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しりとり俳句(89)

今日は立春ですね!

冬まででまとめようと思いましたが、本日立春まで入れちゃいました!

今週は父シリーズがありますよ。( * マーク)

こちらの続きから!

「さち・ちり・しの・しりとり俳句・二年目ルール」
☆順番=ちり→しの→さち
☆下五・下二字、または一字でしりとり
☆下五「かな・けり・にけり・たり・たる・なり・よ」などで終わる場合は、その前の二文字(もしくは一文字)から始める
(季語のあとの、さ=幸、ち=ちり、し=紫乃)

第89回は、1/29~2/4(1859~1879)全21句

1859. デパートの自動ドアより雪女
    雪女(晩冬)ち

1860. 「んなことないさ」と革手袋のひらひらと
    革手袋(三冬)し

1861. ドアの辺に朱欒ざぼんごろんと置かれけり
    朱欒(晩冬)さ

1862. 枯木立すきまに星を散りばめむ
    枯木立(三冬)ち

1863. 雌鶏は土蹴散らすや春まぢか
    春まぢか(晩冬)し

1864. 地下街へ仕事帰りの蕎麦湯かな
    蕎麦湯(三冬)さ

1865. ゆつくりとピアノの音色春を待つ
    春を待つ(晩冬)ち

1866. 末冬まっとうの運河にもやふ小舟かな
    末冬(晩冬)し

1867. 船見ゆるカフェに来てをり水仙花
    水仙花(晩冬)さ

1868. 牡蠣フライ千切りに身をあづけたり
    牡蠣フライ(三冬)ち

1869. スケーター横断幕の端に父*
    スケーター(三冬)し

1870. 父の来る授業参観冬ぬくし*
    冬ぬくし(三冬)さ

1871. 九条葱たたたん父の焼きめしは*
    九条葱(三冬)ち

1872. 皺深き眉間もゆるむ鱈場蟹
    鱈場蟹(三冬)し

1873. 二個入れし鍋焼饂飩の玉子かな
    鍋焼饂飩(三冬)さ

1874. 孫の手とリモコンそばに日脚伸ぶ
    日脚伸ぶ(晩冬)ち

1875. 不器用なお面めがけて鬼は外
    鬼は外(晩冬)し

1876. 外へ出てまだかまだかと福は内
    福は内(晩冬)さ

1877. 家のなかどこも明るし春はじめ
    春はじめ(初春)ち  

1878. 名案にぽんと手を打つ春来る
    春来る(初春)し

1879. ルビ付きの句集捲りて春立ぬ
   春立ぬ(初春)さ


     ・・・・・・

そういえば先週、ちりさんのしりとり俳句の中に「小蕪」が出て来て「いいなぁ~♪」と気になっていました。
わたしはこれまで料理にすごく苦手意識があったのですが、わけあって(笑)去年からレシピ本(タニタ食堂の三冊)を見ながら毎日作るように。
レシピには旬の時にしか手に入らない野菜を使ったメニューもあり、その一つが蕪。(宅配を利用しているからかも?)
先日ようやく宅配で蕪を見つけ早速注文!煮物を作ってみました。
みんな知っているだろうけど(笑)、扱いはぜんぜん難しくないし、なんといっても美味しい!あと、皮の厚い部分は漬物に、とありましたがそのままポリポリ食べちゃいました(笑)。

最近ふと気がついたのが(特に結社誌を読んでいて)、料理を頑張るようになってから何気に野菜の句を作るようになったこと。たぶんみんなが当たり前に思うようなことに発見があるのかなと。

「伸びしろ」があるってたぶんこういうことだよね(笑)。そう考えるとわたしには色んな「伸びしろ」ありますよ!
というわけで料理も俳句もあらゆること、、コツコツやっていきます♪

いつもありがとうございます♪

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