noteをはじめて15日目
ソウ・エクスペリエンスの西村琢さんがnoteに参加してくれた。
匿名のサポーター。
https://note.mu/tak_nishimura/n/n87dcef1c395b
毎月定額で「あしなが育英会」に寄付をしているという話だ。じつは、ぼくも同じように「国境なき医師団」に寄付をしている。毎月数千円くらいの金額なので、たいしたことではないのだけれど、お金を出したい相手に忘れずに渡せる、いい仕組みだと思う。
先日、角川アスキー総合研究所の遠藤諭さんと対談をさせていただいた。遠藤さんは前々職の大先輩で、「月刊アスキー」などの編集長をずっとやっていた方だ。その内容は、いずれアスキーのウェブに出ると思うんだけど、ひとつ印象的なやりとりがあった。
遠藤さんに「雑誌って、雑誌の名前があって、編集長の個性があって、物理的なパッケージがあって、だからこそ、そこに擬似的なコミュニティがうまれてると思うんだけど、それってネットで担保できるのかな?」という意味のことを聞かれた。
ぼくは数秒固まり、そして、「課金が(それらに代わる)ひとつの手段になるのかも」と答えた。
前にも書いたけど、100円を支払うことで、ひとつのノートを中心とした、小さな小さなコミュニティが生まれている気がする。そして、それが集まると、そのクリエイターを中心としたコミュニティになり、そのまた上に、ジャンルごとのコミュニティが生まれつつある。課金によって、コンテンツを軸とした、再帰的なコミュニティの集合体が生まれるのではないか、そうできたらいいな、なんてことを思っている。
話が大きくなってきたので元に戻すと、寄付と消費はけっこうおもしろい関係があって、寄付的な消費のほうがひとを幸せにするパワーがあるんじゃないかなと思う。アイドルにみつぎまくるファンとか、ぜったい幸せだよね。
4月20日 noteがむかえる3回目の月曜日の朝に。
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