の起業家によって創業された有名な企業や創業者は世界中で多岐にわたります。今回はそんなユダヤ系出身者によって作られた世界的な企業を幾つかご紹介して行きます。

まず最初にGoogleの創業者であるラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンは、ユダヤ系の起業家であり、Googleを設立し、革新的な検索エンジンとして世界的な成功を収めました。ラリー・ペイジは1973年ミシガン州でユダヤ系の家庭に生まれました。彼はスタンフォード大学でコンピュータ科学の学位を取得し、セルゲイ・ブリンと共にGoogleを創業しました。大学院で出会った2人は検索エンジンのアイデアを追求し、1998年にGoogleを設立し、「Don’t be evil(悪をなすな)」というGoogleのモットーを提唱し、企業の倫理と社会的責任を重視しました。

現Meta社(旧フェイスブック)のマーク・ザッカーバーグもまたユダヤ系アメリカ人でハーバード大学在籍中にFacebookを立ち上げて、2010年にアメリカのニュース雑誌「Time誌」の「パーソン・オブ・ザ・イヤー」に選出されています。

その他にもマイクロソフトのスティーブ・バルマーやスターバックスのハワード・シュルツ、GAPのドナルド・フィッシャー、ゴールドマン・サックスのマーカス・ゴールドマンなどユダヤ系出身者は世界人口の0.2%に満たないにも関わらず各業界のトップに君臨しています。

これらを見るとGAFAMの4社が起業時から成長期にかけてユダヤ人が深く関わっている現状がわかるかと思います。

また年を遡って見るとWeb 1.0時代を牽引する1970年代から世界的IT企業をユダヤ人が起ち上げその筆頭となっていたのがOracleやDellまたSanDiskといった企業となります。その後Web 2.0時代の2000年以降もGoogleを初めFacebookやPayPal、Salesforceなどが中心となり業界を牽引して行きます。近年では

WhatsAppを創業したユダヤ系のベラ・カウンがいます。WhatsAppは世界中で利用されるメッセージングアプリとして知られています。

その他Wazeはイスラエルの起業家によって創業されたナビゲーションアプリで、Googleによって買収されるなど世界的にもユダヤ系の著名起業家は後を断ちません。

また財閥系や金融業界を見てもゴールドマンサックス、JPモルガン、モルガン・スタンレー、メリルリンチ、シティバンク、ロイズ、プルデンシャルも全てユダヤ系出身者が多く関わっているのが現状です。

上記以外にもマクドナルドやリーバイス、ラルフローレン、ティファニーなど多数有名企業が名を連ねエンタメ業界でもワーナーブラザーズやウオルトディズニーなど世界を代表する企業の多くがユダヤ系出身者によって作られております。

何故ユダヤ系出身者はここまで成功者が多いのか?その一つとして挙げられるのがユダヤ数千年の叡智が詰まったタルムードだと言われております。タルムードは、ユダヤ民族の生活全般を規定する研究や学習で、代々親から子へ、子から孫へと世代を超えて語り継がれてきました。タルムードからは現実世界における成功や繁栄につながる内容がかなり多くあり、その中からたくさんの説話が生み出され、多面的な解釈が成り立つしかけが施されており、それらの疑問や問いかけに対し考え抜いて答えを導き出す事で実用性を兼ね備えたオリジナリティ溢れる思考法と生きて行く為の知恵を幼少期から身につけて行くとは言われております。

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