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ヒマラヤ便り26号 世界の中心から

ナマステ〜!今日のヒマラヤ便りは、世界の中心からお届けします!ヒンドゥやチベット密教、そしてヨガやアーユルヴェーダに興味を持って独学で研究中、目の前にやってきたさまざまな事象に、"Curious!"が発動する。理解の及ばぬことは、深遠なる智慧として受け入れよう。

このような、雪の住処を眺めていたら、野口晴哉先生の言葉が浮かんできた。

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まず自分から動くことだ。自分から出発することだ。しかしその意欲も、背骨が弱いと生じない。脊髄へ息を通すと自発的に動き出し、世界が為に一新する。この世にどんなことがおころうと、どんな時にもいつも楽々悠々息しつづけよう。そしてこの心ができた瞬間から、鳥は楽しくさえずり、花は嬉しそうに咲き、風は爽やかに吹きすぎる。雪は白く、空は蒼い。黒い雲のむこうはいつも蒼い。世界が変わったのではない。自分が変わったのである。自分が変われば世界は変わる。自分の世界の中心はあく迄も自分であり、自分以外の誰もが動かせないものなのだ。自分がこの心を持ち続ける限り、この世界は毫も変らない。何と楽しいことではないか。自分の欲する方向に心を向けさえすれば、欲する如く移り変わる。人生は素晴らしい。いつも新鮮だ。いつも活き活きしている。大きな息をしよう。背骨を伸ばそう。        野口晴哉
野口晴哉 1911-1976 日本の整体指導者で野口整体の創始者。12歳の時に関東大震災を体験し、焼け野原で苦しむ人たちに本能的に手をかざしたところ多くの人が回復、これをきっかけに治療家としての道を志す。古今東西の健康法や療術などを独自に探求し、15歳で道場を開き、愉気と活元運動を主体とした療術団体「自然健康保持会」を設立。「生き生きと生を全うする」ことを指針に据えた活動をする。治療理念の確立、諸療術の体系化を図る「整体操法」をまとめ、身体を通した人間の個性研究とも言える「体癖論」の基礎を完成させる。この頃から、病を治すことよりも人間本来の力を引き出して健康に導く自らの活動を「体育」と位置付け、「治療」を捨てることを決意。何かに頼ることなく自らの足で立つことを指導理念に掲げ、そうした健康観に基づく体育団体「社団法人整体協会」を設立。心と体を一として考える独自の人間研究、体癖をはじめ潜在意識の研究、子育て、教育などの分野にかけて多くの著作がある。



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