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2024年4月7日仙台サンプラザホール「the TULIP アンコール公演」

仙台公演2日目は前日のセカンドアンコールで椅子なしで歌い演奏した姫野さんの「やっほ~」でスタート!
姫野さんのあとの「やっほ~」は男性ファンのやっほ~だったとか…。

2日目ということで皆さん前日とは違うお衣装。上田さんが牛さんシャツ、姫野さんが黒のフォトシャツ、宮城さんが白地のレインボーカラーボタンなシャツ、財津さんが濃紺シャツ(胸ポケットなし)&ブラックデニムでした。

1曲目は田中さんのタンバリンから入るのですが、ほんのちょっと会場の手拍子とリズムがズレていて(手拍子の方がテンポが少し早かった)、両方のリズムが合ってから次の音(ギター)が入ったように思いました。ライブならでは🤗。

2曲終わって財津さんのMCなのですが、会場の盛り上がりがすごくてまるでアンコールのよう。
「イェ~イ!HU-HU-HU-HU〜!」と財津さんもノリノリです。
「今日は老人ばっかりですけど、サポートの人ももうすぐ老人で(笑)、いずれにしても老害を振りまかないように最後まで頑張ってみたいと思います!よろしくご期待下さい!」と財津さん。
ここのMCで「ご期待下さい!」ってあんまり言ったことがないような気が…。そう言われると期待しちゃいます!

この日はツインボーカル曲ではあまり姫野さんパートを口ずさまなかった財津さんでした。
この曲でよくベースの宮城さんに絡みに行きますが、この曲のベースラインは本当に格好良くて好きだったりします。財津さんが絡みにいくのも納得!

4曲目はキーボードに移動した財津さんが、密かに(?)ドラムのリズムをとっているのを見るのが好きだったり…😅。

「皆さんこんばんは!僕こうやって座ってうたっていますが皆さんハテナマークがついてる方もいらっしゃると思うので…」転んで足を痛めた経緯を説明する姫野さん。
「随分良くなって、さっきも楽屋でトイレに行こうとして、杖をつこうとしたんですけど、何故か手には長めの『靴ベラ』を持ってまして(笑)。その程度にわからないくらい回復してるんですけど…」それは姫野さんが天然なだけであって回復とは関係ないないんじゃ…と思いましたが、ファンを心配させないためにという姫野さんの優しさを感じました。

「50年ほど前に僕らは博多から東京に行ったんですね。その時に初めて東京の風景を見た時に何もかもがすごくて、驚くことばかりでしたけど、1年目も、2年目も驚いて、3年目もまだ驚きましたけど、4年目ぐらいから少し驚かなくなって…」このあたりで前日同様、小泉さんに笑いながら何かを言う財津さん。
「驚く、驚かない」のトークがどうやら財津さんのツボのようです。

スタンディング曲では前日同様宮城さんと🫱🫱🫱なダンス。本当に楽しそうです。

「昨日は桜の開花にあわせて桜色のシャツを着ていましたが、今日はボタンの色が全部違うレインボーカラーボタンシャツどうです?」と宮城さん。
何気に一番の衣装持ちは宮城さんなんですよね〜。何枚のシャツを用意してるんだろう…🤔。

安部さんの曲の小泉さんのキーボードソロでは、いつも通り小泉さんの方を向いて腕を組みじっと見つめる財津さん、しか〜しこの日はこれだけじゃなかった!
手を頬に当てニコニコチャーミングポーズからの、手を胸当たりで組んでそこに顎をのせて小首をかしげてめっちゃあざと可愛いポーズ!!
この時ほど右ゾーンで良かった!!と思ったことはないです(笑)。
小泉さんは耐えきれず吹き出していましたが、私はめちゃ萌えました😅。
そして一連の動作の後に何事もなかったように歌う財津さん…小悪魔👿オヤジです(笑)。

「安部くんが作って歌っていました曲を聞いていただきましたけどね、皆さんも一緒に歌ってくれて、空に向けて、きっと彼も喜んでいると思います。安部くんらしい優しい心を歌った歌詞でございました」と前日に続いて財津さんのMCに安部さんの名前が、やっぱりこの曲は、ステージも客席も安部さんの笑顔を思い浮かべながら歌って&聞いているんですよね!

宮城さんの曲では、宮城さんの声と財津さんのコーラスの声が重なる箇所が大好きなのですが、宮城さん越しのキーボードの財津さんがめちゃ良い角度で見れるこの会場の席はめちゃ私得でした🙌!

この日の生ギターコーナーは、前日の財津さんへの宿題の答えが何なのか気になっていた方も多いハズ!さてさて…。

場面転換の暗闇の中「姫野さ〜ん」と声をかけたファンの声が裏返っていたのを「は〜い」と裏返らした返事をしてイジる財津さん😅。

「この会場はすごく僕好きなんですよね。他の会場が嫌いと言ってるんじゃないですよ。1階席が平場じゃないですか、2階3階が半円形になっていますよね。これがねぇ、なんか歌いやすい感じ、楽しい感じがしてくるんですよ」と財津さん。
前日も客席とステージが近いって話してましたもんね。
「どう?」と姫野さんにふると「この辺の感じが均等で…」と返答が返ってきますが「何を言おうとしてるの?」と財津さん。
「武道館みたいな感じ?」と上田さんが助け舟も出すも「違うんだよ、違うんだよ。比べたくない武道館とは…。大きすぎるんだよ武道館は…」と納得していない財津さん。
多分、ギューッと詰まった感じ(?)で、ステージと客席の距離感が近い仙台サンプラザが好きだと言いたかったのではないかと…。

「姫野さん、今日は可愛いシャツを着ていらっしゃいますけど…」と財津さん。
「僕さっき、靴ベラを持ってという話をしましたけど、そんな間違いがものすごく多くてですね。いいですか話をしても…」とおもしろエビソードを話し始める姫野さん。
「何年か前にホテルに泊まってまして、エレベーターホールに自動販売機があったんですね。ここはオートロックだから鍵を持っていかなくちゃと思って、そのままドアを閉めて自動販売機に行って…」と話す姫野さんにここで「ゴメン、ゴメン、もうわからなくなってきちゃった」と財津さん。
財「オートロックだからと思ってそのままドアを閉めたって、鍵はどっちにあるの?」
姫「鍵持って!」
財「その時はそのままって言わないよね?」
でました財津さんの細かいツッコミ!
しか〜し、耐性のついた姫野さんは「コーヒーかなんか買いまして」と話をを続けます(笑)。
「なんか買ったって、コーヒーを買ったのかハッキリして!」と財津さんもツッコミ続けますが「部屋に戻ろうかなぁと思って…」またまた姫野さん財津さんのツッコミ無視で話を続けます(笑)。
「なんと、手に持ってたのがテレビのリモコンでした!!(笑)」
多分、オチを言うまで必死で、財津さんのツッコミが聞こえてなかったんだろうなぁと予想(笑)。
「そういうところがあるんで、気をつけなくちゃと思っています」という姫野さんに「あんたそんなこと言ったらすごいよ!ほんとに」と財津さん。
「昨日、なんかズボンをシャツのように着ようとしてたよね?」???ナンデスト?!
「ビックリしたわホントに…」と締める財津さんですが、客席は予想を遥かに超えた天然エヒソードにザワつくのでした(笑)。

「僕は自分の健康のために、ビールを美味しく飲むために毎日に走ってるんですけれども…」と上田さん。
「昨日は走れない日じゃないですか。楽屋にルームランナーを置いて、3km走って美味しくビールを飲みました!」コンサート後でもルームランナーで3km走る上田さん、さすがミスターストイック!

「僕が少年時代テツという犬がいまして…」ここで財津さんが「テツ〜!」とチャチャ入れ(笑)。
上田さんが話を続けようとするも「テツ、テツ〜」と邪魔をします😅。
ここで上田さんが「ハナ〜」と財津さんの以前の飼い犬の名前を叫んで反撃!
思わぬ反撃に驚いて「なんで知ってるの?なんで家の犬の名前知ってるの?」と財津さん。
どうやら近所のトイ・プードルが同じ名前ということ、覚えていたらしいです(もしや前日に話していた並走して来るワンちゃん7では?)
この日のテツくんのエピソードは、夕方に帰ってこなかったテツくんが、翌朝、木戸の一部を食い破ってお鼻がちょこんと出ていたお話でした。

「メンバーの変わった呼び方を紹介するコーナー」と宮城さんのいつもの上様・姫様・宮様でトーク。
この日の姫野さんの紹介は「ちょっとふくよかで二枚目の」で、ちょっと照れた姫野さんが可愛かったです🙇。
「Z(じぃ)様」と哨戒された財津さん自分に拇指を向けて「オレだ!オレだ!」ポーズ、本当に気に入ってるんですね(笑)。
「Z世代とか言ってますけど、本当は団塊の世代で、戦後の第一次ベビーブームの…」という宮城さんに「第二次…」と言う財津さんですが「第一次です!」と宮城さんに言われてしまいます😅。(第二次ベビーブームなら私と同学年じゃん(笑))
「第一次ベビーブームで産まれました。その産まれた赤ちゃんを手にしたお母さんは、その時『私の子供は何て足が短いんだろう』といったそうです」と金沢で財津さんが話したエビソードを絡めてくる宮城さんのなのでした(笑)。

「ご当地ネタご長寿クイズやってもいいですか?」と宮城さん、この日はクイズの模様。
「Zさん答えてくださいね。仙台名物で、枝豆をすりつぶして餡にして、その餡で包んだ有名なお餅はなんというお餅でしょうか?」という質問の答え考える財津さんを差し置いて「ずんだ餅!!」と元気に答える姫野さん(笑)。
「ずんどう餅」と財津さんがおもしろ回答で答えるも「食べたい」と姫野さん。
そう言えば前日も「ずんだ餅食べたい!」と言っていたし、まだ食べてなかったのか…(笑)。
「俺の餅!ずんどう餅(アシが短くて胴が長いのを寸胴と言ったのではないかと予想)」という財津さん「惜しいなぁ」という宮城さんですが、食いしん坊さんがすでに答えてますよ!(笑)
「なんか答えを叫んでる人がいるんですけど、僕はZ様に聞いたの!」と宮城さん。
姫野さんの天然炸裂でグダグタ状態で宮城さんのMCが終わったのでした(笑)。

「ここでグッドニュースとバットニュースがあります」と財津さん。バットニュース??と思っていると…。
「グッドニュースは次の曲が終わるとトイレに行けます。バットニュースは行ってもめちゃ混んでます(笑)。1曲聞かなくていいやと思う方は行って下さい。それが懸命かもしれませんよ、県名は宮城ですけど…(笑)」確かに会場のトイレは個数が少なくて長蛇の列でしたね…😅。
「さぁ、我慢できそうなので…。そう言われて行く人いませんよね(笑)。ものすごいスポットライト当たりますよね(笑)」財津さんの言葉で席を立った人がいたら面白かったかもしれませんね(笑)。

そして曲紹介をして…。
「もうちょっと話したいなら話してもいいよ!」と姫野さんにふる財津さん。
「いい、もう」と答えると「話したくないんだ!」と財津さん(笑)。
最後まで姫野さんにちょっかいを出したい財津さんなのでした😅。

さて、皆さんお気づきですか?
そう、財津さんの前日の宿題の答え聞けてな〜い!!
う〜ん、何になりたかったのかめっちゃ気になる〜!!
どなたかラジオにメールを送って聞いてみてください🙇。

2部もノリノリでスタート!
赤と青のライトの切り替えがめちゃカッコイイ!

2部2曲目の青いライトがキレイなあの曲では会場の手拍子に嬉しそうにする財津さんが印象的。

この日の年齢調査は、前日小さなお客様が来ていたことから「10歳未満の方」と選択肢を増やすも拍手無し(笑)。
「ピチピチの10代・20代の方」で拍手があるも、またまた「ウソ〜。いないって」とツッコむ財津さん。そして「まだまだピチピチの30代・40代の方」の拍手にも「ウソだよ、ウソ」と(笑)。何にでも絡んでいく財津さん、かなり上機嫌です😄。

「次の曲ということで、あそこ(キーボード)からここ(ギターの立ち位置)にくるまで時間がかかりまして(笑)。でも、その間、今の曲の余韵に浸れましたでしょ?安部くんが詞を作って、姫野達也がメロディーをつけて、ホントにしっとりくる曲で…」この日も神様な曲にふれる財津さんなのです。
「僕らの曲は沢山あるんですよ。下手な鉄砲も数打ちゃ当たるでいっぱい作ったんですけど、締切が次から次に来ましてね、今思えばあそここうすりゃ良かった、あの曲ボツにすりゃ良かった。これはこんな風に歌えば良かったと反省しきりなんですけど、ジワジワジワジワ、コンサートやっていくうちに皆さんが愛してくださって、今日も姫野くんがステージで歌うことができました」こんな風にしっとりと財津さんが語るのは初めてのような…。アルバムの片隅の曲かもしれないけど、本当に素敵な楽曲です。

1曲目、2曲目と売れなかったという話の中で、「つまらない つまらない 一人の部屋の中はもう ほんとにつまらない」と久々に「一人の部屋」のワンフレーズが聞けました。
そしてボーカルを奪われた曲の話。
「(姫野さんが歌うことになってヒットして)彼が起死回生というか、野球でいうと逆転満塁ホームラン打ってくれたようなもんで。でも、満塁ホームランを打てたということは、塁に誰かがいたおかげっていうことなんです👏。それが僕だと言いませんよ、僕は所詮ベンチには入らなかった男ですから…」ベンチに入らないと言われていますが、このヒット曲を作ったのは財津さんで、やっぱり塁に出ていたのは財津さんだと思います!
そして、再度のヒット曲を歌う財津さんはいつだってかっこいいのです!

「TULIPはアマチュア時代に出来たバンドでして、50周年記念で今回やってまして、52年くらい経っているんですけど、実質、もっと長いですね。バンド生活というので人生殆ど生きてきてるわけですよね。生まれて12歳くらいまでは記憶がないじゃないですか、それも引いて、50、4、5年も引いて、どんどん引いていくと、自分で生きてきた人生、仕事もしないで自分の世界を生きた日々って殆どないんじゃないかなと最近思ってましてね…」といつもとは違う真面目な話をする財津さん。
自分の人生を振り返ることがあったのかなぁ…。
「昔の事を思い出そうとしたらこうなってしまいました😅。昔の話ばかりですよ、ですから記憶違いがあるかもしれません。もし間違っていたらゴメンナサイね。昔、キャロルだったことない?(笑)」真面目な空気を打破しようとしたのか、おちゃらける財津さん。
「同じビートルズ好きだってことで、なんか、この前キャロルだったかなぁと思って…。だいぶ年取ってしまったねぇ姫野くんは…」何故か姫野さんの名前を出す財津さん😅、やっぱり頼りは姫野さんなんだよなぁ。
ここからいつも通りアビー・ロードスタジオで録音したお話へ軌道修正。
そして「最近はこのツアーでこの角度(後ろ斜め45度)でいつも見てますでしょ、このあたり(左後ろ)を見てると、この曲を歌っているときの彼は『この詞を歌おう』としてるなぁという事が伝わってきて、デビュー当時は軽く歌っていて、今はとれと違っていて、それを皆さんに伝えたかったんです」と今の姫野さんが歌うこの曲がすごくいいんだ!という気持ちが伝わってくるMCなのでした。
そしてピンクのライトが似合う曲が始まったのですが、アレ?音が…。
姫野さんのギターのカポ位置がズレていた様子。
やり直すのかなぁと思ったら姫野さんがササッとカポ位置を修正し、演奏をとめることなく歌い上げたのでした。

アンコールは総立ちで大盛り上がり!
この日も歌詞に合わせて指を空に向けて上げる私なのでした。

財津さんがエレキギターに持ちかえての楽曲前にミッキーのような高い声で「次はもっと歌ってもらうよ!いってもいいかな?」と財津さん(笑)。
そして「いってみよ〜!」と低い声で楽曲たスタート!
これだけ高低差のある声を出してから普通に歌い出すんだから財津さんはホントにスゴイ!
そして、この日の会場の歌声は本当にすごかった!歌声を煽りつつ、客席からの大きな歌声にめっちゃ嬉しそうな財津さんなのです。

2回目のアンコールでは、この日も財津さんは「ありがとうTシャツ」を着て登場。

「どうも〜!今日はありがとう!せっかく仙台に来たんだから皆んなと一緒にたのしんで行くべ〜!!」と姫野さん、この日も座らずに歌う姫野さんなのでした!
この曲も会場は大合唱です!

メンバー紹介で「我らが財津和夫〜!」宮城さんから紹介された財津さんは自分に親指を向けで「オレだ!オレだ!」ポーズ!
このポーズ、めちゃ気に入ってます(笑)。

「今日は本当にありがとうございます。こんな年になって、こんな皺くちゃになって、こんなコンサートができるなんて夢のまた夢の中にいるようです。嬉しいのは皆さんと一緒に歳を重ねて、一緒に
年取ったねという感じで、本当に嬉しいです。いろんな事がありましたけど、本当に幸せな時間をくださってありがてうございました🙇。」
「一緒に年を取ったね」の財津さんの言葉に、今までの色々な思い出が頭の中をぐるぐるして、この時間が終わっちゃうの嫌だなぁってすごく思って、涙が溢れてきちゃいました…💧。
私はまだ数公演あるし、TULIPとの年数だってそんなにないのに…。
多分、もっと長く追いかけてきた方もいらっしゃるし、仙台公演で終わりだという方もいらっしゃるはずなのに…、もう止められないんですよね涙💧。
でも、最後は笑顔で歌いきりたい!
涙いっぱいの笑顔で大声で歌う、ちょっと危ないおばさんになって😅、仙台2daysを完走したのでした!

今回のツアーでは東日本の公演はこれで最後でしたが、また東日本でTULIPのコンサートがある!!と信じています!
その時に、また再会しましょう!!