ミッシングリンクを求めて ―失われた言葉への旅―

言語と文献

 古代・中世の言語を分析する際、特に大きな問題となるのが資料の制約である。
 直接的な音声・会話記録が残っていないため、現代語とは違ったアプローチ(文献の重視や内的再建など)が欠かせない。
 だがさらに意識すべきなのは「人々が使った言葉のうち、文献として残っているのはごく一部でしかない」という事実だろう。

 現代日本人は幼少期より読み書きを習い、頻繁に文字を意識して育つ。
 しかし

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地理は面白い学問です

皆さんは「地理って何を勉強するの?」と聞かれたらどのように答えますか?

私が中学や高校で授業を担当した際、1回目の授業の冒頭で必ずこの質問を投げかけていました。「国・山・川の名前とか位置を覚えること」と答える人が多かったのですが、『最新地理学用語辞典』(2004)には次のように記載されています。

地表の自然・人文にわたる諸現象を、環境・地域・空間などの概念に基づいて解明しようとする学問

つま

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長久保赤水と江戸の地図

先日の茨城新聞に、このような記事が出ていました。

江戸時代の地図製作家、長久保赤水に関する記事。
彼の制作した地図の下絵や関連資料、そして書簡(手紙)などが発見されたそうです。

江戸時代の地図製作家と言うと、伊能忠敬

がやはり有名で、彼が制作した『大日本沿海輿地全図(以下、伊能図)』

が江戸時代を代表する地図…という印象を持つ方も多いと思います。

先日記事にしたシーボルト

が関連した「

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リクエストも募集しています!よろしくお願いします<m(__)m>
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納豆と照葉樹林文化をざっくりと

ちょっと体調がすぐれず、投稿をお休みしていました。
今日から少しずつ復活です!

さて、7月10日は、7(な)10(とう)…で「納豆の日」でした。
元は関西でつくられた記念日でしたが、今では全国納豆協同組合連合会が全国版の記念日にしています。

ところで、納豆は日本では極めてメジャーな発酵食品の一つ。
そこで、今回は納豆がどのように生まれたのかなど、納豆の歴史を追ってみたいと思います。

1、納豆

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ありがとうございます!今日が良い1日でありますように!
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地理は考える力を爆上げする!!

🔵東大生が断言!地理は「考える力」を爆上げする

⏺️なぜ東大生には「地理好き」が異常に多いのか

⏺️偏差値35から奇跡の東大合格を果たした西岡壱誠氏。

【ここから体験エピソード】

東大入試最大の壁は「全科目記述式」という試験形式だった。

「もともと、作文は『大嫌い』で『大の苦手』。

東大生がみんなやっている書き方に気づいた。

『大好き』で『大の得意』になり、東大にも合格することがで

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数学、理科、社会、英語90点以上とったのに国語だけ45点だった私は、読書をすることで85点とることに成功した✍️

こちらの記事を書こうと思った理由は、私が生徒だった頃に遡ります。

中学時代、私は学力テストで学年最下位でした。

私はヤンキーではなく、その辺にいるような普通の生徒です。

最下位をとること自体は不思議ではありません。

理由は簡単で、小学生の頃からずっと私は勉強嫌いだったからです。

両親が日本人で日本生まれ日本育ちなのに、なぜか日本語の言語運用能力が同級生より低かったです。

つまり、会話が

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私の記事をスキしていただいたあなたに送ります。スキ!
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2019/06/27 旅に生きる ~地形考⑤~

※皆さまからの投げ銭で旅をする企画です。今回その⑤で扱う神社の場所の記録をロストしました。調べて再編しますのでとりあえずの状態でUPいたします。

その① その② その③ その④

新潟県道55号線沿いを走ってしばらく裏道から49号線へアプローチをする。

越後平野は『神明宮・神明社』が多いのが地域的特徴らしい。

どうも『旅に生きる=神社』のようになってきたが(笑)地形に神社は関係がある。

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琵琶湖を地歴する

7月1日は「びわ湖(琵琶湖)の日」。
1980(昭和55)年7月1日に施行された「滋賀県琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例」にちなんで制定されました。

琵琶湖と言えば、日本最大の湖、そして環境問題に対する取り組みでも知られていますが、その成り立ちについては高校などでもあまり触れられることはありません。

というわけで今日は、琵琶湖について、地理と歴史の観点から見ていきたいと思います。

1、琵琶

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とても励みになります!次も頑張って書きたいと思います!
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人生で最初の記憶は、自分の街が洪水で沈んだ風景でした。
小4のときに二度目があり、今は校舎が建て替えられてます。
今だに、大雨や増水した川にはドキリとしますね。

どんなに文明を築こうが、自然には勝てません。
"この日常はある日突然崩れ去る"という感覚は、ずっと消えないでしょう。

特牛と及位

1、難読地名の快

人名と同じくらい、地名というものは歴史を背負っているものです。

佐藤さんの「藤」が、藤原氏からきていることは、だいぶ有名になりました。加藤さん、斎藤さん、伊藤さん…。いずれも藤原氏にルーツがあるとのこと。どんだけ日本中に広がったんだ、藤原氏。

地名もそうです。例えば北海道の札幌(さっぽろ)。札束の幌? バブリーな商人が一攫千金に成功してテントにお金を積み上げたのか? と思い

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