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しりとり俳句(65)

今週は台風の進路にソワソワ!
台風が去ったあとも爽やかな青空が広がることも無く、ムシムシとしたどんより空・・・そしてまだまだ暑い日が続いていますね!

しりとり俳句の方はもうすっかり秋です。
今週は酒シリーズがありますよ♪

「さち・ちり・しの・しりとり俳句・二年目ルール」
☆順番=ちり→しの→さち
☆下五・下二字、または一字でしりとり
☆下五「かな・けり・にけり・たり・たる・なり・よ」などで終わる場合は、その前の二文字(もしくは一文字)から始める
(季語のあとの、さ=幸、ち=ちり、し=紫乃)

第65回は、8/14~8/20(1357~1377)全21句

1357. さつと行きさつと帰らん芋煮会
    芋煮会(三秋)ち

1358. 階段は一段飛ばし風爽か
    風爽か(三秋)し

1359. 夜間通路に靴音とちちろ虫
    ちちろ虫(三秋)さ

1360. 虫眼鏡より近づきて秋の暮
    秋の暮(三秋)ち

1361. クレープの生地はなめらか秋日和
    秋日和(三秋)し

1362. 寄り道の立ち飲みバーや秋の宵
    秋の宵(三秋)さ

1363. いつまでも手をふつてゐる星月夜
    星月夜(三秋)ち

1364. 今日の月ボンネットへと猫が飛ぶ
    今日の月(仲秋)し

1365. 飛ぶか飛ばぬか秋の夜の黒ひげよ
    秋の夜(三秋)さ

1366. ひげ長き猫の左手いわし雲
    いわし雲(三秋)ち

1367. 雲間より出でし望月ふたり酒
    望月(仲秋)し

1368. 酒呑みの前へ枝豆こんもりと
    枝豆(三秋)さ

1369. 離島より酒持ちかえる秋の海
    秋の海(三秋)ち

1370. 海の絵を見つむる少女カンナ咲く
    カンナ(三秋)し

1371. さくさくと原稿進め秋の朝
    秋の朝(三秋)さ

1372. 朝顔や身ぶり手ぶりで今朝の夢
    朝顔(初秋)ち

1373. 夢色の飴玉なめる良夜かな
    良夜(仲秋)し

1374. うやむやに終はる会議や柳散る
    柳散る(仲秋)さ

1375. ルームキーさがす広間へ鮭御膳
    鮭(三秋)ち

1376. 先輩の初秋風の巻き毛かな
    初秋風(初秋)し

1377. 機嫌良き猫の尻尾や秋うらら
    秋うらら(三秋)さ


     ・・・・・

今週は冒頭に書いた通り台風から始まり、急な予定にバタバタとした一週間でした。
あまり考える余裕が無かったのでとくに物語が生まれそうな句は作れなかったなぁという感じでした。そういえば俳句ポストの締め切りにも追われていましたね(笑)。
来週はもう少し余裕があると良いなぁと思いつつ・・・。

いつもありがとうございます♪
それでは!

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