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合格でも不合格でもマル!

おはようございます。KAYOKOです。

今日は大学入試共通テストですね。いよいよ本格的な受験シーズン。受験生の皆様の1年間の努力が報われるよう、願っています。

さて、今日は私自身の受験を振り返ってみようと思い立ち、筆をとりました。

私の受験は中学3年生の時。大学付属の高校へ進学しましたので、受験歴は1回のみです。

1年生のときから、学習塾へ通っていました。中学時代は友達もほとんどいませんでしたし、やることといえば、部活と塾ぐらい。
塾でつるむ同級生を横目に、ひたすら勉強。

いつも教室の一番後ろ、端っこの方で、いるのかいないのかわからないような感じでいつも座っているような生徒でした。

一番憂鬱だったのは、問題の答え合わせのときに、ランダムに名指して回答を迫られる瞬間。

どんだけ勉強しても、自信が持てなかった私は、いつ当てられるんだろうとビクビクしながら、ひたすらその時間を耐えていました。

今思えば、あの時の私は、【失敗が怖い】という気持ちが人一倍強かったんだとおもいます。

知らないこと、わからないことを、正直に言うことがとにかく怖い。それをいうことで、周りから馬鹿にされるんじゃないかとか考えて、傷つくのが怖かったんです。

それと、人より勉強してる方だと思ってたので、あれだけ予習したのに答えられない自分が許せないとか、そういう気持ちもありましたね。

そんな葛藤を抱えながら迎えた受験。
私の場合は私立の推薦入試で、小論文と面接だったんですが、小論文には自信がありました。
小論文は人目を気にせず、自分の中の思考を回答用紙にぶつけるだけなので、正直とても気楽でした。

そのあと迎えた面接。緊張して頭が真っ白だったので、何を聞かれたかほとんど覚えていないんですが、1つだけ強烈なエピソードが。。

ジェンダーについての意見を聞かれたんです。
そもそも、ジェンダーってなんだ。。その意味がわからないと回答しようがなかったので、恐る恐る、ジェンダーの意味を尋ねました。

面接官の先生は親切にこう教えてくれました。

【男らしさ、女らしさっていう考え方について、どう思う?】

そういうことを意識したこともなかったので、本当に頭が真っ白になりました。そして、苦し紛れに口から飛び出した答えが

ゴキブリを退治できるのが男らしいと思います!!

、、、は???笑笑

そう言い放った瞬間、面接会場が爆笑の嵐ww

そのとき、私は全然笑えないどころか、恥ずかしくて穴があったら隠れたいという気持ちでした。

馬鹿にしているのか、それとも面白がって合格させてくれるのか。。。

合格発表まで本当に気が気じゃなかったですね。

結果的には、なんと【合格】でした✨✨

小論文の内容が相当良かったか、面接の回答が強烈すぎて面白がって採用してくれたか、真相は不明ですが、結果オーライということで!!

振り返ると、一発合格とはいえ、そこに至るまでの過程は決して、楽ではありませんでした。
塾も楽しくもなんともなかったし、むしろ苦痛だった。心を許せる友人もいなくて、3年間孤独な戦いでした。

でも、今思えばあのときは出来ない(と思い込んでいた)自分にバツばっかりつけて、自信をなくして、あれだけ頑張ってた自分に何ひとつポジティブな言葉をかけてあげられなかったんですよね。

完璧主義というか、勉強も真面目にとりくんで、優秀な成績をおさめることでしか、周りから評価されないと思ってました。
だから、そういう理想の自分像が少しでも崩れた時、すごく落ち込む。めちゃめちゃメンヘラ女でした。
それは裏を返せば、承認欲求が満たされてなかったってことです。

【自己受容】というのが自分の中で大きなテーマになっていますが、生い立ちを遡ると、その課題は中学時代からずーっと心の根っこにあって、大人になるまで引きずってきたんだなぁと気付きました。

どんな結果であれ、頑張ってきた自分を丸ごとはなまる🌸できれば、本当の意味で心が癒され、周りからの評価がなくとも、自己受容へ向かっていけるんだと思います。

多くの受験生の皆様にとって大一番となる今週末。コロナの急拡大とも重なり、極限の緊張を強いられている方も少なくないと思います。

どうか、胸に手を当てて。これまで積み重ねてきたことは何一つ無駄なことはありません。
一つの目標に向かって、夢中に努力する経験自体が、これからの人生にとってとても価値のあること。結果に関わらず、努力の過程を振り返り、自分を褒めてあげてください。

とりとめのない文章にお付き合いいただきありがとうございました!
受験生のみなさまの健闘を祈ります!!

#受験 #受験の思い出 #高校受験 #自己受容

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