私は昨日あるインタビュー番組をみて
涙が止まりませんでした。

その番組とは、
スポーツの名場面に隠された
イミシン（意味深）なワンシーンを切り取り

その真実を深掘りしていくという
「修造&一茂のイミシン」というもの。

そこで、フィギュアスケートの
羽生結弦選手が言った『報われない努力』を
クローズアップされていました。

きっと多くの人が同じように
「報われない努力」を経験してるはず。

だけど、その努力の度合いは
きっと人から見れば本人の想いと
一致するとは限らなくて。

きっと、羽生くんに限らず
オリンピックに出場した世界の選手や
それぞれの目標に叶わなかった多くの選手にも
いろんなドラマがあって、

それこそ私たちには到底想像もできないほどの
「報われない努力」がそこには必ず存在したはずです。

命を削って努力をして時には心が折れながらも
何度も自分に大丈夫だって言い聞かせて、
自分や未来を信じて歩みを止めずにやってきても、

代表に選ばれない・・・
金メダルが取れない・・・

なんだか心をぎゅっと掴まれたような
気持ちになりました。

だけどね、それ以上に
このインタビューから学ばせて頂いたのは

叶わない想いを周囲のせいにせずに
受け止めて、前を向く姿勢です。

世の中には上手くいかないことを
自分以外のせいにして、言い訳をすることが多い。

大した努力もしないで
褒めてもらいたいと思っている人も多い。

それは起業家にだって言えること。

自分への戒めも含めて
そんな人たちに感じてもらいたい。

あれだけすごい人にでも
「報われない努力」が存在すること。

そして努力するのは当たり前であり、
人に褒めてもらうためではなく、
自分のために努力をするんだということ。

もちろん努力したから
思い描く成果が出るわけじゃない。

だけど、努力なしに成果が出るわけじゃない。

・・・だったら、
諦めずに未来を信じてがんばるしかないよね！！

改めて羽生くんの
「報われない努力」という言葉を聞いて

今の私は、報われないと思えるほど、
努力しているのだろうか。

無駄だったと言えるほど、
自分は命懸けで成し遂げているだろうか。

と考えさせられる機会になりました。

あなたは「報われない努力」と聞いて
どんなことを感じましたか？

以下、インタビューを
書き起こしたものです。

ぜひ、読んでみてください＾＾！

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やっぱり
「報われない努力ってあるな」というのと

「努力は嘘をつく」ということ

「でも無駄にはならない」ということ
と思ってきたけれど

今振り返ると
「いや、無駄にもなるじゃん」って
正直思っています。

僕は命懸けで
このオリンピックという舞台まで

本気で練習をしてきて

命懸けで演技をした時に

こうやってできなかったことに関しては

無駄だったなって正直思っています。

何回も心が折れて

逃げそうになったけれど

やっぱり皆さんの想いとか

自分が今まで戦ってきた
道のりとかを含めたら

逃げれなくて

また自分の心を自分でつぎはぎして

なんとか奮い立ってでもまた折れて・・・

それの繰り返しで
なんとかやってきたけれど、

やっぱり自分の中では
それが100％報われたとは

残酷だけど思うことはできない。

僕は努力してきたことが
結局はできなかったという

理不尽にぶち当たってしまったけれど。

正直あのアクセル、
本番でできたアクセル、

ほんのちょっと、0.何秒高く飛べて

ギリギリまで足を締めれて

例えば爪先から綺麗に降りれて、

足引けば降りたんじゃないかって

簡単にいう人はいる。

だけど考えてください。

僕、何年間本気で
アクセル練習してあそこまできたのかって。

ずっとグランプファイナルとかで
練習しているのを見て頂いたり

国別対抗戦の時もそうでしたけどね、

回らないんですよ、正直。

どれだけ本気でやっても、

本気で締めても

お前死んでもやれよみたいなことを

ずっと言いながらやってきたきれど

回んないんですよ、そんな簡単に。

僕の羽生結弦という、羽生結弦の体で

羽生結弦の理想とする
アクセルを続けた結果としては

あれが全てだったと思います。

その全てを出させてくれたのは

サポートしてくれた皆さんがいて、、、

やっぱり無駄だとは思います。

結果取れなかったら無駄だとは思います

はっきり言って僕はそういう人間なんで。

でも、誇りは掴みました。

羽生結弦のアクセルとしての
誇りは掴みました。

そして前に言ってたじゃないですか。

ジャンプは友達だって。

３回転アクセルまでは他の子だったけれど

４回転アクセルだけは自分でした。

俺自身が４回転アクセルにならなきゃいけないんだなって思いました。

ここまで。