写真__43_

いま、かっこいいものは?

知性的であることがかっこいい時代というのがありましたよね。いや、ぼくはいまでもわりとかっこいいと思うのですが、だいぶ世間的な価値は落ちているなと感じます。

これはやはり、インターネットの影響でしょう。情報があふれた結果、情報をたくさん持っていることの価値が低下したのだと思います。「情報がたくさん=知性」というのはあまりにも単純化しすぎなわけですが、でも、そういうふうに見えるのかもしれません。

かっこよさというのは、時代によって移り変わるのが、普通です。江戸時代のかっこよさと、昭和四〇年代のかっこよさと、バブル期のかっこよさは違うわけです。で、いまは、なにがかっこいいんだろう、と考えています。

もしかすると「やさしさ」は、そのひとつなのかな、と思いました。やさしさって、昔はそんなにかっこいいものではなかったですよね。「◯◯君、やさしいんだけどね」って感じで、決め手にはならないやつでした。

でも、いまの若者って、みんなやさしいんですよね。で、おじさんはすぐに「最近の若者はナヨナヨしていて…」的なことを言うんだけど、あれ、たぶん違うんだよね。それがかっこいいんだもんね。

……なんてことを考えてるんですが、まだ考え中で自信があるわけではなかったり。ご意見あったらお聞かせください。

7月6日 日曜日

読んでくださってありがとうございます。サポートいただいたお金は、noteの他のクリエイターのサポートに使わせていただきますね。