怪盗カルメン・サンディエゴの情報はどこだ!?

みなさん、90年代後半にNHK教育(現・Eテレ)で不定期に放送されていたアニメ「怪盗カルメン・サンディエゴ」をご存知でしょうか?
私もさほど覚えているわけではありませんが、強く印象に残っている作品な割に、情報があまり出てこないので、ここに記しておきます。

当時は、現在のようにネットもなく、デジタルテレビの番組表も無い時代のことですので、アニメの主体的な情報はよくわからないまま、テレビが流れるまま、番組を観ていました。

登場人物

カルメン・サンディエゴ(CV:一城みゆ希):赤いハットと赤いコートに身を包んだ黒髪ロングの大人の女性。多くの手下を抱え、世界を股に掛け、世界中の宝物やオーパーツ、歴史的建造物までも盗み出す。その目的は一貫してはいないが、盗んだものを組み合わせて発生する効果によって、世界を支配しようと考える。

C.H.I.E.F.(CV:江原正士):本部にて世界中の情報を統括するAI。アイビーとザックに司令を発する。本部など画面の中では銀ぶちメガネを掛けて金髪ソフトリーゼント風の髪型の男性の首だけの姿で緊迫気味な表情で喋る。
オープニングでは、「怪盗カルメン・サンディエゴはどこだ!?」と叫び、歌が始まる。

アイビー(CV:深見梨加):C.H.I.E.F.の情報と司令を頼りに、ワープ装置を使ってカルメンを捕まえ、計画を阻止しようと奮闘する少女。ザックと二人一組で活動する。

ザック(CV:高木渉):C.H.I.E.F.の情報と司令を頼りに、ワープ装置を使ってカルメンを捕まえ、計画を阻止しようと奮闘する少年。アイビーと二人一組で活動する。

ここまで書いて、改めてウィキペディアを眺めてみると、より詳細にキャラクターなどが書いてありましたので、申し訳ないことこの上ないですが、下記のウィキペディアをご覧ください。

私もウィキペディアを見て思い出しましたが、「プレーヤー」という存在がいました。

ウィキペディアによりますと、「コンピュータを操作し、C.H.I.E.F.を介してアイビーやザックにカルメンを追わせる。実写キャストだが作中では後ろ姿のみで登場し、演者はクレジットされていない。」となっています。

確かに、番組のオープニングテーマの後、実写の映像から始まりました。
 白い箱型のパソコンに向かう少年?の後ろ姿で、キーボードを叩きながら、パソコンの黒い画面が映り、そこに英語の文字が表示され、カルメンとプレーヤーとのチャット形式で会話が行われ、それを日本語字幕と声優さんの声で読まれていました。
 お互い勝ち気でつばぜり合いのような内容のやり取りで、オープニングだけでなく、アニメの途中や、エンディングでも流れました。

同じく思い出を持つ方が2009年に書いたブログがありました。その方がOPをYouTubeで探してくれていたので、そちらを記載します。

その他

NHKの番組タイムマシーン機能によりますと、1996年1月2日の朝9時40分から20分放送されていたようですね(NHK教育テレビの正月にもかかわらず通常営業の姿勢、恐れ入ります)。

放送期間を検索した結果、「怪盗カルメン・サンディエゴ」は、祝日や学校の長期休み期間に放送されていたみたいなので、その平日なのに休みというイレギュラー感から来る記憶定着なのだと考えました。
データベースで番組のサブタイトルだけは確認できるようです。気になっていた心当たりのある方はチェックしてみてください。

終わりに

権利関係で相当難しいでしょうが、もう一度あのアニメを観たいものです。NETFLIXのリメイク版ではなく、あの時のあのアニメをちゃんと観たいのです。生きてれば、再放送ありますでしょうか?

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