クニサダ
三十路手前の不安定男の回顧録です。 投稿して昇華できれば嬉しいZE。
売れない脚本家(ウソ)の話。 湯気のような現実と架空のホワホワした話。 銭湯〜サウナあたりは本当の話。
僕と彼女と時々彼女との生活録
短編とかを書いてみます。お付き合い頂ければ幸いです。
すごく景観が良い所に我々は案内されていた。結婚式が終わった後の皆が並んでできた道を新郎新婦が歩き全身ピンクの妖精と化した友人がなぜかクロークに預けなかったでかいリュック(ピンクのタイツが入っていたから預けなかったらしい)を隣で僕が持っている事で「タレントとマネージャーみたい〜」と少し盛り上がった後で、我々はまた別の場所に案内された。ピンクの友人はもう普通の格好に戻っていた。「あれ以上やるとしつこいだろ」とただの大ふざけ軍団ではなく冷静に賞味期限を分析しているあたりが結局この
天国と地獄とはこういう事なのだろうか。 以前この某記録に友人のスピーチについてぐだぐだ書いたがその後の話を追記したいと思う。 結果的にスピーチの内容自体は満足してもらえた。ただそこに至るまでの過程とその後に関しては地獄だった。 午前10時30分僕はみなとみらいの駅にいた。友人の結婚式はみなとみらい駅から徒歩10分ほどで到着するホテルにて行われる事になっていた。電車の中では当日の明け方に完成させたスピーチを何度も復唱し、しまいには酔い止めを飲んでいたのに電車に酔い、最
因果応報。僕はこの時後輩の家にいた。彼はたびたび僕のこの忘備録に出てくる僕の説教を浴び続けている男である。この日は細々とやっている彼のラジオの収録とSNS用の映像を撮影するために集まった。 今回撮影したのは「カジキ男あるある」という謎のあるある動画を撮影した。カジキ男とは後輩がフリーの芸人をやっており、養成所時代に生み出した男のカジキに扮するネタである。頭に青色の鋭い尖りを装着し、カジキ男としてコントをするのだ。僕が最初にそのネタを見た時は頭に尖りを装着し、青色の全身
久しぶりにサラリーマン時代の後輩とご飯に行った。今ではお互い前職から転職しそれぞれ別の仕事についている。もう早いもので自分も転職してから2年が経とうとしている。なんだか全然上手くやれていないなと落ち込む事ばっかりである。悩み事も多いし、フリーランスなんて皆さんやるべきではないですよ、マジで。僕とは対照的に後輩は外資系の会社に就職し、そっちはそっちで激務の中頑張っているようだ。 一緒に働いていた時は、絶妙にポンコツで、というかアホで、よく狂った上司に怒られていた。僕の一
結婚式友人代表スピーチを頼まれた。 実際頼まれたのは2ヶ月くらい前なのだがまあいつものように直前まで放っておいたギリギリHEROを崇拝している僕です。 結婚式は今月の下旬にあるためいよいよ焦ってきた。そもそも結婚式のスピーチなんてスベるために用意された場だ。 過去何度か結婚式に参列したが素晴らしいスピーチ的なものや涙ちょちょぎれスピーチに出会した事がない。まあ当事者でもないという事もあるのだろうけど。だいたい兄弟か会社のおじさんが挨拶をしてとりまきがクスクスする
白tシャツを着たい。読者の皆さんは勝手に着ろよと思われるだろう。そんなベタな回答と書き出しはここまでにします。 今年も相変わらずの極夏が始まった。割と家にこもって仕事をする頻度が高い僕ですが、ちょこちょこ外に出て仕事をする時がある。だいたい打ち合わせか撮影なのだが結構な割合で白いtシャツを着ている。羨ましい。僕も着てみたい。でも着れない。なぜかハードルが高い。 何だろう、着ている人たちが爽やかに見えるんですよね。僕もその爽やかメンバーに入らせてもらいたいのだけれど、、
いつになれば彼女に触れられるのだろう。僕は今猫を飼っている。彼女の名前はもちである。名前の理由は毛が白いからだ。彼女が来て半年ほど経過したが僕はまだ彼女に触れる事ができない。 モチは保護ネコだった。多頭飼いされた中の1匹だったらしい。彼女との出会いの話はまた詳しく書ければいいなと思っている。 最近僕たちの生活に少しの変化があった。なんの前触れもなくモチが鳴き出したのである。今ままではうんともすんとも言わず同じ家の中でただ同居しているだけの関係だった。詳しく話すと僕がご
今年も夏に差し掛かろうとしてる。冷静に考えた時一番嫌いな季節はこの6月から7月にかけての梅雨と暑さがミックスした季節である。 先日電車で仕事から帰る際に「インドか?」というくらいの乗車率の電車に遭遇した、確かに帰宅ラッシュの時間とはいえ僕が指でツンツンしたら弾けそうなくらい詰まっていた。すぐにTwitterで検索すると僕の家の近所で大きな花火大会があるらしい、よく見てみるとカップルや浴衣の女性もちらほらいるようだった。 ふと思ったが花火大会という言葉を聞いて全然テ
バズるという事をもう一度深く考えてみようと思った。 誰に聞いても結局よくわからないと言われる。 「バズる」という言葉はこのよくわからない現象にせめて言葉をつけて知っているふりだけなのかもしれない。 たまたま有名TikTokクリエイターの人とお仕事をする事になったフォロワー数うんじゅう万人いるような方であった。 その方に聞いてもやはり必ずバズる方法はわからないようだ、強いていうのであればとにかく流行りに乗る、それくらいとの事。 撮影時間も数十分、編集もその場でス
恋とは主観的に見れば良いもの何だろうが客観的にみるとこれほど、情けないものはない。「恋は盲目」とありきたりすぎる言葉があるが、恋に落ちている人を見るとそうとしか思えない。 先日電車に乗車していた時に激アツカップルを見た。僕は乗車していたが、到着駅にいた高校生カップルは抱き合っていた。 駅に到着し僕が立っていたドアの目の前にカップルは惜しげもなく抱き合い扉が開くのを待っていた。今日の別れかと僕は思っていたが、ドアが閉まる直前に2人で乗車してきた。いや、乗るんかい、てか何
イライラしている。ずっとイライラしている。 終わらない仕事、見たい映画が見れない、重い荷物、伝わらないオーダー、地味に嫌な暑さ、傘を刺すほどでもない雨、、etc 誰かが悪いというわけでもないから、余計にタチが悪い。 強いていいうなら自分が悪いのだろう。もっと効率よく色んな事を終わらせることができたらどれだけ気持ちにも余裕が持てるのだろうと毎日考えている。 というか、齢30にしてまだこんなに外的要因で自分の感情が揺さぶられるものなんだとまたイライラしている。毎回同じよう
皆様、こんにちは。 こちらお誘い頂き、有難うございます。 情報共有との事で私も皆様全員幸せになって頂きたく、皆様ご存知かもしれませんが、私が崇拝しておりますレジェンド大便家 銭洗便座丸先生の情報を快便していければと思います。 現在、大便は人類の数少ない幸福度の高い行為の一つとなっております。 かの著名な『世界大便記』の著者 大便研究者のウンポーコ・ウォシュレット・クーリーン教授が危惧している「終電大便破滅論」がいよいよ日本でも現実味を帯びてきました。 私たちの大便が危機に瀕
ここまできました 永遠に更新忘れてました
他の高校はどんな感じかわからないがやはり多勢に無勢、数が多い部活がたいていは権力を持っている。母校ではサッカー部がちょっと強く一学年だけで80名近くいた。3コースに分かれている母校では中高一貫校に10名程サッカー部がいると考えると高等部で11組クラスがあり1クラス平均6名くらいはサッカー部員がいる計算となる。まあなんとなくだが何をするにしてもサッカー部の意向が反映されやすいし、全校集会的な行事でもやはりなんだかサッカー部の雰囲気が漂っていた。もちろんサッカー部が全員陽キャと
2009年の四月僕は高校に入学した。場所は東京北区王子にあり、普通の進学校である。進学校とはいうものの要するに滑り止めの高校である。おそらく8割くらいの人間が第一志望ではなく入学しているのだと思う。少しの挫折を味わった人間が多かったのだろう。 3つのコースに分かれ進学コース、進学選抜コース、特進コースとなっており、偏差値によってクラス分けされている。(進学コースが1番低く、特進コースが1番高い偏差値となる)さらに中高一貫部もあり僕が通っていた高等部とまた離れた場所に中高一
気だるさ、希望、不安、etc、色んなものが混ざり合っていた高校時代。あの時に戻りたいとか、後悔が、とか30手前にしてよく耳にする。個人的には戻りたいとかという一時期流行ってたようなタイムリープ的な展開はあまり期待していない。 実際考えた時にタイムスリップなんてできるわけないし(この先の未来はわからないが)懐かしむ暇があるなら記録として残せばいいんじゃないかと考えた。 自分は歳を取り記憶が薄れ、当時の記憶が消えてしまう方が嫌である。それならば文字で残しておけばいつでも記憶