最初のお客さま
昨日、顧客の範囲が広がるほどすごい、という話を書いた。
1.自分が顧客
2.上司が顧客
3.会社が顧客
4.消費者が顧客
5.社会が顧客
6.人類が顧客
1が多すぎのままじゃまずいよね、という話で、プロフェッショナルは4以降だろうという話だった。
で、もう少し続きを書いてみたい。
きのうと逆に見えることを書くけど、じつは1はすごく重要だ。いや、1がないとはじまらない、というほうが正確かな。1だけで、やりたいたことをやって、結果的に社会に役に立つひともたまにいる。たとえば、アーティストなんかが一時的にそうなることがある。
でも普通はそうはいかない。アーティストだって、普段はお客さまのことを考えて仕事をするし、会社に入って仕事をしたりするのならなおさらだ。1からはじまって、4以降をにらみながら、2、3…と順番にライトを点灯していくのがいいんじゃないかと思う。
1がないとやっぱり力がでないから、そこをなくすわけにいかないし、なによりも、他の人とのちがいは、やっぱり1から生まれるんだと思う。最初のお客さんはいつだって自分なんじゃないかな。
今日はこれから、ビクターのスタジオでくるりのニューアルバムを試聴する会に行ってきます。noteでやっているファンクラブ「純情息子」のひとだけが申し込めるイベントで、マスタリング後のそのままの音源を聞けるらしくて楽しみです。
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