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女として生まれたからにはSNIDELを着てみたい

自己肯定感を定期的に上げていく必要はあると思う。何しろ未婚30代は自信をつける機会よりも目減りさせる機会の方が圧倒的に多いので、とかく元気にしなければならない。そうしなければ、得意の空元気も出ないし、基本は元気なキャラで通っているので元気は出していかないと皆から期待されているパフォーマンスは出せない
恋人と会ったりスポーツを観たり、素敵な人と飲みに行けば元気になることもあるが、同時に落ち込むことだってある。だから、簡単に絶対に元気になる方法をちゃんと把握しておく必要がある

簡単なところだと、美容院。前髪カットは適当なところで済ませてしますが、カラーとパーマはちゃんとしたことろで行うことにしている。連休中には、ベージュのイヤリングカラーを入れて、髪色自体はほぼ黒(地毛とほぼ同じ色)に戻した。これが思った以上に今時っぽい感じになって、めちゃくちゃ気に入った。全体は地毛と同じ色なので、明るい髪色より手入れが少なくていいらしいのも良い。

次は、洋服である。色々な都合上、週の半分しかオフィスに出ていないのだが、新入社員もくるらしいしイケている先輩の風格を醸し出す服がほしい。あと、素材が安いものも安く見えてしまう。難題である。ユニクロ/GUが悪いわけではないが、全身それだと何となく気持ちが塞ぐ。しかし、全身を高級ブランドで武装すればよいというものでもない。新卒からここまでは上はシャツ、下はフレアスカートというスタイルで通してきたが、そろそろフォルムチェンジもしたい頃である。手足も長いので海外メーカーの服の方が似合うので、BANANA REPUBLICやBrooks brothersなどを今後も買っていこうと思うが、少し面白味もない
それと「着たいときに着たい服を着るのが吉」とは思うが、一方で「年相応」という言葉も正しいと思う。特にオフィスはそうだ。で、30代としてそろそろ着れなくなりそうなものに「モテ服」がある。所謂レースだったりフリルだったり花柄だったり、少しガーリーな要素のある服だと解釈している。そこで思い出すのが、タイトルにもつけたSNIDELである。正にモテ服の代表格。華奢で軽く巻いた、素敵な女子が着ているイメージだ。そして価格設定も買えるが沢山は買えない、といったところ(自分にとっては)だと考えてる。前述のアメリカメーカーの服もいいが、「ゆるふわ」は表現できない。こういったところのバランスは、日本のブランドが唯一無二であるポイントなのではないだろうか(無知ですが)

で、私はSNIDELが着たい。サイズ的にもカラー診断的にも私の為の服ではないことは分かっているが、一度はモテ服に袖を通してみたいという欲求を自分の中に見つけている。もう恋人という人間がいるから、モテる必要はない。ただ、今この時に着ないと着る機会がない服を、今着たいという欲求だ。これは、卒業式で袴を着ておきたいと思うのと同じだと思う。何度も書くが、好きな時に好きな服を着ていいということは分かっているが、自分が似合うときに似合う服を着ておきたいと思う気持ちも自由だと思う。

ということで、webで見かけた服を探しにいったが、なぜか見つからない。移動途中であったので気の抜けた服装の為、イケている店員さんにも聞き辛い(こういう自意識が本当に邪魔)。あと、隣にいる恋人も暇そうで結局回れ右をしてしまった。別に気に入った服のあった、会社近くの店舗にもう一度行こうかな、なんてつらつらと考えている。今日も私は幸せなのかもしれないね。

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