はじめての作文

今日はわが家の小1、ミックスツインと作文を書いてみたお話。

先日こんなつぶやきをした。


私が「書きたい」と願ったら、子どもたちが作文の宿題を持ち帰ってきた。なんというミラクル。
私が書きたかったのは「自分自身の経験」だったのが。
まさか「交通安全」をテーマにした作文を手伝うことになろうとは、と驚いたものだ。

急な作文、なぜ?

宿題で持ち帰った作文は、強制ではなく「自主的に」。先生が希望者を募ったところ、クラスの半分ほどが挙手。まさかそこに、わが子が二人とも含まれているとは。
先生からは事前に「作文持ち帰りますので・・・」という内容のお電話をいただいていた。突然持ち帰られてパニックになるより良かったのかもしれない。先生がおっしゃったことをそのまま文章にすると。
「僕も、まだ早いと思ったからごねたんですけど、強制じゃなくていいからっていうことで。すみません・・・」
って。ごねたんだ、先生。

どうやる?

さて困ったものだ。1年生、ひらがなもまだ習い始めたばかり。
作文の書き方なんてとんでもない。
それなのに、原稿用紙400字程度という宿題。

やってやりますか。

思い付いたやり方はこんな感じ。
・インタビューをする
・話を少しずつ膨らませる
(ここまでは紙に手書きする)
・下書きはwordへ打ち込みつつ、文字数も確認する。
(今は便利ですよね)
・打ち込んだ文章を、私が読み上げ、子どもたちが原稿用紙に書き写す。

こう思うと、私が子どものころ両親はどうやって宿題を手伝ってくれていたのだろうかと気になった。

娘編

さておき。
いろいろインタビューをしていくと、私はとても刺激を受けた。
自分の意見をきちんと持っていて、なおかつ、伝えることもできる。例えば、「登下校で気を付けていることは?それはどうして?」という質問をすると。

横断歩道で手を挙げる。
そうすると、車の人が気づいてくれる。
だから、安全に横断歩道を渡れる。

こんなふうに返ってきた。これを作文っぽくすれば一段落の完成だ。
交通安全については、私も登下校付き添っているし、割と簡単に感じた。だがわが家にはもう一人1年生がいる。

息子編

息子が選んだテーマは「不審者対策のこと」。連れ去り防止訓練があったから、それを書きたいのだと。学校で訓練があって、それを家で話をして。知らない人についていかない約束をしたという構成にした。

文章を組み立てるよりも、インタビューに苦戦した。なぜなら、その訓練を私が理解していなかったからだ。どんなことを聞けばいいのか。私のインタビュー力も試されている感じがして逆に燃えた。

終わったよ☆

作文を持ち帰ったのは金曜日。週末になんとか仕上げて、週明けに持たせることができた。作文を書くなんてと少し後ろ向きだった私も、楽しく取り組ませてもらえた。何より、子どもたちはとてもよく考えて生きているという発見がとても嬉しかったし、「やりたいと思ったこと」をとにかく褒めました。

今年の夏休みは読書感想文があるのだろうか。
先生によってという噂だが。
これを書いたことで「1年生できるじゃん」って全員の課題にならないことを祈ろうか。

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