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「自分ならできる」と思うために

こんにちは。気功師の佐伯です。

セルフヒーリングで髪の毛を増やしたい場合、「自分ならできる」と心の底から思わなければいけません。

いえ、どんな分野でも成果を得たいなら、「できない理由」を考えるのはNGですね。

さて、「自分ならできる」と思うプロセスについてです。

  1.  根拠なく「自分ならできる」と思う

  2.  「できない理由」をひとつずつ潰す

1は乱暴なようですが、何事においてもスタートの反応が良くなるので「最も望ましい方法」として覚えておいてください。

ゴールが大きくなるほど、課題が大きいほど、さまざまなことに取り組む必要が出てきますが、その出足を良くするための考え方です。


そして、前回の失敗を引き摺らない考え方でもあります。

と言われると、非常に難しそうな考え方に聞こえますが、記憶を振り返ると意外と実践できていた自分が見えてくるものです。

では、この考え方を自分の肝に銘じる方法を見ていきましょう。


まず初めに、気功やヒーリングの大前提をお伝えします。

心の底からワクワクしながら「よし、髪を生やすぞ」と思って手から気を出してください。

(※もちろん、そのほかのテーマでも同じことです)

根拠なく「自分ならできる」と思い、延々と取り組み続けられる心理状態がワクワクしているときです。


公園で夢中で遊ぶ子どものように、あるいはゲームに夢中になる子どものように、気を流してください。

もしかしてそんな自分の姿を想像できませんか?

だとすると、だいぶ感情の力が枯れてしまっています。


子どもの頃に、石や葉っぱやどんぐりを拾って喜んでいたときのことを思い返してみると良いですよ。

きれいな石を探して持ち帰ったことはなかったですか?

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形の良いどんぐりを集めたりしませんでしたか?

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大人の視点だと、石ころやどんぐりに金銭的価値を感じられないので、無価値なものだと切り捨ててしまうかもしれません。

周囲の人と価値観を共有し、共通化したからそう感じるわけです。


しかし、子どもの頃の価値の基準は共通化前の「自分だけが心から良いと感じること」です。

誰もが自分で物の価値や基準を決め、心の底から楽しさを味わっていました。

ストレートに行動に直結する欲求の感覚は、未就学児の年齢の頃の記憶をたどってみれば出てくるはずです。


人は、親や周囲の大人の意向、集団生活内での精神的なヒエラルキーによって、生存のために個性を消す選択をしがちです。

もしかしたら自分の得意分野なのかもしれないのに、なぜか周囲に気を使って自分の主張を取り下げたこともあるでしょう。


自分が良いと思っていることを、「私は興味ないから」と切り捨てられることは誰にでもショックなことです。

その結果「自分だけが良いと感じる価値基準」を捨ててしまうのでしょう。

それを踏まえると、他者の影響を受けていない欲求や基準は、幼少時代まで遡らないと見つからないかもしれません。

閑話休題。


さておき、幼少期の「欲求⇒即行動」の記憶を掘り起こすことができたら、何度でも思い出せるようにどんな状況だったかメモしてください。


繰り返しますが、「やりたい」「欲しい」と心から感じて、ストレートに行動に直結する欲求の感覚です。


「手に入れる必要があるのか?」とネガティブな問いなど一切持たずに動いていた感覚でもあります。

これが大人になった今も活きた感覚として使えている人が「根拠なく自分ならできる」と思えるのです。


実はこれ、「できない理由を潰す」方法のひとつでもあります。

「やりたい」が先行すれば、「できない理由」は自然と消えてしまいます。

コインの裏表の関係といって、表面が見えているときは、裏面が隠れてくれるのです。


もしかして「やりたいけど、できないと思うことだってあるじゃないか」って言いたいですか?

それは心の中で裏面の「できない」を見ているだけです。

きちんとコインをイメージしてみましょう。

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「やりたい」の面が表を向いているコインを、しっかり目にも脳裏にも心にも焼き付けていきましょう。


ひとまず、幼少期の自分がのめり込んでいたことを思い出すところから始めてみてください。

純粋なwant toの力とは何だったのか、改めて理解できるでしょう。


これ以外の「できない理由」の潰し方は、もちろん情報収集です。

髪の毛へのセルフヒーリングならば、こちらの記事でも取り上げたとおり「遮那」を実践した方が良いです。

「知らないことを減らしていく」と考えてみましょう。

髪ならば、「毛量豊かで元気で健康的な頭皮」がいったいどんな状態なのかを確かめていくということです。

どんな肌色で、質感で、ライトが当たったときにどう見えるか、日光のもとではどう見えるか…

「毛量豊かで元気で健康的な頭皮」についての五感情報をひとつひとつ確かめていくだけです。


さて、理想の状態をイメージしようとしても、どうしても「今のマイナスな自分」のことが出てきてしまう場合はこうしましょう。

  •  「自分が」を取り外す

  •  「自分の」を取り外す

まずは理想のイメージを、無理せず頑張らずに思い描ける状態にすることが先決です。

理想をイメージしたのであれば、今の自分の状況と大きく異なるのは当たり前で、ゆえに心理的な反発も大きいのです。


客観的な事実として、「理想の状態とはこんな五感情報です」と説明するつもりでイメージを作りましょう。

例えば、YouTubeにはスカルプケアや頭部のマッサージ動画があります。

中にはスコープで頭皮と髪の根元を映している映像も出てきます。

施術を受けているモデルの方々は、元気で健康的な人が多いでしょう。

まさしく「毛量豊かで元気で健康的な頭皮」であり、毛量豊かな髪にとっての「あるべき頭皮の姿」です。


よく見て、観察して、想像する。

そして、想像の中でそっと指や手で触れるイメージをしてみる。

丹念に念入りに観察しておけば、脳内で想像するのは楽勝です。


イメージがあいまいなままで気を流すと、自分が何をしているのかがだんだんわからなくなっていくものです。

何も準備せずに試験に挑むのと、入念な準備をしたうえで試験に挑むのでは、どちらの方が安心して取り組めるでしょうか?

そして、どちらの方が「自分ならできる」と思えるでしょうか。


「知らないことが減る」というのは自信に直結するものです。

気功ではイメージ能力を発揮する必要がありますし、その意味でも「知らないことを減らす」ことが必須条件となります。

そして、そもそも踏み出す足が鈍らないように、根拠なく「自分ならできる」と思うことも同じくらい重要なのです。




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