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どうする? 年賀状の「2025年問題」

“年賀状はこれにて、卒業する運びとなりました”——。

そんなメッセージが増えるなか、みなさまはどんな年賀状ライフを送っていますか? 我が家はすでに、2025年の年賀状のことで喧々諤々となっています。

というのも、去る12月18日のNHK報道のとおり、今夏以降、はがきの値段が63円から85円に値上げされる可能性があるから。いきなり35%増の22円の値上げって、かなりのインパクトですよね。

そのニュースを受けて、もともと非合理なことを極力避けたい妻は、強硬な年賀状「廃止」論者に。一方、取るに足らない駄文と自称「味のあるイラスト」でまとめた年賀状で、気ままな自己発露を楽しんできた自分は、年賀状「擁護」派として劣勢に立っているんです。

まあ、値上げを機会に、やめちゃおうという気持ちはよくわかります。でも、数少ない残された古の文化を、このまま失うのも残念すぎる気がするんですよね。

きっと我が家では、今後1年かけて、この論争を続けて行くのでしょう。

ちなみに、今年の年賀状は、はじめて6歳の息子の絵を採用。人知れず培ってきた「年賀状職人」の座を、いよいよ彼に受け継ごうとしている矢先でした。

6歳の息子の絵を採用した年賀状

“長田さんの記事、拝見しています。今年は投資に力を入れていこうと思っています””お子さんの絵、とても素敵ですね。うちは下の子が受験です…”

この正月にいただいた年賀状のコメントは、35%増しくらいに温かく感じるような。もう十数年も年始の挨拶だけの付き合いとなってしまった旧知ばかりなのですが……。


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