見出し画像

蛇口をひねるときれいな水が出るのは、当たり前ではない

ここ数日、私の住む街、コロンビア・ボゴタでは
水に関する問題が深刻です。
以前の記事で書いた通り、
エルニーニョ現象により雨がほとんど降らず、
空気が乾燥していて暑いため、
森林火災が起こっています。
それによる水不足が懸念され、
水道局に当たるところがいろいろやっているようなのですが。

蛇口をひねると出てくるものは…

ちなみにここ3日連続、
ようやく雨が降ってくれているので
多少、水不足問題は解消されているのではと思います。

ところが別件で今起こっている問題が、
「蛇口から出る水が黄色い問題」。
水道局はあくまで
「色が変わっていても、水質に問題はない」
と言い張っているのですが、
ちょっと私には飲めません。

今朝、早朝の水の色
お昼前の水の色。だいぶマシになったので、このタイミングでシャワーを浴びました。

私の住んでいるところは汚れ具合がひどくて、
2日間シャワーを浴びられませんでした。
今日の朝、多少マシになったので
もうえいやっと浴びてしまったのですが、
それでもまだ少し黄色いです。

日本の偉大さを感じるとき

こういうときに、
日本ってすごいなあと思うのです。
みなさん、日本に住んでいて、
蛇口から黄色い水が出てきた経験、ありますか?
愛媛にあるという話の、
オレンジジュースの蛇口の話ではありませんよ。

私は東日本大震災も経験していますが、
黄色い水が出てきたことは一度もありません。
水道管の点検とか修理がある場合は
当然事前通告がありますし、
汚水が出るのも本当に一瞬。

この黄色い水問題、
いったいいつ良くなるのかがわかりません。
いつきれいな水が出てきて、
いつがきたないのかがわからないのも問題。
近所のお店からはミネラルウォーターが
売り切れつつあり、
飲み水に困らないかも不安です。

一体どうなることやら。
こういうとき、日本に帰りたくなりますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?