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クリエイティブについて本気出して考えてみたらファインディに辿り着いた話


こんにちは!

はじめまして!
デザインチームでコミュニケーションデザイナーをしてます、イケダと言います。2024年3月にジョインして1ヶ月ほど経ちましたが、毎日勉強中ながら楽しくクリエイティブやってます。
今回は入社エントリとして、僕がファインディへたどり着いた経緯をご紹介させてください!

自己紹介

デザイン系の専門学校を卒業後、グラフィックデザイナー/アートディレクターとして、紙・Webを問わず広告をつくってきました。

1社目:印刷・販促を強みとする総合広告制作会社
ここでグラフィックデザインやクリエイティブの基礎を築きました。 師匠となるクリエイティブディレクターの 「クリエイティブってのはすべてが愛なんだよ」 という教えのもと、主に紙媒体を中心に経験を積みました。

初めて世に出た広告は、新聞半5段、都内ホテルの秋のグルメフェア。見た目には小さいスペースでしたが、自分で書いたラフスケッチが広告となった実感で何倍も大きく見え、今でもその興奮は心に残っています。

ちなみに、この会社の商流は直クライアントと代理店が5:5ほど。直クライアント案件ではプレゼンを行うことも多くあり、手を動かす時間と同じくらい頭を動かしていたように思います。
一方、代理店案件では既決の企画による制作物がほとんどでした。新卒から5年半働いていましたが、もっとたくさんのアウトプットに触れてクリエイティビティを磨きたいと、転職をしました。

2社目:キービジュアル開発を強みとする広告制作会社
直クライアントと代理店が2:8ほどの商流で、複数の代理店と協働して紙/webを問わず制作していました。

様々な業種のクライアントワークに携わることができ、撮影準備からカンプ制作、フィニッシュワークまで一気通貫での制作を経験しました。

1社目はクリエイターとしての下半身を鍛える時期でしたが、ここでは上半身、クオリティと向き合うことになります。自分に足りないものを毎日痛感しながら、歯を食いしばってスキルを磨きました。そうして力こぶがようやく膨らんできた頃、自分にとってのクリエイティブの意義が変わりつつあることに気付き、2度目の転職を決めます。
しばらくフリーランスで働きつつ、次の会社をしっかり見定める時間をつくろうと決意しました。

青いキービジュアルをつくったり、
下北沢駅を白黒でジャックしたり、
渋谷駅を緑でジャックしたりする広告を一生懸命つくっていました

事業会社を目指したのは
クリエイティブの主語を変えたかったから

前職までは、商流や制作体制の影響もあって、環境としてはタフな部類だと感じていました。
今思えば、自分がコントロールできる部分(=仕事の取り組み方や私生活)とできない部分(=商流や環境)の切り分けができなくなっていたんだと思います。自分自身突きつめて考えてしまう性格も相まって、ものづくりへの意義がブレていました。忙しさを言い訳にして自分から逃げていたんです。笑

そんな中で30代に入り、結婚したことで僕の価値観が変わります。
ある日の帰宅後、妻の寝顔を見てふと「誰のために働いているのか」と思う夜がありました。僕にとって働くこととは、「食う・寝る・遊ぶ」と同じレイヤーにあり、だからこそもっとナチュラルな気持ちで働きたい。家族のためにも、ものづくりを楽しめる自分でいたいと思いました。
これはライフステージが変わらなければ、考えていなかったことかもしれません。

長く、深く、寄り添えるクリエイティブに関わりたい
これまで「クライアントが喜んでくれる広告以上に良い広告は無い」と信じてきましたが、日々のクライアントワークはどうしても長期的な付き合いをしていくのは難しく、制作物の成果が見えにくい環境でもあったので、誰のためのクリエイティブなのかがわからなくなる時期がありました。そうした背景から「クライアントのため」から「自分たちの事業のため」へ、主語を変えた長期的なものづくりに携われる事業会社に興味を持ちました。

そしてファインディへ

なんだかクサい話ばかりですが、そんな感じで働く価値観と、クリエイティブの趣向が変わったタイミングが重なり、転職を決めました。とはいっても事業会社も千差万別。長期的かつ楽しくクリエイティブができる環境を転職軸として探していたところ、ファインディと出会ったんです。

ポイント①事業の成熟とともに自分が成長できる環境

ブランディングがまだ定まっておらず、ファインディという「人格」を今まさに探っているというフェーズが大きな魅力でした。ユーザーと伴走するために、どんな語り口で寄り添うのか。事業の歩みとともにリアルタイムで関わっていけるというやりがいは、今のフェーズだからこそ味わえると思っています。

ポイント②一緒に働きたいと思えるチーム

カジュアル面談でお会いした向さん(@osk_kamui)と、会話のテンポや空気感がフィットしたんです。「あ、この人、真面目な顔して不真面目なことを言う楽しそうな人だな」と。その後、CTO佐藤さんやチームメンバーとの面接を重ねても、その輪の中で働いているイメージがどんどん明確になっていきました。

こういうフィーリングって自分以外の人には眉唾なんですが、最後の一押しとなるのは、より心地の良いところ。それはデザインにおいても大事にしているポイントです。転職活動では30社ほど受けていたこともあって、よりその感覚を信じられました。それを裏付けるように、オファーレターで各面接担当者が丁寧にフィードバックをくださったことに感銘を受けましたね。

ここがすごいぜファインディ!

実際に入社してみると「こんな会社があるんだなぁ」と良いため息がこぼれるくらい、素敵なカルチャーがあるので、その一端をご紹介します。

あらゆるコミュニケーションにあふれた、思いやりとユーモア
ファインディはエンジニア・IT界隈だけでなく異業種からの転職もすごく多いんですね。それゆえか、Welcome!Join us!の機運がすごく強いんです。オンボーディングは丁寧だし、Slackのリアクションもマメだし、どこかクスッと笑えるやりとりがあちこちに溢れていて、これがバリューの体現なのか...!と。
そもそも会社におけるバリューの体現って、今まで実感が無かったのですが、環境は人がつくるって言葉があるように、会社全体を包む善的な空気感はみんなの共通意識から生まれていて、いい意味で自分を引っ張ってくれるんです。

"仕組み化"に見える、日々ブラッシュアップの姿勢
僕が所属するデザインチームは、日々たくさんの制作依頼をいただきます。締切が明確なものから、施策自体が相談ベースのものまで様々。
「この案件はどれくらいの緊急度か」「ふさわしいアウトプットは他にないか」「もっと連携してスピードアップできるmtgを組めないか」など、関わる人たちがより心地よく対応できるように、常にブラッシュアップを欠かしません。

どの会社も、限られたリソースで最大限の成果を生むためには交通整理が不可欠ですが、そのすり合わせを仕組み化して積極的に試行錯誤しています。

"共有力"に見える、クリエイターの言語化能力の高さ
優秀なクリエイターはアウトプットだけでなく、その言語化も長けているものですよね。その点でファインディはとても優秀なクリエイターばかり。ファインディらしいクリエイティブを追求する上で言語化は欠かせませんが、みんな丁寧な言葉でコミュニケーションしてくれるんです。これは入社して強く印象的だったことの一つでした。noteやオウンドメディアの充実度もその証拠です。

このように「仕組み化」と「共有力」が地続きになっているので、企業としての透明度を高めているのも大きな特徴。そもそもの不安や疑問点が少ないですし、何かあっても相談できる場がたくさん生まれているので、安心してタスクに集中できています。

最後に

ファインディには、挑戦を後押しするカルチャーがあります。
僕の役割は、ファインディらしい文脈とデザインを探りながら、エンジニアに寄り添うコミュニケーションを生み出していくこと。これまでの経験を武器にしてチームへ刺激を与えられるよう、僕自身も新たな挑戦を楽しんでいきます。

またね!



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