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東京生まれ東京育ちのアラフィフが、思い立って群馬県・妙義山の麓で田舎暮らしをはじめまし…

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東京生まれ東京育ちのアラフィフが、思い立って群馬県・妙義山の麓で田舎暮らしをはじめました。 元週刊誌記者の野次馬根性で、日々の発見を、いろんな角度で綴っていこうかと…。 いっぽうで、地元の文京区本郷への愛着も捨てがたく、想いはあちこち散らかって…。 さてさて、まずはお立ち寄りを!

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  • 田舎生活、はじめました

    東京・下町育ちが、思い立って群馬の西松井田に移住しました。日々の暮らしや、地元の皆さんとのふれあいを記録していきます。

  • 上信・立ち寄り入湯雑録

    群馬・松井田を中心に、周辺の温泉をぶらりと楽しんでみたいと思っています。不定期で、特にテーマも持たず、何の役にも立たない雑感を、ただ綴っていくつもりです。

  • 社寺ご参詣記

    行く先々で訪れた神社・仏閣にお参りしたさいの印象を、ほんの記録がわりに…。

最近の記事

畑の片隅で『職人技』をみた ~ネギの播種 (12/23)

「この時期に行うのは、もうずいぶん遅いのですが…」  と言われ、上の家の師匠(息子さん)に前々から誘われていたネギの種付けに同行しました。  直接畑に種をまく方法もあるようですが、うちの師匠はチェーンポットで育苗する方法をとるのだそうです。  種から発芽する率をできるだけ増やすのが農家にとっては無駄がない方法であることは明かです。直接畑に種を撒くよりは、まずは風や温度が一定している環境下で効率的に苗を育てた方がいいに決まっています。  それがチェーンポットでの育苗法なの

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    • 本郷田町の冬の風物詩「夜警」 (12/20)

       東京・本郷の地元では、年末になると毎晩、夜警を行います。町会のメンバーが当番制で、だいたい1シーズンに2度ほど担当します。  群馬に移転したとは言え、まだまだ私も町会員。お祭りやイベントには目がないものですから、わざわざ車で駆けつけました。  今年はコロナのせいで秋のお祭りも中止、その他のイベントも開催できなかったので、最後くらいは人を集めて、ということで、町の子どもたち(といっても町会青年部メンバーの子どもたちが中心ですが…)に声をかけて、町会でははじめて子どもたち参

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      • 妙義温泉 もみじの湯(群馬県富岡市)

         家の居間が板張りのせいなのか、どうも寒くてなりません。  ことに年末に向けて、いよいよ本格的な冬に突入するようで、風がつよくなってきました。空っ風の本場でもあり、さらに風は激しく強くなるようですが、すでに体が冷える日々が続いています。  そんなときは温泉ですね。このところ遠ざかっていましたが、近場の温泉施設にいこうと思い立ち、妙義神社そばにある「もみじの湯」に行ってきました。 「妙義ふれあいプラザ」と銘打っているとおり、どうやらここは富岡市によって設置された施設のようで

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        • 成長著しいダイコンをついに収穫! (12/11)

           今日はダイコンを収穫する日。  上のお母さんに声をかけられ、お手伝いしてきました。  11月末に間引いてから、わずか10日あまり。さすがにまだ生ってないでしょ? と思いつつ畑に行ってみました。  するとどうでしょう。先日はまだまだ小ぶりだったダイコンたちが、なんと15~20センチほど土から姿を現しています。たしかこの10日間、雨はわずか1日だけ。それも夜間に数時間降っただけだったのに…。  ダイコン、いや植物の生きのびようとする力には、毎度圧倒されます。  今日はた

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        畑の片隅で『職人技』をみた ~ネギの播種 (12/23)

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        記事

          つらい庭掃除に…ハマりそう!? (12/4~8)

           ひと月前から断続的に行っている庭の手入れ。裏庭の石垣と、出入り口付近の原っぱの刈り込みを終えたままになっていましたが、ついにその間にあるのり面に手をつけることにしました。    ちなみに、梅雨明けのころはこんな感じ。  このときよりは草木も枯れて、多少、見通しは良くなっていますが、いまだ篠竹や低灌木に斜面全体が覆われていて、地表がまるで見えない有様です。  丘陵地の中腹にある敷地のため、草が生えているのは崖の斜面。みるからに足場がありそうには思えません。脚立をのばしての

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          ネギ農家への道? (12/1)

           先日肥料を撒いた畑で、いわば肥料撒きの仕上げに行ってきました。  ネギの根元に散布した肥料をなじませるため、上から土を被せていくのです。この「土寄せ」という作業をすることで、肥料がなじみ、ネギに栄養が届くそうです。  畑にいくと、上の息子さんが(私の農業体験の「師匠」ですね)持ち出してきたのは、手押し車風ミニトラクターとでも言うのでしょうか。正式名称を「管理機」というそうです。  農機具メーカー「イセキ」のHPによれば、「管理機はトラクタや耕うん機で耕うんした圃場に野

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          ネギ農家への道? (12/1)

          ダイコンを間引くこと… (11/30)

           上のお母さんがダイコンを間引きに行くというので、連れて行ってもらいました。  なんでも、 「私って貧乏性だから、たくさんとれればいいと思って、畑に種をいっぱい撒いちゃったの。そうしたら、隣同士くっついて大きくなったのがあって、これを間引かないと、太く育たないから…」  とのこと。  畑には4畝にわたってダイコンが植えられています。うち2畝はたくあん用の細い大根で、残りがふつうに店頭に並ぶダイコン(品種は未確認ですが…)とのこと。たしかに、2~3本が密集して生っているのが

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          トラクター初体験に大興奮!(11/25)

           今日は誘われて、ネギ畑に行ってきました。  まずは肥料やり。ネギの成長に合わせて、太らせるために亜リン酸系の肥料を撒きに行ったのです。約20キロほどの肥料をいれたプラスチック製の追肥機を背負い、そこから伸びるホースをネギの根元にむけながら撒いていきます。  慣れないうちは歩く速度が一定せず、撒いた肥料に濃淡が出てしまいましたが、次第になんとかサマになっていきます。にしても、これを畝ごとに何往復もするんですね…。時期によっては、肥料や農薬など、数種類を一気に撒く必要があって

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          秋空のもと、ジャガイモを掘った(11/21)

           東京から親族が遊びに来てくれた。  その旨を、上のお母さんに伝えると、さっそく自家製のお新香やらとりたて野菜やら、ふんだんにお裾分けをいただいたうえに、こんなお申し出を。 「もし良ければ、みなでジャガイモ堀を手伝ってくれると助かるんだけど」  うれしいですね。やらなくてはならない作業を人海戦術で、ということもあるのでしょうが、それよりは慣れない東京者に農作業の体験をさせてくれる、という気遣いがさりげなくてありがたい限りです。  親族一同、ツナギを身につけ、いざジャガイ

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          秋空のもと、ジャガイモを掘った(11/21)

          祝! パソコン復活!!

           不調が続いていたパソコン。  つい、近親にグチをこぼしたら、義兄が「引っ越し祝い」と称して、パソコンを贈ってくれました。  うれしいですね…。  ひとり、勝手気ままな田舎暮らしをしていながらも、誰かが見ていてくれる。そんな安堵の気持ちも相まって、パソコンの頂き物には、いたく感動している次第です。  おかげでnoteの記事アップも再開できます。  これまで貯めていた日常のメモを、この機会に一挙大放出しましたので、引き続きご愛顧を!  ↑ 記事は以上です。お気に召しました

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          干し柿作りに挑戦! (11/11)

           庭に数本ある柿の木のうち、1本だけがやけに元気で、ベランダに貼り出すようにして実をつけています。  ここに引っ越してきたときはまだ青々としていたのが、秋が進むにつれて、ようやく色をつけはじめていました。  それが先日、夜中にベランダを走り回る音が…。この辺はイノシシやサル、ときにはカモシカなども出るのだそうで、とっさに野生動物の徘徊を思わせました。もちろん、それにしては重さの感じられない音だったので、おそらくは落ち葉や枯れ枝などが風に飛ばされたものと思いつつも、もしベラ

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          もう何年ぶりかのお墓参り (11/10)

           この日は、亡母の誕生日でした。  都内にいるときは遠いのを理由に、菩提寺のすぐ近くに引っ越してきてからは、お寺さんへの挨拶などが億劫だと理由をつけて、なかなか足が向きませんでしたが、せっかくの機会と捉えて、お墓参りに行ってきました。  祖先がお寺に多くの寄進をしたために、わが家の墓地は、お寺の敷地でも奥まった場所にある一等地にあります。  久しぶりの墓参なので、さぞ荒れているかとビクビクしながらお墓まで向かいましたが、同じ墓地内に眠る遠縁のかたがたの親族でもお参りにき

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          もう何年ぶりかのお墓参り (11/10)

          庭を徹底的に手入れしてみた (11/8)

           別荘代わりに使っていた家に越してきて、最初の数週間は室内の整理に追われました。窓やサッシ、戸棚の奥、押し入れの中など、目につくカビや汚れは拭き取り、家具や食器を並べ直し、様々な物を整理整頓し…。  3週目くらいから、庭の整備にとりかかりました。といっても、まずは家の周囲のみ。雑草を刈り払い、無駄に生えてしまった樹木を切り、木々の形を整え、なんとか生活範囲内での見苦しさを解消していくことに努めました。  ところが広い庭の、普段は通らない場所。斜面の中腹やら、出入り口先の原

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          庭を徹底的に手入れしてみた (11/8)

          移住から、はや1か月 (10/28)

           群馬に引っ越してきてからちょうど1ヵ月が経ちました。  秋はいっそう進んだようで、思えばキンモクセイは花を落とし、彼岸花も姿を消し、ベランダに張り出した柿も徐々に熟れていくようです。妙義は中腹まで、家の裏山にも赤い色が目立つようになりました。  まだまだ田舎暮らしに慣れてきたとはいいませんが、朝は早くに目がさめ、夜も暗くなると眠気を覚え、心身ともに、都会暮らしのころとはリズムが違ってきたのをしっかりと理解しはじめたようです。  人との接触が少なくなったせいか、イライラ

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          柿。裾で拭いてかぶりつく! (10/25)

           先日につづいて農作業に誘われました。  今回は果樹。この時期ならではの、そう、柿の収穫です。  これは、わが家の庭にある柿について話が及んだときのこと。どうもうちのベランダに面した場所に生えている柿は渋柿のようで食べられないそう。庭にはあと2本ほど、甘い実がなる木もあるようなのですが、なにしろ柿もぎなんてタイミングもわからないし、どれが旨いか、甘いかなんてわかりません。  そう話したら、上のお母さん。 「じゃ、うちの町中の畑で育ててる柿を食べたらいいわよ」  とのことで

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          豊かな食卓 (10/23)

           群馬での暮らしを始めてから、何が変わったかといえば、それは間違いなく食生活です。  なにも農業を始めたわけではないので、これすべてわが家の上に住むご一家の恩恵の賜物にすぎないのですが、とにかく新鮮な野菜類に事欠かなくなりました。  上のお宅はネギ農家なのですが、チャレンジ精神旺盛で、サツマイモやサトイモ、ダイコンといった根菜類や、葉物、果物、はてはお花まで、なんでも手掛けていらっしゃいます。  そのお母さんが、都会から引っ越してきてまごついているわたくしを心配してくれ

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          豊かな食卓 (10/23)