今日は、４年前のわたしへ

４年前、一人目の娘を育てながら、フリーランスとして仕事に復職していたわたしは、いろんな人のビジネスをサポートするお仕事がメインだった。
独立してフリーランスになっていたものの、”雇われフリーランス”という感覚だった。
もちろん、企業と対等に関係を築いてプロとして役割を担うフリーランスの人が多いと思うのだけれど、わたしの場合は、『企業に依存』している感覚が強かったと思う。企業さま側もそういうつもりはなく、対等を求めてくれていたものの、わたしが依存の感覚に持って行きやすくかったように思う。

今日、当時お仕事で少しだけご一緒させていただいた方（Aさんとする）からさちえる工房にご依頼いただき、お話する機会があった。当時からとても魅力的な方で才能に溢れていて、自立している素敵な方だなと思っていたけれど、今も変わらず視座を高めて日々過ごされている姿に刺激を受けた。

Aさんとお話しする中で、Aさんがフリーランスとしての課題感で、
「わたしは”切り拓く力”が弱い。サポート的な立場は得意だけれど、自分で前に立って何かを先導することはできないのがコンプレックスだ」と語ってくれた。
対して、わたしについては、「切り拓いている人だってみてます！」と言ってくれた。それは、とても嬉しかった！！
と、同時に、４年前のわたしは、Aさんととても似た感覚を持っていたことを思い出した。
「Aさん、４年前のわたしの印象ってどうでした？切り拓いてる感ありました？」と聞くと、
「あ〜確かに、４年前も〜〜な印象でしたけど、今と印象はだいぶ違います！」と言ってくださった。

そこで、わたしも４年前は、自分でやることが難しいと思っていたこと。別に中身ややっている仕事はあんまり変わっていないこと。チャレンジしてみて今の形になっていること。直近のマルシェもどう先導していいかわからず仲間に助けてもらったことなどをお伝えし、
Aさんが”切り拓く”の中に求めていること、重ねている理想、コンプレックスの正体は何か見てみてもいいかもですね〜なんてお話ししていた。
（こういう話は楽しすぎて勝手に盛り上がってしまった、すみません）

本当に、４年前は自分で自分のビジネスを進めている自分は想像できなかった。何が違うのか。それは、Aさんにも伝えたけれど

「やっちゃったかどうかです」

だ。

もうちょっと詳しくいくと・・・

４年前のわたしはどこかで結局
「B社の方針がこうなので、Cになりました」
という逃げ道を持っていた。
自分以外の誰にも言わなくても、密かに「誰かのせい」にしていた。

が、今はそこが違う。

何か逃げたくても、「自分のせい」なのだ。
うまくいかない時は、お客様と合意をしたポイントがおかしかったのかもしれないし、約束した成果が出せなかったのかもしれないし、継続してもらえないのかもしれないし、売り上げが立たない月があるのかもしれない。
でも、それは全部自分のせいだ。

この”自分のせい”を取るのがずっと怖かった。

と、同時に、誰かのせいにできる状態は、自分について積み上げていくことはできないということもわかっていた。結局名前を借りている法人か雇い主に積み上げる作業である。

だったら、いろいろ被るなら、責任をとってやろうとするなら、自分ごとの方がいさぎいい。わたしの場合はそれが結論だった。

”自分のせい”でやる。そう決めてからは想像していたより清々しかった。
幸い、一緒にいるけれどそれぞれが自立している仲間がいるから余計によかった。自分のせいをいいことに、全ての出来事はわたしのせいであり、わたしの伸びしろであり、成長ポイントになった。

あの人が羨ましい。
あの会社みたいにうまくいかない
あのセミナーのように人が集まらない

そんなことは今も日々感じるけれど、そう感じる背景は自分の中にある何かが思わせている。わたしに使えてない武器を使っていることに羨ましいと感じていたり、自分が勝手にやってはいけないと思っていることをやっているのをみて妬んだりしているだけ。ほとんどそんな感じ。だから、全部が自分のせい。これは逆に楽かもなと思ったりしている。

４年前のわたしは、わたしなりにがんばっていたし、その時周りにいる人には本当に学ばせてもらっている。

ただ、今だから言えることがあるとすると、

自分の能力を過小評価しなくてもいいよ。
”自分のせい”を自分の力にできる、その強さをわたしは持っているんだよ。
本当はどうしたい？本当に手を伸ばしたかったらやってみてね。

かな。

今日も、自分のせいでてんやわんやしている。
今月の目標もアポの入れ方もミスっている。笑
やりたいアクションの半分もできていない。泣
SNSの更新も中途半端。ぴえん。

でも、精一杯やれていて、清々しい。
金曜日だし、note書いたから、まずは酎ハイ飲むね！
４年前のわたしも気楽にいこうぜ♪ 根を詰めるわたしにはいいことないよ！