見出し画像

霊媒師に会ってきた話



2024年3月10日
あれから9年が経った

当時は信じられないというより、信じたくない気持ち

時間が解決してくれるなんて全く嘘

それまで「死」について向き合うこともなかったから、
あの日から人は死んだらどうなるんだろうと考えるようになったし、
天国とか、あの世とかがあってほしいとも思った

あの時こうしていればとか後悔ばかりが募り、
なくなってから気付くなんて、本当にその通り。

気付いて取り戻せるものも沢山あるけど、命ばかりはそうはいかない。

思い出すたびにしんどくなるから、思い出すことをやめたかったけど、
ひたすら夢に出てくる昔の家族での生活にそれは避けられなかった


この9年でも何度か、いわゆる「霊媒師」を検索したことはあった
ギャル霊媒師とか?沖縄にいた時は、ユタとか?

でも、知らずにいた方がいいこともあることは分かっていたから、
覚悟をしきれずに9年も経った


でもやっぱり、エジプトに行く前に、30歳になる前にと
数ある人の中からただの直感と「降霊」という文字で予約した
エジプト出発の前日だった


その方に会って目の前に座り、聞きたいことを書いてと紙を渡された
自分のことは特に興味なかったので、たった一筆
「9年前に亡くなった姉のこと」

それを見た瞬間、その方は目を見開き鳥肌をたてながら
「きてるよ」と言った


私は全く霊感はないが、その空間はなんだか異様だった
そして何を思った訳でもなかったがいきなり涙が溢れ出した


「降霊」によって、姉の言葉や想いを代弁してくれた
生前どういうことがあって、
何を想っていたか私自身のことも含め
ここに書くことは避けるが、

それが本当であるか本当でないかとかそういう話でなく
ちゃんと前を向いて生きようと強く思えた瞬間でもあった


結局、その方の計らいで自分自身のこともみてもらった
色々繋がること、
気付けが沢山あって終始驚くほど
「すべて、つながっている」


あれからずっと今も、大切な人がいなくなることの喪失感があまりにも辛くて、人と関わる時もあえて干渉しすぎないようにしていた


いつの間にかそれが自然になって、自分にとって大切な人(友人・恋人)をつくっていつか必ず訪れる別れがあるなら、最初からそういう関係をつくったり、深めたりしない方がいいなと思うようになった

自分が傷つかないように



でもマダガスカルで出会った同僚や子どもたち、
日本で教員として働いて見ていた生徒たち、
やっぱり自分にとって大切な人はできてしまう(笑)

本当は気になるし心配だし会いたいけど、
自分から誰かに連絡することはあまりできない、あまりというか全然(笑)

昔からの友達とか大学の時の友達もみんな
その人たちのおかげで、潰れずに済んだのに

自分の本心と行動がズレすぎてて、
まじで素直になったほうがいいと思う(笑)
でもできなそう(笑)
エジプトから2年後帰国して、
30代に突入したら変われるかなとか

でも会えなくてもみんな生きてるし、
SNSで幸せそうな姿を見れるだけで
ある程度満足してるし、
幸せ分けてもらってありがたいが募る


こんな記事を読んでくれてるのは、
どっかしらない人か
自分にとって大切で沢山支えてくれた友達なんだとも思う、この場で

ありがとう☺


話が逸れましたが、これまで死にそうになったことが何回もあったけど
「生かされてる」限り、

自分の人生を思いっきり楽しみながら

沢山の人の役に立ちたい

姉の分まで、2倍人にやさしくなりたい


「大丈夫」は、本当は大丈夫じゃない時も
おまじないのように言い聞かせれば
言霊として本当に「大丈夫」になると思ってる。


自分の心配事はだいたい起こらないし、
起こったとしても大したことないもん。


おわり☺


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?