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金木犀

この香りをかぐと、またこの季節がやってきた…と感じる。お腹が出てきた妊娠7ヶ月の時の母のお見舞いに行く途中の香り。その時抱えてた不安な気持ちが蘇る事もあって、何だか毎年この時期は気分が憂鬱になる。

でも今年はこの香りがする時期に、仲良しな同僚の方と沢山公園でお弁当を食べた。金木犀が満開な時に、その方がお誕生日を迎えた。その日は4人で公園でお弁当を食べていて、凄く楽しい日だった❣️金木犀の香りが不安な香りから楽しい香りに変わった。

新しい会社に来て、今まで出せていた成果を出せずに自分の再現性に自信がなくなった。でもそんな時でもいつも会社の人が励ましてくれた。世の中には2種類の人がいる。

私の好きな心理学者、夜と霧の著者、フランクルもこう言っている。

この世にはふたつの人間の種族がいる、いや、ふたつの種族しかいない、まともな人間とまともではない人間と、ということを。このふたつの「種族」はどこにでもいる。どんな集団にも入り込み、紛れ込んでいる。まともな人間だけの集団も、まともでない人間だけの集団もない。したがって、どんな集団も「純血」ではない。監視者のなかにも、まともな人間はいたのだから。

自分の事を褒めてくれて、羨ましいと言ってくれる会社の人にも出会えた。沢山優しさを貰って、自信を取り戻す事も出来た。金木犀の香りも好きになった。会社で出会えた素敵な方たちと時間を過ごせて良かった❣️会社を辞めても終わりではないし、辞めても連絡取りたいと思って貰える様に自分も成長していくぞ💪

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