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Day3:ライティングの力をつかって、石垣島で暮らしたい

いちばんやりたいこと。
石垣島で暮らしてみたい。
切望。

はじめて石垣島を訪れたのは15年ほど前のこと。
12月の終わりの週で、日本中がお正月準備にそわそわしている時期だった。

生まれてはじめて足を踏み入れた石垣島は、それはそれは素晴らしい快晴でわたしたち夫婦を迎えてくれた。

現地の人に聞くと、この時期にこれだけ天気がいいのはめずらしいとのこと。

青い海、白い砂浜、あったかい気候にメロメロ

北海道で生まれ育ったわたしたち夫婦は、飛行機を降りたときの空気にまずやられてしまった。

南国独特のムワッとした空気と、なんとも言えない沖縄の匂いにテンションMAX。

出発地の新千歳空港はたしかマイナス12度だったような。
ここは年末だというのに25度だって。
天国ってきっとこんなかんじなのかな?行ったことないけど……

あちこち観光の予定を組んで行ったにもかかわらず、あまりの天気のよさにホテルに向かう途中の海で車を降りて、ふたりでたそがれた。

ちょっぴり繊細気質のわたしたち夫婦は、この暖かさとカーラジオから流れる沖縄の音楽にすっかりまいってしまった。

心がほにゃほにゃにほぐれていくのがわかった。

15年前というと、まだ、古い石垣空港だったし、コンビニもココストアだったころ。

道に迷って、近くのお店の人に聞いたら、店員さん全員で地図を広げてさがしてくれたっけ。

はじめて食べた沖縄料理には苦戦したけれど、とにかく本当にすてきなところで胸がいっぱいだった。

あれから何度行っただろう。

いつも冬に行くので、はっきり言って天気はあまりよくない。
本当にあのときの快晴はめずらしかったんだなぁ。

最近は、予定も決めずにただただ海辺でぼーっとしたり、雨の音を聞きながらホテルで昼寝をしたり、ふらっと竹富島に行ってみたり。

はじめて行ったあの日。北海道に帰る石垣空港にて、わたしは本当に泣いた。
帰りたくなくて、大人なのに、本当にほろほろと涙が止まらなくなってしまったのだ。

その帰りの飛行機の中で、わたしと夫はまた絶対に来ようねと誓った。
そのために仕事を頑張ろうって思った。

石垣島での出会い

石垣島では、いろいろなはじめてを経験した。

カヤックやバギー。ヒーリングも受けたし、居酒屋で知らない人たちみんなで歌って涙がでたこともあったな。

なかでもカヤックは一時期すごくハマって、行くたびにやっていた。マングローブでのカヤックを何度か体験したあと、シーカヤックに挑戦してみることに。

そのときお世話になった人は、東京から夫婦で石垣島に移住してきたという。個人でやっているので自宅まで伺うと、なんと庭にアヒルがいるではないの!

これがまぁ、かわいくてかわいくて、頭をなでるとほんのりあったかくて「グワッグワッ」言っててカヤックどころではなくなってしまった。

家も現地の人から格安で借りているとのことで、古いけれど、沖縄らしいすてきな家だったな。
現地の人とのおつきあいのことや、生活で困っていること、移住してよかったことなど、本当にたくさんの話を聞かせてもらった。

また行きたい!から、暮らしてみたい場所へ

沖縄というところは、旅行で行くのと暮らすのでは大きな違いがあると言われている。

移住した人のブログを見ても、2・3年で帰ってしまう人も多いとのこと。

なかなか難しいところではありますな。

わたしはどうだろう?

ずっとじゃなくても、2・3年でもいいから石垣島で暮らしてみたい。
1年を通して、あの場所で暮らしてみたい。

夕日を見たり、海辺を散歩したり「今日もあっついね~」なんて言いながら洗濯物を干したりしたいのだ。

何度目かの石垣島旅行を終えたとき、わたしの中でまた来たい場所から暮らしてみたい場所になった。

夫にそれとなく言ってみると「俺が定年したら暮らせばいいんじゃない」と。

ま、マジですか!いいの?ほんとに?

それ以来、わたしは老後を本当に楽しみにしている。

そのためにはやっぱり、どこでも働けるライティングの力をもっとつけなくちゃね。

好きな場所で好きな人と、好きなように暮らす。

夢じゃなくて、必ず叶える。
待ってて、石垣島。



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