今日のnote #26
iPhoneがなぜすごかったのかというと、テクノロジーとライフスタイルをデザインによって統合したところだと思うんです。技術によって、生活が変わる。しかもなんだか、かっこいい。近頃のヒット商品って、この3つを満たすものばかりなんですよね、ということを以前書いたことがあります。
noteはデザインにこだわってつくっています。見た目として、おしゃれなものをというだけではなく、機能や使い勝手、全体から浮き上がる雰囲気、そういう全部を総合する意味でのデザインです。それを取り仕切っているのが、デザイナーの大河原さんというひとです。
ということで、昨日の5月1日付けで、彼にデザイン全体を取り仕切る役職についてもらうことにしました。悩んだのは「肩書」です。チーフデザイナーとかシニアデザイナーだと、きれいな「絵」をつくるひとに聞こえがちだし、クリエイティブディレクターだと意味が変わってくるし。
前日に、CTOの原永さんと、大河原さんとぼくの3人で話しました。
「すごく大きなことを言っちゃうけど、Appleにおけるジョニー・アイブのような仕事だと思うんだよ。あのひとの肩書はなんだっけ?」と検索。
Senior VP, Design(デザイン担当上級副社長)
「……この考えかたでいくと、デザイン部長、かな?」
「めっちゃかっこわるくないですか(笑)」
「なかなか、かっこわるいですね(笑)」
「逆に、いいような気もしてこない?」
「だんだん、慣れてきましたね」
「そう、かもしれませんね」
「じゃあ、デザイン部長で」
「はい」
大河原さんには、ひきつづき、テクノロジーとライフスタイルを、デザインで統合する仕事をやってもらおうと思います。ご期待ください。
5月2日 金曜日
読んでくださってありがとうございます。サポートいただいたお金は、noteの他のクリエイターのサポートに使わせていただきますね。