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皆さんは自分探しってしたことありますか?
特に10代後半から20代前半ってものは“自分にふさわしい仕事とは”とか“自分てやつがなんだかわからない”となって
急にぶっ飛んで世界一周に出たり、よくわからない自己啓発の集まりに参加したり、奇抜な仕事についてみたりする人もいるかもしれません。

私も遠からずそんな時期がありましたし。

でも、その結果、自分が見つかったよ!
という人ってなかなかいませんよね…

やがてはよい会社とか家庭に落ち着いて、そんなことを考えすらしなくなる日も来るのかなぁと思った日も…私はないんですが…あるひとはあるかもしれません。

そんな私でもこの頃になってようやく自分のことを客観的に捉えられることが増えた気がします。

主にきっかけになったのは2つです。

1つは

オンラインサロンの前田デザイン室

サロンのモットーは「おもろ!たのし!いいな!」
とのことなのですがー

初めは色々戸惑いました。
みんな(入会の)お金払って仕事並み(以上)のプロジェクトをこなしてることや
誤解を恐れずに言えば、うんことかパンツとか小学生みたいな企画(失敬)を持ち出したり、自由すぎるfacebook投稿がよく流れてきてて、???って思うこともあったんですよね。

デザインって人に見せるのは勇気がいるじゃないですか。
専業デザイナーではない私からしてみれば、余計人様に晒すのは抵抗がありますし、
ダサいと言われた日には悔しさともうショックで大打撃を受けるもんです。
専業デザイナーでも、クライアントの意見に振り回されすぎたり、巷で騒がれてる優秀なデザイナーに嫉妬したりすると、多くの人は疲弊して、何だか面白いってことを忘れちゃうような気がするんですよね。予想ですけど。

そんな中で人の本質や自分を、(少なくともここでなら)さらけ出せるという安心感
「誰もお前が思うほどお前のことなんて気にしてない」という当たり前のことが
私を自由にしてくれたような気がしたんですよね。

やっぱりデザイナーとして優秀な人って
自分が面白い!と思う感覚を突き詰めていくことが大切だと思うし、それをいかにクライアントの求めるニーズにマッチさせていくかが仕事だと思うので
行き詰まっている時こそ、こんな場が必要な気がしています。

デザイン面も勉強になったけど、束縛から自由になりたいクリエイターには
一度のぞいてみるのおすすめ。

もう1つ目は、

情報のデトックス。

私は好奇心だけが取り柄で常に情報やものをどんどん貯めたがるタイプ。
かつ究極に飽きっぽいたちなので、とにかく読みかけの本やブックマークだけした記事がどんどん増えていって、もうコンテンツの山の下にあるものはなんだかわからないけど、山の表面だけどんどん入れ替えているような、そんな状態でした。

そこからオンラインサロンもいろいろやめ、仕事も絞り、飲みに行く集まりも極力厳選していくうちに、だんだん自分の内側に向き合う時間が増えました。

飽きっぽい私でも何とか続けているランニングや英語の学習やテイスティングに対しての本当にミクロなレベルですが
何が今弱くて、何を強化すべきか、
この次何やろうかが、何がしたいか、だんだん掴めて来るんですよね。
昨日より今日、今日より明日を良くするために何をしたらいいのか
なんかもう、これが生きてるんだなぁと言う感覚があったりします。

私にとっての自分探しとは、きっとこう言う自分の感覚を取り戻すことなんです。

ここに世の中で起きているトレンドや社会情勢を絡めれば、変わりゆく大洪水でも方舟をしっかり操縦するように生きていけるはず!
とまぁ恥ずかしいことを言ってしまいますが、
自分探しに迷っている若者たちにこそ考えてほしい話題でありました。


世界中を探しても、自分はどこにも落ちてません。答えは自分の中にあります。
というありふれたセリフがやっとわかってきたような気がするアラサーからの一言。

図解でコミュニケーションを変えることをミッションにここ3年くらい活動