副業が再び休業状態になっても、なんだかんだでバタバタとして、またもやしばらく間を空けてしまいました m(_ _)m

ところで、新コロ問題がここ日本でも、改めていよいよ深刻化してきましたね😨　このウィルスは冬場に強いとは、可能性として前々から囁かれていたものの、夏にはかなり落ち着いていたので、「この国における新コロは、そもそも最初に思っていたほど危ないものではなかったんだな。経済をこんなにボロボロにしちまって、ちょっと大袈裟に騒ぎすぎたんじゃなかろうか？」とさえ思い始めていたのに。むしろ当初よりも威力を増していて、早めに治療すれば助かるであろう人たちが、医療崩壊等により必要な治療を受けられず見殺しにされてしまうようなことすら起こり得る（あるいはすでに起こり始めている）状況です。

果たして今後どうなることやら😥

仕事問題やら何やら、この第三派によって影響を受ける事柄は色々ありますが、私個人的には、近々手術をする予定の旧友（←兵庫在住）の見舞いに行けないのが、目下最大の問題です。友人は元々ガン家系の一員で病気がちで、余命宣告されたこともある身の上。そのリミットとされていた時期をとうに過ぎてからの大手術だけに、これまで以上にリスクが高く、最悪の可能性も念頭においておかなければならない危うい状況です。滋賀在住の別の友人からは、「そんな事情なので、こんなときではあるけど自分は見舞いに行こうかと思っている。一緒に行かない？　うちの旦那は行っておいでと言ってくれたよ」と深刻な調子で誘いを受けました。後で私が、相方の前で「今会わなければ一生後悔するかも」と呟くと、こっちの相方も「お前がそう思うくらいなら、行くべきだ」との反応。

でもやはり、熟慮の末、私は行き控えることにしました。

傍から見れば望みの薄い手術のようでも、他ならぬ当人が強気でトライする気になっていて、生き抜く希望を充分に持っているのに、新コロのホットスポットと言って過言でないほど感染者数の多い大阪から、こんな時期にわざわざ見舞いに行って、もし自分が友人の希望を踏み潰すような結果を招いてしまったら、取り返しがつきませんから。（更に言えば、最悪のシミュレーションとして、その病院でクラスターが起きるような状況を自分が招いてしまう可能性もある。もしそうなったら、それはもはや殺人行為。責任を取りきれません。今はもう状況的に、「周りに白い目で見られたくないから」などという次元ではなくなっているのです。）

「後悔したくない」は、あくまでこちら側のエゴでしかない。後で自分がどう思うかより、今一番重要なのは、やはり友人に無事でいてもらうこと。少しでも長く、１日でも多く、同じ時代のこの世界に共に存在し続けてもらいたい。とにもかくにも生きていてほしい。その一点に尽きるのです。

だから私は会いに行かないという選択をしました。考えたくはないけれど、この選択により二度と友人に会えなくなる可能性もある。欧米的な表現をすれば、まさにソフィーズ・チョイスとも言うべき究極の選択ですが、本当に何日かの間、迷いに迷って考え抜き、熟慮の末に出した結論ですから、結果どうなっても私はもう後悔しないと、今ははっきりと言い切れます。

整骨院の先生の一人が、先日ふいに呟いた「今は会いたい人ほど会えないのが辛いですよね」という言葉が、頭の中で重く響いています。新コロ問題の長期化によって、ついに自分の身近にもこういう問題が起こり始めたか･･････と。（ちなみに、同整骨院の別の先生は、しばらく前に結婚されたのですが、当然式は挙げられず、新婚旅行も行けずじまい。代わりに Go to を使って、近場のホテルの最上階にスイートルームの予約をしていたんですが、これまた時期が悪くて Go to 休止の時期に当たってしまい、全額自己負担で行くハメになったのでした😥　こちらも踏んだり蹴ったりです。）

皆さんにとっても、友達との他愛のない立ち話にすら不安を覚えるやりにくい日常、里帰りもできない年末年始、毎年恒例だった忘年会すらできない12月、また人によっては、失業等による深刻な経済苦や周囲からの不当な差別･･･等々、色々色々色々と、立場の異なる他の人たちの目線からはわかりづらい数々の問題に直面していらっしゃるものとお察しします。

さて、前置きが長くなりましたが、身の周りの状況が目まぐるしく変化変容しながら世界を押し流していくこんな時だからこそ、振り回されるだけにならないよう充実させていきたい「おうち生活」。しばらく前に投稿した近況報告系の記事で触れた通り、私の場合は「おうち活け花」にハマっています💐　ただし、お花に関しちゃド素人な私ですから、大抵は文字通り、一輪挿しなどの花器にそのままお花を活けて眺めているだけだったりして、『活け花』や『フラワーアレンジメント』なんていう言葉からは程遠いものなんですけどね (^_^;)　桜じゃないけど、単に「おうちで花見」とでも表現した方がいいのかもしれません💦

そんなド素人な奴に目をつけられてしまった可愛そうなお花たち(笑)の中から、本日はヒガンバナ科のネリネという花の画像をご覧いただきます。
（私が毎年あちこちの公園・植物園で撮影してくるリコリス属の花々は、アルカロイド系の毒を含んでいるあの紅い彼岸花と同属なのですが、ネリネ属の方は、外見上はリコリスそっくりでありながら無毒であり、最近はブライダルブーケに使用されるなど、切り花としても人気があります。）

今年最初に購入して我が家に迎えたのが、この白いネリネです 👆　花持ちがよく売れ行きも見込めるカーネーションやケイトウやトルコ桔梗などは、近所のスーパーやホームセンターでもよく見かけるのですが、ネリネについては、徐々に人気が出てきたとは言え、まだまだ世ではマイナーな部類なので、取り扱っている花屋さんは数限られています。少なくともうちの近所では販売していないので、ネット通販で取り寄せることにしました。そしてそれを皮切りにお花の楽しさに目覚め、止まらなくなってしまった、という次第です (^-^;

皆さんもすでにご存じの通り（？）、私はこの通り 気が多くて多趣味な人間ですが、要は、凝り性なのに飽き性ではなく、一旦ハマるとその後も変らずずっと好きなため、趣味が増える一方で取り留めがなくなっていく、というのが実際のところです💧　お金も時間もかかって本業がおろそかになっていく様ばかり露呈しているようですが、一見直接的な関係はないこういう様々な実体験の中で培われた感性や意外な発見、解きほぐされていく思考といったものが、やがては物を書くことにも繋がっていくのだと、勝手に都合よく肯定しています（笑）　人生に無駄なことなどない。人様の文章を山ほど見て模倣したり、二次元の原稿を朝から晩まで睨み続けて、自分の脳ミソに働け働けと命じ続けてさえいれば、閃きが降りてきて自分の作品が書けるというものではなく、それぞれの人生を主体的に生きてこそ、形だけではない言霊の詰まった文字を綴れるようになるのです。

── と、何やら偉そうな物言いをしてしまいましたが、まあ半分は遊び人の言い訳みたいなもんですね（笑）　そういう側面も否定はしませんよ (^_^;)　はい、そうです。最近はひたすら遊んで暮らしています。副業はしばらく仕事がないし、マダニのひと刺しで体調を崩して以来、左脳がなかなか元の調子を取り戻せず、できることが限られているので、開きなおって思考オフのまま、子供のようにただ日々を楽しんでいます。初挑戦の下手くそなフラワーアレンジメントに明け暮れながら A^_^;)

さて、ちょっと話が逸れてしまいましたが、お花の話に戻りましょう、お花の話に💦　活け花初心者の私は、葉っぱのない長～い茎の先にボン！ とボリュームのある花を咲かせる頭でっかちなネリネを固定するため、周りに色々な花や葉物を活けて支えないと！ と思い、まずはこんな活け方をしてみました👆

はい。ご覧の通り、いわゆる下手の長糸通しみたいな仕上がりです😅　50センチを優に越える長さで届いたネリネを、初心者であるからこそ、ざっくりと短く切ることには抵抗があって、長～いままに使用してしまったのです。そしてそれを固定する支え役として、あれやこれやと山ほど他の花を購入してきて、やたらボリュームのあるワサワサとした花束に･････💧

何が問題かって、ここまでボリューム満点になってしまうと、一つ一つの花々の印象が残らなくなることです💦　ネリネが欲しくて購入したはずなのに、水を替える度に一旦崩してまた全体像を作り直して･･････という作業に毎日精一杯で、肝心のネリネをじっくり観賞する余裕がありませんでした💦

勿体ないことをしてしまいました😢　後から知ったことですが、水上がりをよくして花を長持ちさせるためにも、茎を短めに活けた方がいいとのことだし、来年はもう少し短くして、なるべくシンプルに活けようと思います😥

こちら👆は、同じ白いネリネを活かした別のアレンジ。日が経つにつれ、だんだん萎れて過疎ってきたので、アルストロメリアやカーネーションなどと高さを合わせて、すっきりさせてみました。

最初からこれぐらいの仕上がりにしておけば良かった、という気もしますね (^_^;)　これでもそこそこ高さがあるし。

他の花より比較的に元気で、束にして誤魔化さなくても良さそうなネリネは、別途一輪挿しに活けてみました（右はトルコ桔梗）👆

「一輪挿し」と言いつつ二輪活けているし、使用している花器も実は、ワインのボトルなんですけどね (;^_^A　以前このnote上で家呑みの話題に触れたときにも、チラと画像を載せたことのあるジョージア（グルジア）ワインです🍷　サイズ的にもデザイン的にも、この高さの花にちょうどいい壺だし、うちではすっかり花瓶扱いされています（笑）　ネリネを活けている左のブルーの壺にいたっては、控えの予備があと４本ぐらいありますしね。👈どんだけ呑んだんやヾ(-_-メ)

さて、こちらの花👆は、時期を待ってその後購入したネリネ第二弾で、ダイヤモンド・リリーと呼ばれている種です。

リリーと名がついてはいるけど、百合ではありません。これも同じくヒガンバナ科ネリネ属の花の一種です。先ほどの白と比べるとかなり小ぶりで、30㎝足らずの高さです。茎が細くてヒョロイので、取り扱いには少し神経を使いましたね。下手に揺さぶるとポキッと折れてしまいそうで･･･ 💦

ちなみに、最初の白いネリネは、これらダイヤモンド・リリーのもととなった光沢のないネリネでした。原種のネリネはどれも光沢がなく、それらを品種改良してキラキラに仕上げたのが、このダイヤモンド・リリーです。表皮細胞が不規則なため、ラメが入っているかのように光を乱反射して、文字通り宝石のような輝きを放つ花になったのです。（注：自ら発光しているわけではなく、あくまで反射ですから、暗い場所ではわかりませんが。）

私の不鮮明な画像では見づらいかもしれませんが、花びらがキラキラしているのがわかりますか？👆👇

･･････って、やっぱり写真じゃそこまで見えませんよね (;^_^A　気になる方は、いつか自分で購入するなり、植物園に見に行くなりしてみてください。10月後半から11月半ばぐらいまでが、ネリネの開花時期です。切り花よりも苗で販売していることの方が多いようですが。

ところで、余談ですが、この手の平サイズの小さい花器👆は、ラトビアから逆輸入したという陶器の一輪挿しです。何年か前に神戸の雑貨屋さんで見つけてきたものですが、残念ながらそのお店は今はありません。主に東欧からのインテリアを扱うこだわりのお店で、お気に入りスポットだったんですけどね。残念です😞

こちら👆はなんと、花瓶ではなくギネスのグラスに活けたアレンジ。さながらフラワーパフェ🍧ですね💧　ポイントの白いトルコ桔梗が、生クリームっぽくて美味しそうです（笑）

背後にある陶器のボトルにもご注目！　これも実はグルジアワインの壺なんですが、「こんな壺にお花を活けてみたい！」という一心で、最近一目惚れして購入してしまったものです（笑）　いわゆるパケ買いですね。この時点ではまだ中身が残っていたので、ダイヤモンド・リリーは活けることができませんでしたけどね。（← そもそも高さのある壺なので、30㎝足らずの花では活けられないし。）その後購入した別の花々を活けて、今は花瓶として大活躍しているところなので、日を改めてまた後ほど披露いたします。

こちら👆は、凛とした長～い茎が特徴だったネリネ（光沢のない原種の方）を、思い切り短くして活けたもの。実は、最初の白いネリネは非常に状態のいい新鮮なものが届いて、大いに満足だったのですが、後で小ぶりのダイヤモンド・リリーたちと一緒に購入したこのピンクのネリネは、配送の段階で何らかの衝撃を受けたらしく、残念ながら最初から傷んでしまっていました💧　茎の上部が損傷して、半数近くが首折れしていたのです (-_-;)　なので、こういう生首のような活け方をする以外に選択肢がありませんでした。

さながらお花丼🍚という感じですね😥

でも、この状態で一週間近くも咲き続けてくれました。大した生命力です。

そしてそして！　ハイライトはこちら！！👆　一見彼岸花そのもののようなこの赤いダイヤモンド・リリーです。

私はこれが欲しくて、通販サイトの更新情報を毎日小まめにチェックし、まだかまだかと販売開始の時を待ち構えていたのです。

やっと手に入れた！＼(^ ^)／
今年一番の収穫でしたね👍

待った甲斐あって、息を呑むほどの美しさでしたよ✨
写真では伝えきれませんが、ただキラキラしているだけではなく、その輝き自体が黄金色っぽく色付いて見えたり、サーモンピンク系の輝きに見えたりと、同じ照明のもとでも、他のダイヤモンド・リリーとは違った神秘的な輝きに見えるのです。小さいのに存在感抜群で、何時間見つめていても飽きない格別の美しさ。

まさに、生きた宝石です😍💎✨

おまけにこの紅いダイヤモンド・リリーだけは、えもいわれぬ甘い香りを放っていました。（他のダイヤモンド・リリーや原種のネリネは、ほぼ無臭、あるいは野の草のような匂いがして、正直あまり良い香りではありませんでした(^_^;)　類似のリコリスも無臭です。）　自分が蝶なら、周りに何種類花があっても、迷わずこの花に吸い付くだろうなと思うくらい、魅惑的で美味しそう～な蜜の香りがするんです🦋😋💖

愛でて良し、嗅いで良し。
改めて心底から惚れ直しましたね😍
やっぱり好きです、この花が！！
後にも先にも、これ以上のものは見つけられないかもしれないと思うほど、首ったけ！💖👍

･･････と、まあ、そんなこんなで、どっぷりとハマッてしまっているお花の数々から、まずはイチオシのネリネ（including ダイヤモンド・リリー）のご紹介でした～💐　今日はちょうどクリスマスイブなので、私からのプレゼント画像ですね🎄🎁

では最後に、近場の鶴見緑地公園（元花博）にある咲くやこの花館で撮影してきたダイヤモンド・リリーの画像をご覧いただいて、この長～い記事の締めくくりといたします👆👇

いかがですか～？
やはり可愛らしいですね～☺️💕

ちなみに、おうち活け花の投稿は、今後もまだまだ続きます。薔薇やカーネーションやトルコ桔梗やチューリップなど、ネリネ以外にも色々挑戦中ですから、どうぞお楽しみに (^_-)