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うちのヤバいだんな56話更新されました~

土曜日に最新話更新されました。

何しろカレンダー的に、私にとって最適なタイミングが今年の最終更新ということで、心がウキウキしまくりです。ここから元日までは、なぜか気持ちがわくわくと登り調子になり、2日になると非日常な年末年始の空気に、日常が見え始め、そこはかとない悲しみに包まれるのが毎年の慣わし。今は正月への輝かしい山を、とにかくなるべく普段の仕事をしないで登り切りたい一心です(でもネーム出さないとならない)。

今回もまた、私が結婚結婚うるさい回です。私、ほんとしつこいな。

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今でもとにかくシーツを着ける作業を極端に嫌がって、目を離したすきに、シーツをぺろりと適当にかぶせただけで寝てしまうダンナ。非常にイライラします。私だってシーツをつけるの嫌です、面倒くさいから。特に何あれ、掛布団カバーの混沌と来たら。だまし絵みたいに途中でわけわからなくなって、いったん元の位置に戻ってー、とかやっているうちに、夏場だと額からじわりと汗がにじみでるくらい。

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でもさー、ベッドのボックスシーツはわかるだろ。

わからねぇって言うな。

そんな人ではありますが、私は30代も後半なので後には引けないっていうか、もう再び0から誰かを見つけて付き合う付き合わないっていうのをやって、結婚するしないまで持っていける自信も気力も皆無なのです。こうやってうだうだと付き合っている間に、つい最近まで彼氏がいなかったはずの年下の友達が、バシっと結婚を決めて知らせてくるわけです。

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結婚式に呼んでくれるのは大変うれしい、あまり呼ばれた事もないしね。嬉しい、ありがとう、でも・・・ってなる。心から祝福できない自分の卑しい心は隠し切れない。いくら必要だっけ?って金勘定までしてしまって、そのお金の対価として出席の価値を計ってしまったり。

だから、なんで優しい気持ちで受け止められないんだろうって色々なシチュエーションを思い浮かべてみたりするのです。

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こうやって想像すると、私は結構祝福できるんです。

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でもさ、案外みんな、それほど困難もなく結婚に至っているように見える。普通に、まっとうに、順当に。

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だけど私の場合は順当にいかないのは何故?なんで具体的に話が進まんの?

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そこへ「悪いようにはしねえから」と来た。

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よくそんな事が言えたもんだな、そんなに偉いのか、男が結婚については優位に立ってんのか? は? 

シーツひとつ着けられないし、ペヤングの湯切りもちゃんと出来ずに、カヤクをごっそり流してしまうオマエが偉いんか?

と私のモヤモヤは募り、そして私達はいつまでも結婚できない、っていう。

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ここ数か月はクリスマスと正月のための納品が大変で、前回は解説を書く気力が残っておらず、無念の解説無しでした。ようやく私の仕事も納まりつつあります。

最近はお正月飾りを作っていて、嬉しいご縁で藤井フミヤさんが青山で始められたギャラリーのクリスマスマーケットでも販売していただき、とっても嬉しかった。フミヤさんも購入してくれて、私自身が気が付いていなかったフミヤ愛が沸々と湧き上がってしまい、フミヤが夢に出てくるほどに。チェックの衣装で歌っていたフミヤ、ソロになってギターを抱えて歌っていたフミヤ、それに伴い、『あすなろ白書』の取手君(キムタク)の黒ブチメガネの切ない顔までもが私の瞼に鮮やかによみがえります。

(ああ、少しも『あすなろ白書』的な大学生活は送れなかった、学校にもあんなに立派な並木道なかったし)

そんな悔恨までこみあげてきます。

しかしながら、ギャラリーで働くフミヤの娘さん、娘さんのお友達、ご友人を連れていらしていた多分奥様を拝見して、家族で楽しく新しい仕事を切り盛りしている様子が眩しかったし、お父さんのフミヤもやっぱりカッコいい事が伺い知れました。

そして、結婚や家族っていいものなんだなぁ、私もムスメが20代になった頃に、一緒に仕事ができるような関係でいられたら素敵だなぁなんて、しみじみ思ったのでした。

ではでは、今年も一年ありがとうございました。いい加減終わるだろって思っていた漫画は2年たっても描き終わらず。2022年もどうぞよろしくお願いいたします!皆さま、良いお年をお迎えください。

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