わたしがコルクラボに入ったのは、2020年1月だった。
コルクラボの中で、それまでのわたしには考えられないことがいっぱい起きた。
・ビジネスも人生も一緒に考えられる仲間ができる
・心許せる、弱音を吐ける友達ができる
・子どもを連れて行ける・成長を一緒に見てくれる人たちがいる
・文化祭や合宿でおもしろい経験ができる
・新しいビジネスの種が生まれる機会ができる
・おもしろいビジネスパーソンに会える

そんな素敵な感じのできごと・・・だけでなく、ものすごいイレギュラーと、ものすごくありがたいできごとを経験した。
それが、

さちえる飛行機乗り遅れ事件

だ。

この話をちょうどさっきコルクラボの定例会で事例として話されていて、そうだった・・・と思い出した。この出来事だけとっても、わたしはコルクラボに返せない恩がある。苦笑
外では発信してなかった気がするから、今回はブログを転記してみる。長いけれど、本当にバカらしく、本当に幸せな話なのでよかったら読んでちょ。

コルクラボのブログから個人名だけイニシャルに変更してます
2023年3月に、1泊2日の合宿が札幌であり、ホースコーチングというアクティビティに参加していた。その帰りの事件についてのブログです

札幌で馬から学んで、飛行機に乗り損ねて、たくさんのものをもらった話

（2023/03/12 20:59投稿）

札幌の春合宿に参加していたよ！いまはその帰り道。

えぇ、まさかの、飛行機に乗り遅れて、
（17:20発の飛行機を途中からずっと17:40発と勘違いしはじめ。15時前にチケット取ろうといったら早すぎて追い返され、カフェで気づきをまとめていて、何度も案内に目を通しているにもかかわらず、17時すぎにカウンターに行った際にやっちまったことを知りました😭）

ラボメンには早く送り出してもらい、サディの車で楽に空港に着いていたにも関わらず、です。

過去最大くらいの冷や汗と震える指でキャンセルの電話をしたあと、
JALの窓口に駆け込んで金額を聞き、
ANAの窓口めがけて走る途中でYとすれ違い、
ANAのカウンターで、他の金額ありませんか？……わかりました、それで…！と支払って

18時の便に乗りました。

このタイミングには、本当にバカすぎて、案外早めの便にのれて、娘の寝かしつけできそうだと安心したり（翌日の便も調べていたけど、結局高い金額と宿泊と、精神的なところを考えたら帰る選択だと思った）一回どうにも便がネットで取れず、帰れないのではと焦ったこともあり、帰れる安堵感。

あと、こんな状況は「まさか」案件すぎて、
もはや、学びがあるに違いない。4、5万無駄にして、自分の価値観に変化が起きたら、そりゃ儲けもんだ！一気に目が覚めたから、飛行機ではビジネスプラン練り直しながら帰って、かせぐんだ！とおもってました。

ほんとにバカすぎて、衝動的にスラックにも書いてしまったから、これはいい恥さらしだと。
春合宿のホースコーチングで、ひっかかりがずっとあったことについても、これをひとつのきっかけに、より自然体に近づいてしまえと。そんな風に思ってました。

その時にMとSとコメントしてくれて、
一回かわしたつもりだったんだけど、ふたりと、Yちゃんがコメントくれて

マジか。バカをしたわたしは、ここでカンパを募らせてもらうのか。そんなバカな！！
でも、たしかに、甘える…やれないことだ。やってみよう。と思わせてもらって。
PayPayコードを貼り付けながら、めっちゃ涙でてきた。
だから、飛行機時間中、どうやって稼ごうかは考えず、受け取るについて、ずっと考えては泣いてました。（注意　その間もちゃっかり買っていた海鮮弁当を食べている）


ホースコーチングでは、エルメス（馬）との距離感をガツガツ詰めてみたあと、エルメスの反応がない・悪いと感じてから、諦めて引いてしまった場面があって。それが普段の自分のコミュニケーションと被ったり、「こんな私が触って嫌だったよね」「なんか申し訳ない」と勝手に思って。
これ、悪い癖かもしれないとホースコーチングをしてくださってる、もとこさんのフィードバックで痛感したの。
二日間のなかで、みんなにいろんなアドバイスやフィードバックをもらって、これ、やっぱり根深いねと。

・苦しくがんばってる時あるけど、自然体のときのままでいい
・さちえるが何をしたいのかよくわからない
・常に受け取らない
・相手への感謝じゃなくて、ごめんと自分を守る方に行く

などなど


そんなこともフラッシュバックして、いろいろ書きながら考えた。

過去を考えると、わたしは親に助けてもらうをなるべく避けてきた。
一応長女で、わたしはいいお姉ちゃんでいなきゃと思ってたからね。
で、頼る、は、なかなかやっぱりできてないなと。


あと、申し訳ない、ごめん、の正体は何かなと考えたら、

やっぱり、自分の良くない行いを先にエクスキューズしたいだけ。
つまり自分を守りたいだけなのかもとおもった。


申し訳ない。ごめんね。→自分を守る、閉じる感覚

助けてくれてありがとう。→自分より相手に開放してる


これはけっこうベクトルが違うのかもとおもった。

自分の小さな世界にこもる方向性ではなくて、
わたしは不十分で足りないところが多いけれど、一緒にいてくれてありがとう。助けてくれてありがとう。条件付きで好いてもらうんじゃなくて、足りないまま好きでいてくれてありがとう。

そんな風に、自分にも思えるし、
そんな風に、人にも思えたらめっちゃいいなと。
今回の合宿もふだんも、コルクラボにいて楽しいのは、そんな世界を体感させてもらっているからなんじゃないかな。わたしがつくりたい世界もそっち側なんじゃないかなと思った。

ずっと、ANAの5Cっていう1番前の席に座りながら泣いてたから、CAさんには失恋した人だと思ってもらうことにした。ANAの昆布スープはより一層沁みておいしかった。


そんなこんなで、羽田空港について電波をつないだら、損したはずの金額の7割とかが、PayPayの残高に表示されてた。*
しかも、たくさんの人がしててくれて、積み重なってもどってきてる感じになってた。

わたしはヘマをしただけなのに、みんなが気持ちを送ってくれた。
もちろん泣いた。

どう返したらいいんだろうとおもう。
でも、それも一回考えずに受け取らせていただいて、おもいっきりラボを楽しんだり、わたしなりに挑戦してみたりして、自分をやっていこうとおもう。

飛行機のお金のことも、最高の春合宿で関わってくれてことも、この居場所を作ったくれてることも、
みんな本当に
助けてくれて、ありがとう。

ブログはここまで。
*ちなみに、次の朝を迎える頃には、支払った航空券を上回る金額が入っていて、PayPayコードを慌てて削除したほどでした・・・＞＜。
30人近くの人が気持ちを送ってくれていました。。。神。

今、読んでもいい話。
この時はスマホで文字通り泣きながら書いていたので、臨場感が伝わるなと思う。

そして、半年経った今、この影響は大きかったなと思う。
受け取る、どうだろうか。
かなり素直にはなってるんじゃないかと思った。
こんなショック療法で治すつもりじゃなかったんだけどね^^;

こんな風に、さらけ出せる場があること。
その中にいられること。
そこで弱みを出せること。
弱みを知っている横で付き合ってくれる人たちがいること。
こんな学びを他にどこで学べたかな。他のどのタイミングで起き得たかな。
本当に宝物みたいな愛と学びをいただいたと思う。

拝啓４年前のわたしへ
友だち・知り合いが誰一人いないコミュニティで、たくさん愛をいただくことになるよ。
求めれば、人って変われるのかもって思うし、素敵な人たちはいっぱいいるよ。

あれ、これは、コルクラボの宣伝になってしまうかもしれない。苦笑
また募集するはずだから、気になる人は事前に申し込んでおいてね。
少なくともわたしはしぶとくやめないと思うので＾＾
https://lab.corkagency.com/about

みんな、いつも本当にありがとうm(_ _)m

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