チャネリング、タロット・オラクルリーディング

こういったスピリチュアルサービスはとっても便利なもの。

だけど、相談する側の意識によっては

「リーディング結果がしっくりこない・全く意味がないように感じる」

というような事が起こったりします。

もちろん、サービス提供者側に
・精度が低い
・信頼関係を築けるよう努めることができなかった
という問題もあるかもしれませんが、それだけではないんです。

受ける側にも何かしら原因があったりもします。

このノートは私がサービスを受ける側、提供する側を両方経験し、
さらに第三者の方にご協力いただいて

『サービスを受ける側が意識して欲しいこと・知っておいてほしいこと』

をまとめました。

ちょっとお願いのような形になるものもありますが、参考にしてみてくださいね。

①知ってほしい、サービス提供者側の気持ち
②サービスを受ける際に持っておきたい意識と覚悟
③質問の仕方
④サービスを受けた後に考えてほしいこと
⑤私がどうしてこのノートを書いたのか

①知ってほしい、サービス提供者側の気持ち

サービス提供者も人間です。聖人ではありません。

だから、失礼な態度の人とはとってもやりにくいです。

こちらを疑うような態度で相談をしてくる人も時にはいます。
疑うこと自体はその人の自由。だけどそれをぶつけてこられても困るし、
視えにくいし、気持ち的にもやりづらいです。

これはスピリチュアルなサービスに限ったことではなく、
色んな事柄に当てはまります。
人と人でやりとりをしているんですから最低限の礼儀は持って欲しい。

そして、能力を持っているんだから情報なんてなくてもわかるでしょ？
といったような気持ちで受けるのもやめた方がいいです。
少なくとも私はやめてほしい。

結果や能力が本物であっても”意味”がなくなってしまいます。

相手によって伝え方を変えている場合があります。

例えばチャネリングなどは人によって受け取り方が違います。

・会話する人
・ビジョンが浮かんでくる人
・匂いを感じる人
・感覚でくる人

本当に様々です。

特に会話する人にあるあるだと思うのですが

"とてもそのままの言葉じゃ伝えられないな・・・”

というようなこともあります。

なので、伝えかたを工夫したり、

『なるべく相手に伝わりやすいように』

考えています。

ちょっと意地悪な言い方だな、と思っても
それはあなたの今後を考えて伝えている場合がとても多い。
意地悪してるわけじゃないんですよ。

提供者側は

“この人の役に立てるように私ができることをしよう”

という気持ちでやってます。

時には自分自身で実験をしたりもします。

どうやったらもっと精度をあげて提供できるかな？
どうしたらもっと分かりやすい表現ができるかな、と。

その気持ちは知っておいて欲しいな、と思うんです。

②サービスを受ける際に持っておきたい意識と覚悟

「結果がしっくりこない・全く意味がないように感じる」のはなぜ？

これがなぜ起こるのかをまずは書いていきます。

・相談する目的がきちんと決まっていない
無料でやってたからなんとなく受けてみた、とか。
この人は口コミもいいし凄い人そうだからやってみよう、とか。
そういったなんとなくの意識で受けていると上記のような気持ちになりやすいです。

スピリチュアルなサービスは
相談者を変えるようなものではないです。
変わりたいと思う気持ちをサポートをするものです。

・自分に都合のいい結果がほしいと思っている時
例えば彼と両思いになりたい、その後押しをしてほしい。
そう考えたときに、誰でも
『あなたと彼は両思いになれますよ、すでに両思いですよ』
と、言ってほしいもの。

だけど、そんな結果が必ず出るとは限りません。

自分が予想している結果と正反対だったら、結果に意味がないと感じてしまいます。

・”手段”を限定している
例えば仕事でいい結果が出したいからサービスを受けたのに
『お付き合いしている彼との絆を深めてください』
なんて結果になったらなんで？？となるでしょう。

だけど、ちゃんと意味があります。

"彼との仲を深めて精神が安定することによって仕事に集中でき結果を残せる"

ということだったりするんです。

目的を達成するための手段を限定していると結果の意味や意図がわからずしっくりこない、ということが起こるんですね。

サービスを受ける際に持っておきたい意識

覚悟を持つ

スピリチュアルなサービスはあくまでも

“相談者が相談者自身で変わるためにサポートするもの”

誰かの代わりにお手洗いにいくことができないように
自分が変わるために誰かが何かをしてくれるものではないんです。

だからこそ

『自分で変わるんだ！』という自覚と覚悟を持つことはとっても大事。

私のチャネリングでもそんな気持ちが強い方ほど
周りの存在が気合いを入れて私に一生懸命、色んなことを教えてくれます。

どんなリーディング結果になったとしても受け止めるぞ
と思っておくのもおすすめです。

サービス提供者を信じる

そもそも、信頼できる人にじゃないとお金を払おう、とは思わないかもしれませんが。笑
やっぱり大切なこと。

これは自分の選択肢、
つまり”この人を選んだ自分”を信じるということでもあります。

これも覚悟の一つだと思っています。

なぜサービスを受けるのかきちんと考える

先ほども書いたようになんとなくの意識では結果も曖昧になりがちです。

例えば誰かに

「私のいきたいところってどこだろう？自分で考えるのめんどくさくてさ・・・」

と聞いたとしても答えられませんよね。困ってしまいます。
それと同じです。

なので、サービスを受けることにきちんと目的を持ちましょう。

④質問の仕方

こちらでは主に
『チャネリング』についてやっていこうと思います。

道具を使うもの(カード等)は性質上、向き不向きの質問があります。
なので、それは自分で調べて意味を理解することが一番いいです。

チャネリングでは質問の”質”が大事です。

質問の仕方でどのぐらい悩みに対して真剣で覚悟を持っているか
というのが提供者側にはわかってしまうものです。

悩みに対しては真剣だけれどうまく質問ができないなんらかの感覚がある等という場合はまた別ですよ。

質をあげるのに大切なのは

聞いてどう活かしたいのか

これに限ります。

そこで、分かりやすいように
チャネリングをしていてよくきかれる質問を例にやっていこうと思います。

『私の魂の得意なこと、不得意なことはなんですか？』

これを仕事で活かしたいのなら

『私の魂の得意なこと、不得意なことを仕事で上手く活かしたいのですがどうしたらいいですか？』

となります。

これだと、
質問する目的と覚悟を持って相談することができます。
応用して仕事の部分を今悩んでいることに置き換えたり、人生や恋愛に当てはめるのもいいと思います。

『私の過去世or前世はなんですか？』

これも例えば・・・

今の彼となんのために出会ったか聞いているとしたら

『私たちは過去世でどんな関係で、
どんな目的があって今世で出会いましたか？』

となります。

過去世の経験を今世に活かしたい等もこんな感じの質問に変えてみてもいいと思います。

④サービスを受けた後に考えてほしいこと

実は、『サービスを受けた後にどうするか？』
言い方を変え流のなら『どう受けとめていくか』

も重要になってきます。

お伝えしたことをそのまま素直に受け取っていただくのが大事だと思っていますが

同時に、結果を聞いて、あるいは読んで
自分がどう感じたのかという気持ちも大切にして欲しいと思っています。

〜したらいいですよ。
という風に言われたとしても

今はやりたくないな〜と思ったらやらなくてもいいんです。

やらないことで何か新しいことを発見できるかもしれません。
自分が選んで行動することも時には必要です。

自分がとる行動から、あるいはとった行動から
何を学んでいくか、そこにも焦点を当ててみてくださいね。

⑤私がどうしてこのノートを書いたのか

一番の理由としては

『サービスを受けて損をする人が少なくなって欲しい、提供者側がなるべく最小限の力で精度を高く保てたらいいな』

と思ったからです。

私はチャネリングを覚えてすぐの時期に
１日に30名にチャネリングするという無謀なことをしました。
その結果、２週間も風邪のような謎の症状が出たんです。
今では自分の限界も守り方も知らずにやったのだから当たり前だと思います。
ですが、それだけ体力と精神力を使うものでもあるんです。

もちろん、提供者側もそうならないように自分を保ち、日々気をつけていくこと。
そして相談者の意図を汲み取ったり引き出したり、信頼関係を築くような努力をすることは大前提だと思っています。

だけど、今まで書いてきたように相談する側の意識をちょっと変えるだけで
相談する側も、される側もプラスに向くんじゃないかと考えたから、このノートを書きました。

このノートが両者に役立つものになると嬉しいです。

そして最後に、このノートを書くにあたり
maikoさんというスピリチュアルサービスを提供している方にご協力いただきました。
この場を借りて改めてお礼をさせていただきます。

本当にありがとうございました！

彼女は時に優しく、時に厳しくサービスを受ける方にとっても親身になってくださる方です。

私自身、やりとりをしていく中でとっても暖かい方だな〜感じました。
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