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井の中の蛙も大海に巻き込まれるこの時代に

お久しぶりの投稿です。
いよいよ今年も残すところあとわずかとなりました。

1つ会社閉じたり、骨を折ったり、舞台に出たり、本を出したり、diplomaとったりと
私にとってはよくも悪くも変化の絶えなかった一年でしたが、
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

ここ三ヶ月ほどは、情報摂取を比較的減らして、日々をいかにアップデートするかに苦慮しております。
次々先のことばかりに手を出しがちな私にとって、これは比較的珍しいことです。

4年ぶりにフリーランスから会社に戻ったからということもありますが、
なんとなく社会の大きな変化を感じて、というのが正直なところです。

れいわ新選組が当選したり、天皇も早期引退したり、
大きな事務所から独立する芸能人がいたり、突如として有名になるアーティストが出てきたりして
一様に前倣えだった日本の風もだいぶ変わってきているのを感じます。


ちきりんさんのこの記事も話題になっていますが、

今やいろんな道が選べる自由ができてきた反面、逆に急に居場所がなくなってしまうということも往々にして出てきています。
そして、この流れはますます加速していくでしょう。

今後間違いなく多くの人の生活を一変するような大洪水がきっと起こります。
従来の日本型の雇用や年金、保険から家族関係まで、あらゆることが変わっていくのは否定しようがありません。

そんな変化の大海原を流れるように生きるようになる一方で、流されない基盤を持っていることもまた必要になる気がしてならないのです。

そう、

私は方舟をつくらねばならない


思ったわけです。

いつかどこかに流されてしまっても、そこで生き延び、
咲いていくだけの栄養と大切な人を乗せるだけの強さ…

例えば会社に入るということは、自己責任で1つの船に乗るようなもの。
少なくとも働いている間はそこに乗っているのですが、大洪水の中では転覆するかもしれませんし、ボートに乗り換えるようなこともありえます。
不思議なことに、フリーランスの時よりも会社員になって危機感を感じる機会は増えました。
自分でコントロールできないことが多いし、いつ何が起こるかわからないというのが本音だからです。

今でこそ会社の不遇だとか言ってSNSで取り上げたら賛同する人が殺到して話題になったりしていますが、もう多分そんなこと言ってる暇はなくなると思うんです。

会社という船に乗り、オフィスという島やプライベートの島に行くのではなく、常に自分で舵をきってオフィスに行くという感覚にしていかなきゃ
確実に波に流されていきます。

私自身の来年の航路はまだあまり決まっていないのですが
とにかく足元固めを着実にしていこうと感じている年の瀬でした。

みなさま良いお年をお過ごしくださいませ。

図解でコミュニケーションを変えることをミッションにここ3年くらい活動