ほぼ日のゴールデンウィーク企画がおもしろい。

メールするからメールしてね。2014 - ほぼ日刊イトイ新聞
http://www.1101.com/ohenji2014/index.html

上のページからメールをすると、ほぼ日の乗組員（社員）のかたから返事がくる。軽い気持ちで出してみたら、かなり本気に、まじめに書いてあるメールが届いてびっくりした。感動して5通も出してしまったので、5人のかたからのメールが手元にある。

ほぼ日らしいと思ったのは、ほとんどのひとが自分の好きな物事を書いているところだ。ひとの好きなものの話は、だいたいおもしろい。とくに、変わったものであればあるほどいい話になる。ギリシア人の生活にあこがれて、広いバルコニーのある部屋に住んで食事もそこでするという、ふじたさんの話がすごくよかった。

この企画のために、社員総出で600通もメールを作成したのだという。たぶん、利用するぼくらが楽しいだけでなく、ほぼ日の社員のみなさんも、お客さんのことを深く考える機会が得られるのだと思う。自分が書けることはなにか、ひとに喜んでもらうにはどうしたらいいか、連休中にひとはなにを読みたいのか、ということを全員が考えるのは組織の芯を強くするはずだ。

メールを出すと、すこし待ってから返事が届くのも、いい感じだ。わくわくして返信を待っている時間も、価値ある体験なんだということに気がついた。ほぼ日って、すごいなあ。

5月4日 日曜日